チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

9月12日

2009-09-13 04:15:04 | 何気ない時間
朝目覚めると9:20だった。
こんなことは珍しい。

何が珍しいかというと私は休みの日でも平日と同じように目覚めるほうだから、いつもの週末ならば6:30には起きている。昨日夕方に1週間ぶり以上でジムでトレーニングをしたから疲れたのかもしれない。そういえばジムに行く前からすでに疲れていた。だからきっといつも以上に疲れたのだろう。寝ぼけた頭でそんなことを考えていた。

次に10:00からソフトボールの練習があることを思い出し少しあわてた。でも、ソフトボールの練習は家の近くであることから朝ごはんを食べてシャワーを浴た。朝シャワーを浴びることは、たとえソフトボールの練習だからと、どちらにしろ汗をかくんだからといっても絶対にかかせない。これは私の朝の習慣。目覚めの儀式かな。

車で5分ほど走って練習場に約束の時間についた。

練習場の芝生の上に立った。芝生の上を流れる風は少しだけ冷たさをもっていて、それと同時に秋の気配も運んでいた。空を見上げた。空のほとんどは青空で、そこに申し訳なくある雲は、それでも秋の気配を伝えていた。たぶんこんな日を秋晴れの気持ちの良い一日と言うのだろうと思った。

先週の土曜日はノルウェーのオスロにいた。
オスロのこの日は雲ひとつない快晴で、9:30から始まるワークショップに参加する前に、宿泊したホテルからワークショップ会場までの道を少し遠回りしながらオスロ市内を散歩した。
オスロ中央駅から西に向かう歩行者道路を進み、途中右折してオスロ大学を通りぬけて少し北に向かった。オスロはノルウェーの首都。でもその街はヨーロッパの主要都市であるロンドン、パリ、ベルリン、マドリッドなどに比べてはるかに小さい。人口は60万人もいない。地図で見ればかなり距離がありそうに見える場所も歩いていくことができる。ロンドンやパリの地図を見て、歩いていこうと気楽に思った後で後悔するのとは逆。

街の建物はパリやウィーンを感じさせるような重厚な作りの建物が多い。私には建築様式についての知識がないので、何様式とかいう名前はわからない。いつのころの建物なのかも正確にはわからない。ただ、多分19世紀以降の建物だろうと、ノルウェーの歴史を頭の中に思い出しながら予想してみた。さすがに建物の一つ一つはパリに比べると全てが一回り以上小さい。人口の違いが影響するのだろう。

オスロ2日目のこの日、また少しオスロのことが好きになっている私を感じた。

オスロはとても優しい街だった。街そのものもそうだし、人もそう。

街はそのサイズが私にとってとても心地がいい。
私は大都市が好きではないと思う。私の住むドイツ デュッセルドルフも人口は60万人。以前住んでいたアントワープも60万人くらい。

このくらいのサイズの街には、東京やパリやロンドンのように全てがそろっているわけではない。でも必要なものは一応何でも手に入れることができる。それも都市の中をあちこち動き回らなくても、たいていの場合徒歩で歩ける範囲内で全ての用が足りる。とても便利な街。

そして東京で生活するように、周りの人の勢いに影響されて人ががんばりすぎることもないし、あまりに静かすぎる田舎の街で過ごす時のように元気をすいとられたり、充電モードになることもない。私が私らしく私のペースで過ごせるのがこんな中規模の街のように感じる。

オスロでは翌日の日曜日に国立美術館に行った。ここではムンクの数々の作品を見ることができる。ムンクと言えば『叫び』の絵しか知らなかったけれど、ここには他にも素晴らしい作品がいくつもあった。素晴らしい作品に感動をし、心が豊かになった気がした。昼の休憩時間に行ったのでゆっくりとは見られなかったけれど、行ってよかった。ムンクを紹介する本を自分自身のお土産として買った。因みに美術館の入場料はただ。物価の高さがオスロの弱点だけど、無料の美術館で少しバランスがとられた。

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