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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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自分を分析する力

2016-10-31 10:25:51 | 高校生さん

あっという間に11月がやってきます

受験生にとっては、どんなテストでも本気で挑み

成果を上げたいところですね

 

先日の土曜日は高3と浪人生が塾内テストを受けていました

それぞれの結果から、何が見えたでしょう?

これまで塾内で行って来たテストは、実はセンター問題より難しいとされている

問題集からの出題でした

それでも、理系の生徒さん達は1Aや英語は7割を超える勢いでの得点が当たり前になって来ています

とは言っても、まだ他の教科が足を引っ張りますから油断は出来ません

なかでも感心したある生徒さんについて少し話しましょう

だいぶ前のブログにも書いた事があったと思いますが、去年12月に受験をやっと意識し始め

浪人を決心して、1からスタートした生徒さんです

当時の偏差値は40を切っていたと思いますが、どうせやるなら目標は高く と自ら高い目標を設定しました

しかし、高校卒業の春はお友達との卒業旅行三昧で勉強どころではありませんでした

さまざまな壁を乗り越えながらも、何度も挫折しそうになった時もありました

生徒さんが会場へ出向き模試を受け始めたのは先月からです

焦りや迷いもありましたが、自ら設定した大学に夢を持ち今は毎日必死に勉強しています

今回の塾内テストでは英語・国語が6割に届き、大きな成果を出せたといえるでしょう

しかし、センターで使う教科は他にもあります

センターまであと2ヶ月半、間に合う事を願うばかりですが、主要教科で大きな躍進を遂げた事は

生徒さんの自信に繋がった事でしょう

なぜ、今回その2教科が飛躍したのか?と言う所ですが、それが今日のお題 自分を分析する力 です

 

今から約1ヶ月ほど前にこの生徒さんと学習法に付いて話をしていました

1日10時間を目標に学習していますが、自分にとって全ての必要教科を消化するのは厳しいという話が出ました

そして、頑張っても伸びていないように感じ焦りも生まれていました

それなら、文系にとっての主要教科である英語と国語、この二つを10月29日の塾内テストまで絞り込んで

学習したらどうか? という提案をしていました

本当に?本当にそこだけしかやらなくていい?と不安そうでしたが

偏差値40からのスタートです、それくらいの事をしなくては太刀打ちできないのではないか

という話をし、この1ヶ月をその2教科に絞った学習に切り替えたのです

これまで5割にも届かない結果を見て方を落とすばかりでしたが、今回は自信に繋がりましたね

これから1ヶ月は他の教科もカリキュラムに組み込み、全体の偏差値を上げて行きます

 

自分にとって、どんな学習法が合っているか?

問題を見て、どれくらい学習すれば自分は解けるようになるか?

そうした自己分析が出来るようになる事で、効率の良い学習法が見えてきます

ただ、与えられた問題をやみくもに解いていくのは非効率なのです

成績の伸びる子は、自己分析が得意であると同時に 自問自答 が出来ています

自分との対話ですね

例えば、学習カリキュラムを組む時に理想をまずは書いてみます

それを見ながら、いや、これでは自分の場合集中力が持たないな・・とか

これでは1週間もしたら投げ出すな・・など

自分を知っているのです、なので学習カリキュラムを考えられる生徒さんはより効率の良い方法を見つけ出し

継続する事によって結果がついてくるのです

 

センターまであと2ヶ月半です

12月末にはアウトプットを中心とした冬期合宿があります

テストの結果は大切ですが、今は一喜一憂する事無く、真摯に学習に取組んで下さいね!


現実を見つめる時期になりました

2016-08-26 15:19:40 | 高校生さん

当教室の大学受験生の皆さんには

厳しい叱咤激励が各講師から飛びました

 

それには理由があります

センターの願書提出まであと1ヶ月ほどになっているのです

この1ヶ月をただ勉強するだけの時間にしては後悔に繋がる

可能性もあります

 

この1ヶ月、センターを何に利用するのか

どの教科で利用するのか

そして、志望校は挑戦校は・・と真剣に考えて欲しいのです

ただ、自分の希望ばかりを考えてる時期ではありません

厳しい現実に目を向けなくてはならない時期です

 

今回、模試の予行演習として行った塾内テストを皮切りに

現実的な志望校とセンター利用校

等を絞っていく必要があります

 

