この夏、受験生の皆さんは猛勉強に励んでいる事でしょう
当教室の生徒さん達も同じです
高校入試と違い、大学入試は進路に迷っている時間は既にありません
とは言っても、志望校に届かなくては意味がないですね
志望校に届く実力を今の段階で付けられているのか?
というところも、高校入試とは違い既にある程度の結果が出せなくてはなりません
来週は模試もありますが、そこで結果を出す事はもちろんです
しかし、模試は結果が戻ってくるまで時間もかかり、早急な対応が出来ないので
塾内テストや授業前の小テストで現段階での進路判断を行います
このテストが半年後の入試にどう影響するのか?
と思われるかもしれません
昨日は受験生のみの1日特訓と中3生は塾内テストを実施しましたが
昨日の講師は今は役員となった元講師が担当しました
受験生全員と顔を合わせたのでこんな事を話してくれました
「今年に入ってから今日まで、自分はどれだけ伸びたか?を考えてみて下さい。
今は8月下旬です。入試までの半年の間に今年1月から8月まで伸ばせた学力以上の伸び幅を出せますか?
厳密に言えばセンター利用を考えている、センターが必須の人は更に残されている時間は少ない訳です。
8月までに伸ばした学力以上の伸びをわずか半年足らずで上回って伸ばせると思いますか?」
つまり、今年に入った時の偏差値を55だとして、今現在が60だったとすると偏差値を5上げた事になりますが
ここから半年で70に届くのか?という話です
生徒さん達は沈黙して聞いていましたが、それがなぜなのかは私にはわかりません
自分がどれだけ伸びたのかがわかっていないのか
入試まであと何日残っているかなど考えていたなかったのか
きっと受かるだろうと安易に考えていたのか
理由はわかりませんが、みんな真剣な目で何かを考えていました
来週行う塾内テストで、教科や内容を精査します
入試が近づくにつれ現実と向き合う厳しい日々が続きます
模試や塾内テストはこれから何度も実施されますが
入試は一度きりです
そこに向かって全力で準備していきましょう