チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

京都のいいところ

2005-05-21 23:10:27 | ビジネスアイデア
 たまたま予約した御池通沿いのホテルに向かうため、地下鉄烏丸御池駅から地上に上がったとき、目を疑った。

 グレーを基調としたタイルが張られた広い歩道が伸び、その歩道沿いに落ち着きのある建物が続いている。新しさの中にも何か歴史を感じる通りがそこにあった。

 ホテルにチェツクインした後、嬉しくなって通りを歩きながら改めて御池通の変化に驚いた。

 数年前に京都駅が斬新なスタイルに生まれ変わった時は、その時も斬新さに圧倒されはしたものの「京都観光の玄関が新しくなった」程度にしか感じなかった。

 しかし、この御池通の変化は「京都が変わる」という印象を受けた。道路の変化は道路沿いの街を変え、人の流れを変え、都市の雰囲気を変える。そして御池通は京都の中央を走る通りということもあり、ここでの変化は郊外に道路ができるのとはわけが違う。

 過去の歴史にしがみついていた京都が、新たな歴史作りに動いている気がした。京都が変わろうとしていると感じた。

 歴史を守っていくことは大切なことだが、京都くらいの規模の都市になればそれだけでは不十分。歴史があるだけの街になり、街の魅力は次第に薄れていく。「一度行けばもういい」という街になる。

 古い歴史もあるし、それを壊さず調和のとれた京都の新しい魅力が必要だと思っていた。そこに行くと新たな変化があり発見があるというそんな街。歴史を守りながらも、新たな歴史を積み上げるような取組みが京都には求められていると感じていた。 

 京都のことを考えながら、私の住む広島の宮島のことを考えていた。宮島も京都が取組んだような歴史を守りながらも、新たな歴史を作り街の魅力を高める。そんな歴史を積み上げるような取組みが何かできないだろうかと。

ママの野望

2005-05-18 23:48:10 | ビジネスアイデア
 「昼間の商売で成功すること」

 ラウンジのリーダー(=ママ)のあいさんの野望を聞かせてもらった。

 「日本にまだ入っていない、魅力的な小物類やドレスをロスから仕入れて販売することを考えているの。アパレル関係のお客さんがいないので、何からはじめたらいいのかわからずまだ実現できていないけど、実現したいと思ってる。」

 夢を語るあいさんの顔は、艶があり美しさがいっそう増していた。

 夜の商売で成功することを考えていると、勝手に決め付けていた私は、ママの意外な答えにたいへん興味を持った。

 私は夢を聞かせてもらうことが好きだ。そして夢を生き生きと語る人に出会うと、私が何か手伝えることはないかといつも考える。

 そういえば以前流行っていたWebショッピングのサイトに、素人だけれどブランドを持つ女性達が海外で買ってきた商品を販売するものがあった。
女子大生やフライトアテンダント、お嬢様といったものがブランドだったと思う。

 ママがブランドの中に入っていたかは覚えていないが、ママも立派なブランドだと思う。

 ママが選んだお勧め小物類やドレスを販売するのもおもしろいかもしれない。
例えば男性を対象にして、夜のお店の女性に渡して喜ばれる小物類を販売する。他に夜のお店の初心者の女の子を対称にして、お店で受けるドレスを販売する。どちらもママの得意分野だと思う。

 ママが持っているものを見るセンスとともに、ママというブランドを活かすとおもしろいと思う。

 いろんなお店のママが選んだ商品を販売する商品もおもしろいかもしれない。店の紹介も入れて一石二鳥だ。

広島の朝市

2005-05-09 23:08:30 | ビジネスアイデア
 「新鮮さ好評、都心の日曜朝市 広島」 

 「やられた!」という感覚と「やった!」という感覚で少し興奮した。

 広島に朝市が欲しい、朝市を作りたいと4年前位から思っていた。広島県や中国経済産業局の方と会う機会を得たときには、この話をいつもしていた。半年ほど前に実験的な朝市が行われているのを見て、「これはいける!」とほぼ確信めいたものを持った。

