東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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なぜ成績が悪いの?

2013-02-26 11:28:14 | 受験生さんへ

近隣中学では今週が期末テストです

先週土曜日は無料対策授業を実施しましまた。

 

都立高校受験においては内申は3年生になってからの成績ですが

私立高校では学校により1年生からの成績を見る場合もあります

3年間の中で「2」があると推薦入試は出来ない学校も多いですね

そのような事はあまり知りませんから「3年になったらちゃんとする」

位の気持ちの生徒さんやご家庭も多いかと思います。

また定期テストが返却され、その結果によりご家庭から叱られたりしている事が

多いですが、私の考えは少し違います。

 

学校の成績表=「学力の成績」ではなく

「授業態度・取り組み・学習に対する姿勢そして学力」

の総合評価です。正式には絶対評価と言われますよね

 

定期テストを作られる先生によっては

テストの内容に、これがどの分野の問題かを表記してくれている事もありますね

例えば

{論理的}1、

{表現力}2、

という感じです

そうして点数化され成績表になるのですが

そこでAとなっても、授業態度が良くないな・・積極的に参加していない・・とか

提出物が期限内に出ていない、小テストが取れていない、忘れ物があったなど

総合的に考えられオールAでも「4」となる事が近隣中学では多いように思います

 

つまり定期テストの点数にだけ目を向けてしまうと

「3」という結果になるのが普通でしょう

そうは言っても毎日お子さんの忘れ物をチェックし、授業態度を注意し・・・

とやってしまうのは多感傷ですね

お子さんの自立精神がそれでは育たなくなります

しかし、テストの結果に親が着目してしまうと子どもも

「そこだけ頑張れば怒られずに済む」という心理から普段の授業に身が入らない

という反動があってもおかしくはありません。

 

それらの問題があっても無くても、否応なく受験はやってきます!

来年の受験に向け、新3年生さん達がまずやるべき事は?

 

知識を豊富に蓄え、使いこなせるように練習を重ねる事が受験生の仕事ですが

その前に、準備が必要だと感じています。

「受験生の心構え」とでもいいましょうか

メンタルの問題が非常に大きく今後を左右する事は経験上常に思っている事です

社会背景が影響し、年々受験生には余計なトラブルが増えている様に感じます

またここまで「ゆとり」教育を受けてきた新3年生さんにとって

不利な受験である事は間違いありません。

小学生の頃から塾に通い学力を補ってきた生徒さんと、そうではない生徒さんとでは

基礎が圧倒的に違います。

 

ある先生がこんな事を書かれていました。

「勉強はお金と時間に余裕のある人に許されたレジャーだ」

残念ながら頷くしかありません。

中学生の親御さんは今の成績を見て一方的にお子さんを攻める事を

して欲しくないんです

ちょっと思い返して小学生の頃、勉強にどれほどの時間とお金を使ってきたかを

考えてみて欲しいのです。

もし、「小学低学年から塾に通っていたのに、今納得のいかない成績を持って帰ってきていますよ!」

と言った場合

塾任せで放置してきませんでしたか?その塾が本当にお子さんにしっかり目を向けて

指導してくれていましたか?

勉強は叱る為にあるのではありませんよね、お子さんを沢山褒めて行きましょう!

 

当教室でも小学生さんをお預かりしています

中学受験をされない生徒さん達は高校受験を見据えてお預かりしています。

長いスパンで考え焦らず怒らず、生徒さん自身が喜べる成績を取らせてあげたい。

その為にはせめて小学4年生になったら学校以外でも学習する環境

作ってあげて欲しいと思っています。



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