チャレンジ

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野菜をムダにしない方法

2005-05-05 23:30:49 | ビジネスアイデア
 ビニールハウスには小松菜、水菜、サラダ菜、ほうれん草が大きく育っていた。

 久しぶりにやってきた兄の畑は新鮮な野菜で溢れていたが、この時期は育つのが早くて、種巻きのタイミングや量の調整がとても難しいらしい。畑には刈取ることができず大きく育った小松菜やサラダ菜がそのまま残されていた。

 サラダ菜なら30cmを超えるとその長さが規格外ということになり、市場にだすことすらできない。30cmを超える直前で刈取って、根に近い部分をはさみで綺麗に切りそろえ袋詰めした後に出荷するのだが、刈取った後の作業に手間と人手がかかるため、刈取り後の作業が間に合わないと思えば刈取りもおこなわないとのこと。

 刈取りを済ませ作業待ちの状態で冷蔵庫に入れておいても、毎日毎日収穫がある野菜の出荷作業を優先するため結局は冷蔵庫に入れっぱなしとなる。こうなると刈取ること自体がムダになるため刈取りを行わないとのこと。

 多少大きくなっても、適当なサイズのものに比べて味が落ちるわけでもない。実際大きく育ったサラダ菜や小松菜を持ち帰り知り合いに配ると、皆「新鮮で美味しい」と言ってくれる。
こんな野菜をそのまま捨てるようにしてしまうのはとてももったいない気がする。

 最近街でよく見かけるフレッシュジュースバーで小松菜ジュースが人気らしい。パイナップルやリンゴと一緒に小松菜をジューサーにかけたものだが、青臭さがあまり無く、一方でビタミンが豊富なため健康志向の若者や女性に飲まれているらしい。

 出荷作業ができず放置される兄の小松菜やサラダ菜も何かに簡単に加工できて、無駄なく使えればよいのだが、アイデアがうかばない。粉末状にして青汁のような加工品にでもできれば無駄がなくなるのに加え、兄の収入も増やす事ができて喜びが大きい。

日々の農作業に追われる兄に代わり私が考えられるとよいのだが、思うばかりで事が進まない。

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