 「やられた!」と思ったのは私自身が結局何も行動をおこせなかったこと。そして「やった!」と思ったのは私の感覚が正しかったことについてだ。

 7年前にヨーロッパに駐在していたころ仕事やプライベートで多くの都市をおとずれた。そして私がいつも立寄るのがその街の朝市だった。
ヨーロッパの街には必ずといっていいほど朝市がある。朝市では野菜、肉、魚、果物などの生鮮品を中心にその地域の特産品がたくさん売られている。朝市を眺めるとその土地に住む人々が普段何を食べているのかが見えてくるとともに、その都市の物価もだいたいわかる。

 朝市には季節感もある。そこで売られているものの殆どはその季節の産品。売られているものから季節感を感じ、それ以外にも朝市に立つ軽食屋の屋台の商品からも季節感を感じることができる。

 さらに朝市では普段の生活が見えるのも良い。朝市に着飾ってでかけてくる人は少ないから、その土地に住んでいる人が普段どんなものを着ているのかも見える。そこでの会話、たとえ言葉がわからなくても感覚的に人間のつながり方を感じとることができる。

 ヨーロッパから日本に帰ってくると日本の良さ、そのなかでも便利さについて強く感じる。大きなスーパーがあちこちにあり、それらは夜遅くまで空いている。24時間開いているスーパーもあり、1日中欲しいものが手に入る。

 しかし、はっきりいってスーパーでものを買うのはとてもつまらない。少し極端な言い方だが、朝買い物にいっても、夜買い物に行っても、夏買い物にいっても冬買い物に行ってもほとんど代わり映えしない。陳列やディスプレィで季節感の演出をしているところも多いが、見せ掛けの演出という感じを受ける。

 朝市のような季節感、それは朝市で売られている生鮮品であったり屋台の軽食であったり、さらには屋外の温度や香りであったり、そういったものから感じられる季節感には特別なものがある。これは屋内のスーパーでは決して真似はできない。

 さらに、朝市には人と人とのつながりがある。調理法を尋ねたり、どれが美味しそうか尋ねたり、少し値切ってみたりサービスしてもらったり。
 
 このような人と人とのつながりは、朝市ではなくても以前は街のあちこちの商店でみられた。それがスーパーマーケットを中心とした大規模店舗の影響を受け、淘汰されていき、このような人と人のつながりが街から消えていっている。 

 便利なスーパーの数が増えるごとに、その土地の特色がなくなり、人と人とのつながりを少なくし街をつまらなくしている。

 広島の朝市がこれからどうなるのかはわからないが、朝市はやり方次第では絶対に成功するし規模を大きくすることができる。ざっくり言うとショッピングセンターにあるテナットミックスやマーケティングミックス、イベント等の要素を持ち込む。

 アイデアはあるのだが、行動が伴わないのが本当に困ったものだ。

(写真は南仏エクサンプロヴァンスの夏の朝市)

野菜をムダにしない方法

2005-05-05 23:30:49 | ビジネスアイデア
 ビニールハウスには小松菜、水菜、サラダ菜、ほうれん草が大きく育っていた。

 久しぶりにやってきた兄の畑は新鮮な野菜で溢れていたが、この時期は育つのが早くて、種巻きのタイミングや量の調整がとても難しいらしい。畑には刈取ることができず大きく育った小松菜やサラダ菜がそのまま残されていた。

 サラダ菜なら30cmを超えるとその長さが規格外ということになり、市場にだすことすらできない。30cmを超える直前で刈取って、根に近い部分をはさみで綺麗に切りそろえ袋詰めした後に出荷するのだが、刈取った後の作業に手間と人手がかかるため、刈取り後の作業が間に合わないと思えば刈取りもおこなわないとのこと。

 刈取りを済ませ作業待ちの状態で冷蔵庫に入れておいても、毎日毎日収穫がある野菜の出荷作業を優先するため結局は冷蔵庫に入れっぱなしとなる。こうなると刈取ること自体がムダになるため刈取りを行わないとのこと。

 多少大きくなっても、適当なサイズのものに比べて味が落ちるわけでもない。実際大きく育ったサラダ菜や小松菜を持ち帰り知り合いに配ると、皆「新鮮で美味しい」と言ってくれる。
こんな野菜をそのまま捨てるようにしてしまうのはとてももったいない気がする。

 最近街でよく見かけるフレッシュジュースバーで小松菜ジュースが人気らしい。パイナップルやリンゴと一緒に小松菜をジューサーにかけたものだが、青臭さがあまり無く、一方でビタミンが豊富なため健康志向の若者や女性に飲まれているらしい。

