東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

ホームページへは「東京育伸会」で検索して下さい 。メールアドレスはikushin.sakuradai@gmail.comです。よろしくお願いします。 新規入塾生募集中!小・中・高校生の補習から受験までをご指導。 復習が鍵 まずは学年を超えても復習をしましょう!生徒さんとの日々の取組みや出来事を綴って行きます。多くの方にこのブログを購読頂き感謝しております。コメントのやり取りはございませんが、通塾くださっているご家庭からも感想を頂いており励みになっています。これからも楽しく真剣にブログを更新して参ります、よろしくお願いします。教室のホームページもあわせてご覧ください。*記事の無断転載禁止

食生活と学力

2012-03-06 01:32:42 | 学習法について
ネット社会になり、大変便利に大量の情報を手にする事が出来

私もおおいに利用させていただいています

ある先生が書いておられた内容に私の考えを含め

今日は食生活と学力の相関性について書いてみようと思います


長年、同じ年頃の生徒さんを教え続けている

学校の先生は勤続年数が長くなるほどに

その年代の特徴や嗜好等が情報処理されたデーターのように理解されていると思います。

その結果、「朝食を抜く、偏食、三角食べが出来ない」など

食事のとり方が学力に響いている(100%ではありません)傾向がある。

という見方をされていました。


私もそう思います。

昔から「朝食を抜く子は頭が良くならない」

「好き嫌いの多い子は対人関係においても同じ事が言える」

「三角食べが出来ない子は考え方が一辺倒になる」

そんな話を聞いたことがある方も多いかと思います。



しかし、今書いた書き方ではまるで食事の仕方がその子の性格を左右してしまうと言っている訳ですが

これに対して私の考えは少し違います。あくまで私の考え方ですが

逆にして考えると・・・

「頭が良くならない子は朝食を抜く」「対人関係がうまく作れない子は好き嫌いが多い」

「一辺倒な考え方の子は三角食べが出来ない」

となります。

つまり、その子の内面にあるものが結果として食生活に現れている。

と考える事も出来ますよね?

なので食生活を改善すれば頭が良くなるのか?

コミュニケーションを上手にとれるのか?

多面性のある思考力になるのか?

私はこれらを食事で改善できる効果はわずかだと思います。

直さなくて良いとは言っていません。直せるなら直した方が勿論いいですよ。

ただ、その効果を期待するなら・・です。



食生活で学力を改善したいなら、私の提案はこうなります。

朝食も夕食も(夕食は特に)家族が揃って食卓を囲み、楽しい話題を中心に会話を楽しむ。

食事が済んだら解散ではなくデザートなど食べなからジャンルを問わず様々な話題に触れ

皆で会話をする。

食事の仕方が問題なのではなく、「食環境」の方が問題なのだと思います。



一人でとる食事はどんなご馳走も味気ないだけではなく、研究の結果摂取される栄養も減るのだとか・・

家族と楽しく過ごした後は気分も良いですよね?“やる気”が出ます。

しかし、食事をしながら文句を言われると・・・・もう何もする気が無くなります。

「食育」が話題になって久しいですが

“一番大切なのはどんな気持ちでその食事を頂いたか”

という事だと、子どもを育てながら私自身が感じた事です。

みなさんはどう考えますか?