以心社新刊(9月20日発刊予定)
評論集第二弾
来(きた)るべき詩学のために(二)
小林 稔
テーマ・ポエジーの泡立つところについて。
付・全国同人誌評2012.2~2013.4
本文約380ページ 定価3500円
3.11東日本大震災は、詩人たちの精神にどのような変革をもたらしつつあるか。直後の同人誌の詩を紹介。科学文明の急速な発展下に置き去りにされた哲学的問題。20世紀最後のピアニストの巨匠ミケランジェリのショパンをめぐる精神の彷徨。ポストモダンを超出するバタイユの思考。新体詩以降のこれからの日本の現代詩を、萩原朔太郎、金子光晴、西脇順三郎、鮎川信夫から辿る。アナロジーとしての哲学と神学は来るべき詩学に何を付与するのかを問う。
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