 出荷作業ができず放置される兄の小松菜やサラダ菜も何かに簡単に加工できて、無駄なく使えればよいのだが、アイデアがうかばない。粉末状にして青汁のような加工品にでもできれば無駄がなくなるのに加え、兄の収入も増やす事ができて喜びが大きい。

日々の農作業に追われる兄に代わり私が考えられるとよいのだが、思うばかりで事が進まない。

ポップサーカス

2005-05-04 23:31:22 | ビジネスアイデア
 チケットをもらって仕方なく出かけたポップサーカスに心を動かされた。

 10年前に観にいった木下大サーカスやボリジョイサーカスはよく聞く名前だが、ポップサーカスという名前は聞いた事がない。子供だましのサーカスかと思っていた。それが、観難い席にも関わらず視線はステージに釘付けになり2時間がとても短く感じた。

 木下大サーカスのように象やライオンは出ないし、バイクで走り回るような豪快さはないが、自転車や空中ブランコの曲芸もあるし、大道芸人的なパフォーマンスや犬によるショー、ジャニーズジュニアのようなチームによるパフォーマンスなどもある。

 17基設置されたムービングライト等による照明効果や、音のいい音響の効果、さらには聴衆を巻き込む演出などの効果もあり、少し都会的でモダンなサーカスという印象を受けた。

 私のどこかに「サーカスは時代に取り残されたクラッシックなショービジネス」という考えがあったが、それが覆された。
やりかた次第では、他のショービジネスにはないとてもユニークなショービジネスにできる気がする。
 
 インターネットで調べてみると、「TDRにサーカス専用劇場 08年度開設へ」という今年4月のニュースにヒットした。
キックボクシングがK1になってブレイクしたようにサーカスも今後新たなブームを巻き起こすのだろうか。

 「時代遅れだ」とか思っているもののなかに、やり方次第では大きなビジネスになるネタが隠れているものまだいろいろあるのだろう。そんなものをぜひ探してみたい。

ヘアスタイリング&トータルコーディネートビジネス

2005-04-30 21:57:37 | ビジネスアイデア
 近所のお気に入りの散髪屋さんNew Sango BOASTには、ここ4年浮気もせずに通い続けている。

 私に似合ったスタイルにしたいという欲望は年々高まっているものの、髪の量の変化とともにヘアスタイルの自由度は年々着実に減りつつある。だからとにかくカットが上手な散髪屋さんが良い。
 
 New Sango BOASTの川田店長はそんなカットの上手な人だ。少し前までは細かい注文をお願いすることもあったが、最近は「1か月分切ってください」「前髪だけ少し長めで後は適当に切ってください」と言えばだいたいイメージ通りに仕上がる。

 川田店長の話だとこの店は男性の常連客が多いらしい。川田店長の腕に引かれてくる人も多いかもしれないが、そもそも男性は女性に比べて髪を切る店を頻繁には変えないようだ。その一方、女性は新しい店ができると、店の雰囲気がよければ一度試してみたいと思うようだ。

 「少しでも素敵になりたい」という欲望や変身願望とともに、可能性があればチャレンジしようという気持ちが女性は男性よりも高いのだろうと思う。

 でも男性も変身願望がないわけではない、少なくとも私は変身願望がある。ただリスクをとりたくないから無難なレベルの変身しかできない。

 これは私の持論だが、ヘアスタイルを変えると着るものもそれに合わせて変えた方が見栄えがする。ここに目をつけて変身願望のある男性を対象にした、ヘアカット&洋服のコーディネートを行うビジネスを以前考えていた。知り合いに意見を聞いてみたが地方都市ではあまりビジネスチャンスはなさそうなので、今のところ実現できていない。New

イベントマーケティング

2005-04-24 00:43:28 | ビジネスアイデア
 店の中央に置かれたステージの上では、たったいま車の購入契約を済ませたお客様と、その購入車両が並べられる。そしてプロの司会者が「この車を契約して満足しているか」「「どんなところが気に入ったのか」「この車でどこに行きたいか」など高価な買い物を行った直後の気持ちの高まりや、満足感を引き出す質問をお客様に投げかける。

