平成27年9月23日(水)
シルバーウィークの最終日
1泊2日で南アルプス・笊ヶ岳登山に出かけました。
ここのところ体力はすっかりなくなり、日帰りでは無理。
ゆっくりと山中泊で山登りを楽しもう。
と計画したのですが、重荷のせいもあって(言い訳)・・・・
厳しい登山となりました。
東京を早朝に出発し、6時前に現地到着。
老平の登山口にある駐車場には先客が1台。
重荷を背負って林道ゲートから歩き始めます。
トンネルを超えると谷の奥に布引山方面の景色が見えます。
林道を1時間弱歩くとここからが本当の登山道の始まり。
石垣の積まれた場所に来るとものさびしい廃屋があります。
かつては、山で生計を立て暮らしていた人がいたんでしょう。
それ以前より歴史を見てきた老木。
根元には信仰の石碑。
かなり手入れされている(と思っていた)登山道。
タケ沢に掛かる吊橋。
かなり揺れていやらしい。
落石だろうか?破壊された橋。
ここは、下に降り梯子で登り返します。
現役の???崩壊地。
雨が降っていたらとても通過する気にはなりません。
奥沢谷・広河原に到着。
この渡渉は、用意したサンダル(ひもで括り付ける)で問題なく渡ります。
ジャンプなど出来っこありませんから。
で、ここからが本格的な登りとなります。
山の神に到着しました。
もう、ヘロヘロです。
でも「行くっきゃないっしょ!」
伐採事業の名残でしょうか。
放置された機器類が残念です。
山深い森林帯を汗をかきかきひたすら登ります。
桧横手山到着。
山頂らしさは感じられない森の一角という感じ。
テントも一張、スペースあり。
もうバテバテです。
おにぎり2つを補給。
しかし力が湧く訳でもなく、休み休みの登りが続きます。
高度計を見てはがっかりの繰り返し。
ちょっと森から抜けた感じ。
ガイドブックによれば布引山の手前のガレ場。
おう、もうすぐ山頂だぞ。
そこまで行けば登らなくていいんだぞ。
一瞬ですが展望が開ける。
あれが笊ヶ岳か?
テンションが上がります。
疲れは取れませんが。
アルペン的な展望。
そこからほんのちょっとで布引山に到着。
ここは展望はありません。
今日のお宿を探そう。
山頂の隣に絶好のビバークサイト。
迷わずツェルト設営を準備。
立木とストックを利用して・・・・
今日のお宿が完成しました。
まだ日は高いのですが・・・・
燃料を補給することに。
ウインナーソテイを肴にして・・・・。
おっ!木々の間から富士山が見えるぞ。
こりゃ、最高だね。
明日の笊ヶ岳アタックに備えてお休みなさい。
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