チームゆきゆきのランニングレポート

おじさんランナーの日々の"楽走"トレーニング日誌

東京マラソン 膝の痛みに耐えて何とか4時間09分で完走

2010年02月28日 19時27分56秒 | 大会参加報告

待ちに待った私にとっての2回目の東京マラソンは冷たい雨の降るなかでの開催となりました。

40分待ちのスタート地点では、手袋とシューズが濡れて思わず走りだしたくなるほどの寒さでした。

当初、ビニール袋をかぶるか、100均で買ってきたレインコートにするか悩んだのですが、気温でレインコートを選んだのが正解でした。

(腕まで濡れていたら走り出す前にリタイヤだったかも知れません。結局ゴールまで脱ぐことはできませんでした。救護所では防寒具をつけてないランナーが低体温症で次々に震えながら収容車に乗っていくのを見ました。)

17km付近で発生した左太腿裏の痙攣、そしてこれが原因と思われる22km付近からの左膝の抜ける感覚から移行した痛みは、一度はリタイヤを決意したほどでした。これまでレース終盤での右膝の痛みは何度でも経験があるのですが、左膝は初めての経験でした。

(恐らく原因は寒さから来る筋肉の収縮だったのではないかと思います。)

26kmと30km付近での家族の応援がなかったら25km付近でとっくにリタイヤを決めていました。

一旦は30kmの救護所でリタイヤを決意し、収容バスに乗るつもりだったのですが、5分ほど休憩するうちに膝は復活。

リタイアはする気になればいつでもできると、次の救護所までスロージョグで何とか頑張ってみることにしました。

次の32km地点の救護所でも考えること5分。膝の屈伸を繰り返すうちにここまで来たら後は歩いてでもゴールできると気持ちを切り替え、以降は1kmごとに膝の屈伸とトイレ休憩です。(本日は何とレース中都合6回も行ってしまいました。やっぱり寒かったのでしょう。)

本当に長い12kmでしたが、35km付近から雨が上がり陽も差し始めました。もう一度元気を振り絞り、やっとのことで完走。

これまで都合20回ほどフルを走っていますが、4時間を越えたのは今回が初めてです。

2002年4月に記録したかすみがうらでのワースト3時間43分を大きく更新してしまいました。

ただ、レース中、歩いていても痛かった左膝が、ゴール後痛みが嘘のように消えたのは一体何だったのでしょうか?

25-6km以降ジョグペースだったので身体にはほとんど疲労はありません。帰宅後もう一度ランニングにでも出かけられそうな雰囲気でした。

この気温と雨のなかにもかかわらず途切れることのない応援と数多くのボランティアの方々の献身的な心配りのおかげで無事に走り続けることができました。

そして何よりも家族の応援が力になりました。

記念すべき2回目の東京マラソンは残念ながらお天気とともに少々辛い結果となりましたが、これも「走った距離は裏切らない」の現れであることは間違いありません。

もう一度初心に帰って基本のトレーニングを積み上げ、必ずリベンジを果たしたいと思います。

私の完走を支えてくれた大会の運営関係者ほか関わったすべての方々に心から感謝の意を表したいと思います。

本当にありがとうございました。

本日の走行距離43km(今月の累計251km)

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