今年の大学受験生達の傾向として

講師に頼りすぎている節があります

というのは、

今やっている授業の内容はよく理解し、アウトプットも出来るのですが

既に学習し終わっている単元等は下がっています

英語で例えてみましょう

文法を中心に授業していた頃は文法問題に特化して得点できていましたが

この夏は長文と英作文を中心にした所、文法が下がり始めています

他の教科でも同じ事が言えます

授業で行っている単元には強いけれど、既に終了している単元を落とし始めているのです

学習し終わった単元にまで、講師から課題や宿題を出されないと学習できないのでは

先に進めません

宿題や課題をこなすだけで1日が終わる量になってしまいますから

 

講師を頼りすぎている事で、また講師陣の面倒見が良すぎる事で

「自分で考える自分の受験」ではなくなっているのかもしれないと最近思い始めました

後半戦に向けて自立と

残り1ヶ月しかないセンター願書提出までに

「自分の意志で」志望校を決め、進む必要があります

 

「塾を利用しろ」

と講師は言います

利用、あくまでツールとして使うものであり、主体は自分であると言う事を忘れてはいけない

 

合格に向けた枠組みは正しく作られている

それを完成させるのはあくまで自分

 

様々な言葉で語りかけ、「自分の受験」であると言う事を

改めて認識してもらい、センター願書提出までに

自分を理解し

自分の意志を固めて欲しいと思っています

 

受験生のみなさん、そしてご家庭の皆さん

どうか、後悔しない受験期になるように

今を見つめ、時期を逃さないでくださいね

 

私も浪人生の母として、精一杯のサポートをしていく為に

気合いを入れています!!


進路判断テストを実施します

2016-08-21 14:39:29 | 高校生さん

この夏、受験生の皆さんは猛勉強に励んでいる事でしょう

当教室の生徒さん達も同じです

高校入試と違い、大学入試は進路に迷っている時間は既にありません

とは言っても、志望校に届かなくては意味がないですね

志望校に届く実力を今の段階で付けられているのか?

というところも、高校入試とは違い既にある程度の結果が出せなくてはなりません

来週は模試もありますが、そこで結果を出す事はもちろんです

しかし、模試は結果が戻ってくるまで時間もかかり、早急な対応が出来ないので

塾内テストや授業前の小テストで現段階での進路判断を行います

 

このテストが半年後の入試にどう影響するのか?

と思われるかもしれません

昨日は受験生のみの1日特訓と中3生は塾内テストを実施しましたが

昨日の講師は今は役員となった元講師が担当しました

受験生全員と顔を合わせたのでこんな事を話してくれました

「今年に入ってから今日まで、自分はどれだけ伸びたか?を考えてみて下さい。

今は8月下旬です。入試までの半年の間に今年1月から8月まで伸ばせた学力以上の伸び幅を出せますか?

厳密に言えばセンター利用を考えている、センターが必須の人は更に残されている時間は少ない訳です。

8月までに伸ばした学力以上の伸びをわずか半年足らずで上回って伸ばせると思いますか?」

 

つまり、今年に入った時の偏差値を55だとして、今現在が60だったとすると偏差値を5上げた事になりますが

ここから半年で70に届くのか?という話です

 

生徒さん達は沈黙して聞いていましたが、それがなぜなのかは私にはわかりません

自分がどれだけ伸びたのかがわかっていないのか

入試まであと何日残っているかなど考えていたなかったのか

きっと受かるだろうと安易に考えていたのか

理由はわかりませんが、みんな真剣な目で何かを考えていました

 

来週行う塾内テストで、教科や内容を精査します

入試が近づくにつれ現実と向き合う厳しい日々が続きます

模試や塾内テストはこれから何度も実施されますが

入試は一度きりです

そこに向かって全力で準備していきましょう

 


高校生達の小論文課題より

2016-03-03 11:21:16 | 高校生さん

入試に使われる小論文は、それぞれの大学の特色があり一辺倒にはいきません

しかし、基礎となる部分は同じです

小論文を書く上での決まりと豊かな発想力・表現力です

高校生の国語の授業とは別に、小論文を書く練習を行っていますので

今日はその高校生達の小論文課題についてご紹介します

 

私は文章を書く前に”マインドマップ”を作ってもらいます

お題を中心に問題点や利点などを枝葉のように広げて書いて行く

そこが一番大切だと思っています

文章の書き方は形があるので、このマインドマップでの発想や”気付き”が

もとになり、お題についてどう話を広げ、どうまとめるか

という流れの中での基本となります

この基本はどこの大学の問題にも必要となる”思考の土台”として傾向対策の前に

鍛えておく部分ですね

 