 10分程度のこうしたやり取りを行った後、お客様はステージでルーレットを回し、その目が示したところに書いてある特別なプレゼントを受け取る。

 このような光景が一日中次から次へと繰り返され、この日のために用意されたお買い得価格の車が次々と購入されていく。会場の雰囲気を盛り上げるようなBGMに合わせて、司会者は車の魅力を訴え、そのお買い得感やとりわけ今日購入することのメリットを強調する。

 そしてこの場にいる人たちは、次から次にステージで紹介される購入客にも刺激され、「今日購入を決めること」に次第に巻き込まれていく。

 店内にある商談ブースでは、従業員総出で商談を行っているが、それでも人数が足りないため、従業員の家族も飲み物やカタログを運ぶ手伝いをし、家族も含めた従業員全員のチームワークで会場の盛り上がりを支えている。

 店舗の外には、食べ物や飲み物の屋台が並び、一部は無料で振舞われる。子供向けの遊具も置かれ、ピエロが風船で人形を作って配っている。ライブの演奏などもあり、音楽や飾りつけもお祭りムードを盛り上げている。

 このイベントは週末の2日間行われるが、それに向けて準備は2ヶ月以上前から始められる。
ステージの演出や段取りを決め、店内外のイベント内容や機材準備・設営を行い、さらには大量のお客様をイベントに集めるための告知活動の計画・準備・実施、そして購入契約にスムースにつなげるためにコンサルタントが入って店舗の全員が応対トレーニングまで受けるため、準備には多大な工数とお金がかかっている。

 これらを通じて、購入契約の目標を共有し、ともに達成に向けて取組む意思が生まれていくためチームワークもとれてくる。

 この手法をイベントマーケティングと呼んでいた。もう10年以上前のことだが、ドイツにいたころに何度かテスト的に実施し、成功を多くおさめた。

 一昨日に北海道で販売イベントを見ていて、忘れていたイベントマーケティングが思い出された。私自身日本の自動車販売イベントとして、このイベントを見たことはまだない。

 この手法には教育の視点も入っており、今時にあった面白いマーケティング手法だと思う。機会があれば一度試してみたい。

牛角で何ができるか

2005-04-16 18:25:14 | ビジネスアイデア
 家族で『牛角』に食事にいった。以前ほどではないが、今日も少し待たされた。一定数以上は予約はとらない店だから、予約がはいらなければとりあえず店にいくしかないが、いったん店まで来た客の携帯電話の番号を聞いて、場所が空けば電話で空をしらせる、要はその場で待っていなくてもよいというサービスを始めていた。

 これはこれで良いサービスで、サービス向上なのだが、いつも不思議に思うことがある。
店にはお客の座っていないテーブルがいくつもあること。テーブルが片付けられていなかったり、予約席なのか全く使われていなかったりというテーブルが全体の2割程度ある。

 この2割空いているテーブルをきっちりと廻せばさらにサービス向上につながると考える。

「従業員がサービスできない程度の人数を店にいれると、十分なサービスができなくなるため、逆にサービス向上にはつながらない」という人もいるかもしれない。
でもそれならば、従業員を増やせばいい。

「営業時間中常に一杯なわけではないし、お客様の入りを全て予測できない」という人もいるかもしれない。
それならば、お客様入りにあわせて柔軟に従業員の数を変動させる仕組みを考えたらいい。

「そんなことをしたらコスト増につながる」という人もいるかもしれない。
それならば、コスト増につながらない仕組みを考えたらいい。

 このようなことを全て考えてトライアルでやってみて、結果として今の2割の空テーブルがあるのならそれはそれで仕方ない。でもやっていないのなら、やったほうが良いのではないだろうか。

 私がオーナーだったら絶対にやる。
 従業員のアイデアを引き出して、自分達の力で何ができるのかを考えてみる。その結果できないのならできないで仕方がない。その時には、店にいるお客様のサービスをもっと高めるにはどうした良いかを考えてもらう。

 自分達ができることは何かをとことん考え、試してみて、店のサービスを高めるとともに、サービス能力の高い従業員のチームを作り上げる。

わざと難しく作る

2005-04-09 23:23:13 | ビジネスアイデア
 機械を設計する際に、わざと難しく作ることがあるという話を聞いた。

 目的は他の人に真似をされないようにするため。構造が複雑だと、その内容を模倣すにも、構造を理解するにも簡単には行いづらいからだそうだ。

 また、オリジナルな技術であっても、経済的な恩恵が極めて大きい場合をのぞき、あえて特許申請を行わないということもあるらしい。特許を申請することで、その内容が公開されることを恐れてこのように対応する。

