東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

受験生と冬期講習

2014-11-17 10:23:56 | 高校生さん

説明会を無事終了させて頂き、今週からは個人面談です

また、受験生のご家庭とは志望校に王手をかける冬期講習について

よくよく話し合いながら決定していこうと思います

 

総単元学習が終わっている受験生にとって冬期講習は非常に重要です

総復習と演習・そして難易度を上げた問題でスピードをつける訓練をします

最近書きましたが、「速く奇麗に正確に」を実践し結果を出す

この力をピークに持っていきます

そうした演習をこなし、過去問で実力を確認し志望校の問題傾向を意識しながら

何度でも復習を繰り返し本番に備えます

 

受験生以外の生徒さんはどうでしょう?

冬期講習だけでなく、長期休みにはいつも復習をメインにすべきだと私は思います

ただ、中学・高校2年生は違うでしょう

復習が4の割合で、予習が6くらいで進めるとベストです

それ以外の生徒さんは復習が6の予習が4

つまり、反対になるというイメージです

受験生は復習が10ですね!

中学2年・高校2年生の生徒さん達はあと半年ほどで総単元学習を終わらせる事を目標にしたい所です

その間も学校での定期考査や模試が頻繁に実施されますから

身近な目標としてそれらを確実にこなしていく必要もありますし

学年の中心として活躍する事もあり、本当に忙しい学年です

その忙しい学年期を過ごしている時にも、どれだけ基礎を固める学習をしてきたか

どれだけ身近な目標を設定し、それをクリアして来たか

が受験に大きく影響する事は間違いありません

 

ご家庭の考え方は様々ですから

「部活動が忙しいので今は勉強にそこまで・・」

と言う場合があります

そうした意見もあって良いと思うのですが、それなら受験期に”高望み”はせず

部活引退から頑張った力で行かれる高校や大学を目指す事が一番だと思います

1・2年生で「文武両道」を実践するには親御さんの”誘導”がやはり必要不可欠です

「今は勉強は後回し」という発想があるなら志望校はその時点でグンと下げる必要があります

 

部活動や委員会活動で忙しい傍ら、時間はあまり取れなくても

高い志を持って学習する習慣があれば、受験期になった時

志望校にいち早く近づける事は言うまでもありません

 

冬期講習は期間も短くお正月が間にあり学習にそれほど時間を使えませんが

だからといって「後回し」にするのではなく

行事と学習を平行させる工夫が必要でしょう

受験生にお正月休みはありません

私にとっては毎年の事ですが・・・

合格を見て初めてお休みがやってきます

 

数年前になりますが、ある中学受験生が冬期講習では

いつも顔が赤くなるほど集中して学習していました

顔つきも引き締まり、行動もシャープになりました

緊張感を持って過ごす時期がある事は人生経験においても素晴らしい事だと思います

 

受験せいさん、いよいよ大詰めです

気を引き締めて挑みましょうね!!

 



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