チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

なにかある

2007-05-23 05:32:14 | 何気ない時間
私の中になにかがある。

私自身がその正体を気付いているものもいくらかあるし、私自身が気付いているのか、気付いていないのかわからないものもそこにはある。

最初に気付くのはその場所。
ちょうど胸のあたりでその右側と左側にある。左側にあるものはとても熱くて勢いがある。

『いけいけどんどん』

熱くなって突き進む。進み出すともうまわりを振り返らずにとにかくどこか一定の方向に向かって進んでいく。コントロールがきいているんだろうか。きいていないんだろうか。恐らく自分自身ではもうコントロールはきいていないし、コントロールという言葉や機能がそこにはない。

最初はいろいろな価値判断があって、そこできめたことに突き進んでいる。それとは別に、感覚的なもので「これ!」と決めたところに突き進むこともある。そして一度進み出したらしばらくはとまらない。
それが私の胸の左側にあるもの。

私の右側にあるものは、様子を見ている。

「これでいいのかな...」「大丈夫かな...」と感じている。

自信ないという言葉はあまりぴったりとはこないが、そこには弱弱しい感覚がある。元気がないというかエネルギーレベルがよわいというか、死にそうな感じではなく、すごくそわそそわして心が小刻みに震えているかんじがして、それを弱弱しく感じている。ここではほとんどのことが自分自身で決められない気がする。

たとえ「絶対大丈夫だよ」と誰かに言われても「本当に大丈夫かな...」と感じている。その人のことを疑っているわけではないのだが、とにかく自信がないから何も確信が持てない感覚がある。

私の左側にある『いけいけどんどん』と右側にある『大丈夫かな』、どちらも私の中にあるはずなのに、一緒に表出することはない。『いけいけどんどん』がでていれば『大丈夫かな』はでない。逆もそう。『だいじょうぶかな』がでている時は『いけいけどんどん』はでてこない。

この二つがれが切り替わるときは、私はどこにもいない。『いけいけどんどん』にいた私が、あるときそこから消えてしまって、なにもない世界にうつった後、そこからしばらくして『いけいけどんどん』に戻ってくることもあれば、『大丈夫かな』にいったりする。

『いけいけどんどん』と『大丈夫かな』は私の胸の左と右、直線にたとえるとその左と右にあるもの。でもこの二つには共通するのものがある。それは、二つが同じものを見ているということ。どちら側にいても必ずこの共通するものを意識している。

意識の先にあるものはきっと私の『核』のような気がする。この『核』を『いけいけどんどん』も『大丈夫かな』も両方がみている。
その変化を感じとったときに、その『核』の変化を感じとったときに、私は何もない世界に入っていく。

『核』もまた私の体の中にある。それをみぞおちのあたりに感じる気きもしたが、いや違うそこだけではない。それはもっと大きなものだ。みぞおちのあたりに感じているのは『核』の上端で、核の本体はもっと下のほうにある。下端はおへそよりもまだ下の部分にある。

私の『核』は、みぞおちからおへその下の部分までの範囲にしっかりと存在している。

核は鉄球のように硬いものではなく、しなやかな筋肉のように柔軟で弾力性がある。しっかりとしたはりがある。あまり好きなイメージではないが、『核』は長州小力のおなかのようにはりがあって、形は球体に近いような気がする。

『核』は大きくなったり小さくなったりする。これが大きいときには大きなエネルギーを持っていて、小さいときには小さなエネルギーしかない。

そしてこのエネルギーは自分の中からうまれてくるものではない気がする。これは外と繋がっていて、外のエネルギーと作用して大きくなったり、小さくなったりしている。

大きなときには大きなエネルギー、小さなときには小さなエネルギー。

私はいつもなにかを待っている。きっと待っている。私の周囲でおきるなにかや私に向けられるなにかをいつも待っている。今気付いたことだが、私がいつも待っているなにかは、外からやってくるなにかで、外からやってきて私の『核』に作用する。それを待っている。外からの刺激は自分自身では作り出せそうで作り出せない。あくまでもそれは外にあるもの。

『核』は外からの刺激を受けてはじめて化学反応をおこす。

こうやって考えているのは、まるで私がいつもなにか外からの刺激を求めている、それがないと何もしない自分についての言い訳を考えているのではない。

今感じていること、今私のなかでおきていることを素直に感じて文章にしているだけ。

私をうごかすのは外からの刺激、私自身をいつも刺激するなにかに接していることが私のエネルギーを高めるんだ。そんなことに気がついた。