 技術革新が激しく、それに伴い製品ライフサイクルがますます短くなっている状況、そして模倣が比較的容易に行えるという状況を踏まえて。オリジナルな技術という立場を少しでも長期間維持することが、会社の利益につながるという時代背景が背後にある。

 わざと難しく作ることは、「ムリ、ムラ、ムダはいけない」という著名な経営者の経営哲学とは反している。それでも競争上はやむを得ない状況になっているというのは、何かがおかしい気もする。

中国ビジネス

2005-04-02 23:15:41 | ビジネスアイデア
 中国ビジネスに力を入れている先輩からワクワクするような話を聞いた。
私の今の仕事がおもしろくなければ、すぐにでも「手伝いをさせて欲しい」とお願いしていたと思う。
成功する確率も高そうな気がするが、それよりもビジネスのダイナミック感、今の中国でしか味わえないようレア感がたまらない。

 この先輩と仕事をすることもとても面白いように感じている。リスクをリスクとも思わず、「チャンス」と思ったら抜群の行動力で可能性を拡げていく。何事も明るく前向きにとらえる人だから、本当は大変な苦労をしているのかもしれないが、苦労話しを聞いても悲壮感が全く無い、苦労さえも将来のかてに変えている。

 先輩が与えてくれたヒントや機会をどのように活かせるか今時点では漠然としかわかっていない。でも、今年私が起こしたい変化にどこかでつながってきそうな予感のようなものを感じる。

4月1日の決意

2005-04-01 23:51:19 | ビジネスアイデア
 4月1日が特別な意味を持つ日になったのは社会人になってから。厳密には18年前の3月31日のことだが、この日に現在の勤務先に入社した。それ以来4月1日は新しい1年のスタートの日として感じるようになった。「新年度にあたって」のような決意はないが、今日も多くの新入社員が入ってきたこともあり、身が引き締まる思いがした。

 振り返ってみれば18年もよく続いたものだと思う。入社に当たって思っていたことは海外に行きたいということそれだけ。海外の仕事がしたくて選んだ会社で、4年目から11年目まで希望がかなって海外駐在し、帰国してからは自分自身の目標のようなものを少し見失っていた。
半年くらいは海外にいたころの余韻をひきづった後、転職するか自分で仕事をはじめるにしても、またこのまま残るにしても自分自身のビジネス能力を伸ばす必要があると感じて、いろいろな能力開発に取組みはじめた。

 幸いにもいろいろな人の理解、協力や支援を得て、私自身がやりたいことを継続して取組むことができ、結果も残せたと思う。
一方でやればやるほどやりたいことが増えて行き、やりたいことに終わりはないとも感じる。今年もやりたいことがたくさんある。

 会社生活にとっても、私個人の生活にとっても大きな変化がおきそうな予感がする年、いや起こす年にしたいと思っている。 

 でも、4月1日の決意は本物感があまりないな。

六本木ヒルズ

2005-03-29 23:17:08 | ビジネスアイデア
 超一流と呼ばれる会社を3社訪問した。

 ビルを見て声にだして「おお~(驚き)」、建物に入って受付に行って心の中で「おお~美しい」、ミーティングルームに案内されて再び心の中で「おお~え~部屋」。

 さすがに超一流と呼ばれる企業はすごい。

 そこに働く人たちも皆すごそうに見える。どこか自分自身が引け目を感じているような気がした。何に対して感じているか?

 超一流企業に勤めていること? 確かに彼らは超一流企業につとめている。

 給与? 超一流企業だからたくさんもらっているだろう。

 頭のよさ? 超一流企業だから頭の良い人はたくさんいるだろう。

 美しいもの、凄いものにかこまれていること? 見たとおり確かに囲まれている。

 東京で働いていること? これも事実。

 引け目は感じるが決して羨ましいとは感じない。変わって欲しいとも全く思わない。熱いものも感じない。

 最後に訪問した企業の20階の会議室を出る時に窓から六本木ヒルズが見えた。あそこには楽天の三木谷社長やライブドアの堀江社長、他にもいろいろなベンチャー企業が入っている。

このビルを見ていると気持ちが熱くなってきた。