生徒さん達のマインドマップは実に様々で

枝葉を広げたつもりが、結局は同じ事しか書いていない事もあったり

全く想像ができない生徒さんもいますし

賛成意見・反対意見をしっかり広げているのに視野が狭い

逆に話が大きくてマップの時点で論点ズレをしている生徒さんもいます

一人一人と、マップの枝葉を

「どう広げて行けば良いのか」

「こんな事も考えられるんじゃない?」という話し合いをします

この話し合いをしていて思ったのは、このマップを作る時点で

ご家庭で親御さんとその事について話し合ってもらえればもっと豊かになるのではないか

ということ

文章を書くのではなく、発想を広げる段階ですから

多くの人の意見に触れ、感じる事で経験値を積む事が出来ます

経験豊かな大人との会話が一番良いというわけです

 

例えば以前にも触れたと思いますが「察しの文化」というお題がありました

察しとは日本特有の文化です

「察しの文化」についてあなたが思う事を書きなさい

という小論文でした

皆さんならどうマインドマップを広げますか?

 

相手の言動から推測して相手が望んでいると思う事をしてあげる

という思いやりと優しさのある行動です

まずは誰もがそこに気がつくでしょう

そこから、何をどう広げるのか?という所が問題なのですから、

それが良くない場合を想像します

また、日本特有の文化ですから海外との比較を考えてみます

そこから発展させて、グローバル化や経済効果などにも目を向けることで

察しの文化のメリット・デメリットを見つけて行きます

それらを広げてから、次に自分の考えをまとめます

自分の意見が何を根拠としているか?

という所を明確に文章にして行く訳ですね

 

マップを広げる=視野と思考を広げる

為の会話をご家庭ですることで、きっと小論文が得意になると思います

最後に、この察しの文化について、東大講師が話してくれた内容をご紹介します

「日本特有の文化となった背景には日本が島国である事と関係していると思います。

鎖国を含め、日本人だけで生きて来た経緯の中で誰もが同じ環境で(日本という国)育った事で

似たような幼少期を過ごし、出来上がった文化なのではないでしょうか。

同じ土地や国の中に違う民族がともに暮らす環境のある海外に比べると特殊と言えます。」

 

高校生になったお子さんと最近あまり会話をしていない・・

かもしれませんが、ぜひ当教室の生徒さんご家庭ではこうした話し合いをして

お子さんの成長を促してみて下さいね


浪人をするならもう一歩上を!

2016-02-18 12:26:23 | 高校生さん

合否発表が続き、嬉しい報告を受けている当教室ですが

今回合格を逃してしまった人にとっては新たな悩みが出てきますね

「浪人」をして再チャレンジをするか?

不本意ながら滑り止めに通うか?

という悩みです

 

こればかりは本人の意思なので私がとやかく言う事は出来ません

もし、浪人をしようと決めたならの話になるので

参考にならない方もいらっしゃると思いますが

今日は浪人するなら・・のお話です

 

大学受験に向けてどう取組んで来たかを考えましょう

取組んだ期間はどの程度か?

それらを総合して考えて、”もう1年あれば”と思うなら、これからの1年をどう過ごすかを

現実的に考えてみる事

今回はダメだったからもう一度やってみよう

という軽い気持ちではダメです

受験はそもそも軽い気持ちでは合格には繋がりません

そもそも、今年の受験に向けて”軽さ”があったのではないでしょうか?

真剣に授業を受け、何時間も自習学習をして

それでも、どこかに軽さが残っていたのではないですか?

学習の偏り、暗記の甘さ、マイペースな学習態度などがあったのでは?と自問自答してみる事です

学習法は適格だったか?効率よく出来たか?弱点克服をどこまで突き詰める事が出来たか?

 

今年合格を逃した理由が何だったのか?を明確にして

浪人する事でそれが克服できる!克服してみせる!という気持ちがあるか?

そこをよく考えて、浪人するかしないかを選ぶべきです

そうでなくては、先に進めるのは数年先になりかねません

 

もう一つ

浪人をするなら、もう一つ上の大学を目指すべきです

もう高校生ではありませんから時間はあります

さらに、一度学習した範囲をくり返す訳ですから学習に幅を持たせられるはずです

現役生より暗記も定着しているはずですし、理解度も深いはずです

現役の頃には無理と思っていた大学を狙うチャンスでもあるという事ですね

 

当教室の講師陣も浪人を経験している講師が数名おりますが

やはり、現役の頃より上を目指して合格をとりました

だからこそ、深い理解と豊かな経験を持って指導できると言う利点もあると思っています

 

浪人について考えている方が多いと思います

ぜひ参考にして頂き、ご検討下さい