チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

これからおきること

2009-09-13 15:51:45 | 身近な出来事
学校の校庭を犬と散歩をしている時におきたことだった。

校庭といっても普通にイメージするようなサイズではなくとても大きい。何の目的かはわからない2000m以上もある直線の舗装路がここにはある。

空から空気を切り裂くような音が聞こえ、空を見上げるとそこには見慣れない飛行機が超低空で飛んでいた。そして一度私の見えるところから消えると、今度は舗装路に向かって飛んできているところが見えた。

ここに着陸しようとしている。
ここは空港の滑走路のような役目をするんだ。
期待は高度を下げ舗装路に迫ってくる。

ただ、ここには今着陸しようとしている機体を出迎えるようなものは誰もいないし、だいいちここは校庭だから、機体が着陸したあとに何ができるのか、何がおきるのかが全く想像がつかない。

機体はさらに舗装路に近づき、その姿がはっきりと見えるようになってきた。長さはたぶん40mくらい。旅客機だとしたら少し小さめのサイズ。

胴体が丸くはなく、角はないものの立方体の形状をしている。
旅客機のような長い翼はついておらず、戦闘機のような小ぶりの翼がついている。そしてエンジンは羽の下ではなく、後方についているようだ。

奇妙なことに気がついた。この機体は着陸だというのに着陸用の車輪を下ろしていない。足が出ない状態で強制着陸を行おうとしているようだ。

機体は高度を下げ車輪があれば地上についている状態まで降りている。そしてそれは私の目の前をまさに通過しようとしている。機体の姿がはっきり見えた。
機体は全体が銀色をしている。きらきら輝くような銀ではないけれど、金属を感じさせる銀色。そして中央部には赤と青の塗装部分がある。そしてそこには『CTC』という文字。

私がこれまで見た中でもっともこの機体に近いものはスペースシャトル。
でもサイズは一回り小さいように見えるし、機体のカラーリングや後方のエンジンの形状も少し違うように見える。
いやエンジンは後方にはついていない。エンジンがついていればそこに見えるべき熱による空気のゆがみが機体後方に見えない。機体はエンジンではない推進方法で飛んでいると感じた。
その時に、スペースシャトルのような機体から聞こえてくる音はエンジン音ではなく、空気を切り裂く音だけだと気がついた。

機体は私の目の前を通過した後も地面すれすれのところを飛行していた。そして舗装路の端に近づいていく。
舗装路の先には校舎が建っており、このままではぶつかると思った瞬間、機体は斜め上方に円弧を描くようなルートで上昇し校舎すれすれに飛んでいった。

これまでに見たことがないような飛行方法。

機体はそのまま校庭の東の方向にある山の方へと飛んでいった。
私は今目の前で見たものがなんだかわからず呆然とその場に立っていた。

大きなサイレンの音で我に返った。
校庭の切れ間から見える道路を校庭のほうに向かって一台の大型SUVがサイレンを鳴らしながら走ってくる。

我に返った私は、混乱した頭で今見たものがなんなのかを考えながら、どこに向かうともなく歩き始めた。と、その瞬間一人の大きな男が私の前に現れた。その男は白のポロシャツと紺の長いパンツをはいていた。どこにでもいるような男性。ただ、その服の印象から瞬間的にアメリカ人だと感じた。この男がかぶっていた白い野球帽も、私が彼をアメリカ人だとた感じた理由であった。

彼は英語で質問をしてきた。
彼の英語を聞きながら、彼がアメリカ人だと思った私の直感が正しいことを感じていた。
質問はシンプルなのもので、「あなたはここで何を見たのか?」と尋ねている。

注意してみると彼のポロシャツの左胸にはCTCという文字がグレーの斜字体でプリントされている。先ほどの機体にあった文字と同じもの。字体も同じだった。

私は瞬間的に見てはいけないものを見てしまったと感じた。私の身に何かの危険が迫っていることを感じた。そしてこの男は私に無邪気に質問をしているのではなく、私が見た何かのことを知っていて、その上で私に何らかの意図をもって質問していることを感じた。

私の頭は身に迫る危険を避けるための方法を、恐怖からの逃亡を思考していた。それと同時にこの瞬間をとても楽しみ、何かチャレンジをしてやろうと、何をやってやろうかと考えていた。

次の瞬間私は「機体に書かれていたCTCというのは何なのか?」「なぜあなたの胸にも同じ文字が書かれているのか?」と質問をしていた。
その質問で男の目つきが変わったことを感じた。

男は左を見た。そこにはアジア系の男性がたっていた。いつからそこにいたのか、私は全く彼の存在に気がついていなかった。私は彼を見た。彼は日本人だと直感的に感じた。細身の男性で背が高い。私の目の前にいるアメリカ人ほどではないにしても日本人としてはかなり背が高い男性であった。
彼は右手にアタッシュケースのようなものをかかえていた。私の言葉を聞いてアメリカ人が彼に何か合図を送ったようで、日本人はアタッシュケースを開けてそこから何かを取り出してきた。

それは注射器だった。中には黄色い液体が入っている。

私は気づいていた。私は見てはいけないものを見てしまい、そのために何かの処理を受けようとしていることを。殺そうとしているのではないと感じていたものの、この黄色い液体が体の中に入ると、その後は少なくともさっきこの校庭で見たスペースシャトルのような機体のことや、そして今私の前に立っているアメリカ人と日本人のことも記憶から消え去っているのだろう。そして黄色い液体の注射をうたれたことも。

だまってそんなことはさせない。私のやることは決まっていた。逃げるだけ。

私は恐怖のような顔を浮かべた。それを見たアメリカ人は「観念したな」という微笑を口元に見せた。これらは一瞬の間に起きたこと、そして次の瞬間に私は手に持っていた犬の縄を放し、それと同時に右方向に走り始めた。

しかし私はすぐに日本人男性に手をつかまれた。彼らから逃げられると思ったのに、こんなにすぐに捕まえられることにがっかりした。捕まえられた恐怖心はなく、捕まったのは日ごろの運動不足のせいだろうと思い、そのことを悔やみ、これからはまじめにランニングをしようと思った。

男は黄色い液体の入った注射器を私のほうに向けてきた。さっき見たのもよりも注射器が太くなっていた。私が逃げたために大きなものに変更する理由ができたのかもしれない。これを打たれると死んでしまうのかもしれないと初めて思った。
そしてそんなことはさせないと私の中で始めて闘争心が沸いた。

その後何がおきたのかは正確に覚えていない。
ただ、私が放ったキックが彼の急所を確実に捉えたようだ。彼は倒れながら誤って黄色い液体を自分の方に吹き付けていた。

私は一目散に逃げた。幸いアメリカ人は追ってこなかった。

ここまでくれば安心というところに逃げたところで、私は近くにあった石のオブジェのようなものに腰掛けて考えていた。

地球人よりももっと進んだ地球外の文明とのコミュニケーションには何が必要なんだろう。私が学んだ1:1のコーチングやグループコーチングの知識やスキルがどれくらい役に立つんだろう。宇宙人とのコミュニケーションを考えたら、地球人どうしのコミュニケーションははるかに私にとってわかりやすいものだろうなと。

長くて鮮明な夢だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。