もうすぐゴールデンウィークですね
新学期も始まり、新生活に落ち着きが出てくる頃です
しかし、学習面では既に躓いている教科や単元がある生徒さんが出て来ています!
というのは、ある統計を観ると
英語に関して
1年生が英語を苦手と意識するのは年々前倒しになっているというものがあります
大概が中1の冬に苦手と感じるのではないかと私は思っていましたが
数年前は中1の夏に既に苦手・嫌いと感じている生徒さんが一般的になった
そして、この早い時期で苦手と感じる理由は
新指導とも関係しているように思います
英語学習は小学校で初頭英語を終わらせていると言う認識になり
中学では進みが早く、理解が追いつかないうちに次へ次へと進んでしまうのです
それ以外にも英語が苦手になるのが早まる理由があります
単語の量が増えた事によって、1年生は特に単語の暗記に慣れる前に既に大量の単語と向き合わなくては
ならないという現実があります
文法理解と単語暗記、どちらも不慣れな上にスピードが速いので
現在ではゴールデンウィークが過ぎた頃には苦手意識を持っている生徒さんもいるのです
中学の勉強で一番気をつけなくてはならない事は、『遅れをとってはいけない』という事です
学校のテストや成績を見てビックリ!
そこからスタート・・・
では、入試まで影響するのは目に見えています
なぜなら、中学での学習は3年まで新単元がびっしりと並び
取り戻しをする時間がないからです
難易度や傾向の変化が激しい近年の入試に必要な力を3年の後半で養う時間が奪われてしまいます
数学はどうかというと
これに関しては、もっと深いものがあります
中学1年生に小学生の四則計算をさせてみると、多くの場合忘れています
1年では計算が中心となりますから、小学生の計算の完成度が低ければ中学では躓くのは当然です
そこに正負の数が加えられたら・・・?
正答率は圧倒的に下がるのは想像のつく所ですね
また、文章からの立式が苦手なら
数学で平均点を取るのがやっとと言う状態になります
このように積み重ね教科が苦手になり、表面化されてから対策というのでは
時間も費用も余計にかかってしまいます
時間と費用だけでなく、本人の苦手意識の払拭にも多くの時間を使う事になり
良い事は何もありません
中学学習では遅れをとらない事、苦手意識が生まれる前に対策する事がなにより大切ですね
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