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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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東大生の卒論と高校生の小論文

2016-01-28 00:34:01 | 高校生さん

当教室の東大講師は現在卒論の期日が迫っています

連日卒論に向けて何時間も費やしつつ、大学受験に向けた指導の準備もしっかりこなしています

何事もそつなくこなす姿はやはり東大生と言う貫禄がありますね

 

昨日は高校生の小論文からセンター国語の授業がありました

親御さんにとっては耳の痛い話になってしまいますが

褒めてばかりもいられませんので、申し訳ありません

 

毎週授業後に課題が出され、小論文を書いて次の授業の前に提出します

小論文は講師の添削が入りますが、大概私も読ませてもらっています

始めたばかりの頃に比べれば、上達したね・・と言えるのですが

どうしても、支離滅裂な内容、主張がはっきりしない文章など

あまり褒めてあげる事が出来ません

何の為に指示語があるのか? また

接続詞を持たせずにいきなり方向転換しても読み手には伝わりづらいですし

そもそも言葉使いが高校生らしくありません

「すごく」とか「いっぱい」などの言葉を平気で使ってしまうあたり・・・

主語を何個も入れた文章なんて、そもそも日本語として通用しませんしね・・

文脈を構成するなんて力は、そう簡単に付く物ではありません

しかし、私が一番危惧しているのは、そうした表現方法以前の問題、つまり

思考の問題です

自分がなぜ賛成しているのか?なぜ否定しているのか?

という部分で、「自分の考えがない」という現実です

自分の意見や考えがないので、相対的に物事を捉えられませんし問題点も見えてこず

実例を挙げるのはもはやこじつけ!?

いったい何を見て、何を考えて生きて来たの?と言いたくなりますが、それは生徒さん側の問題

というより、環境や社会の問題が大きいと思いますので、これからしっかり身につけて欲しいと思います

・・と辛口で書いてしまいましたが、向き合う姿勢はとても良く

少しずつですが、掘り下げて考える習慣も身に付いて来ています

生徒さん達はこれまで自分が意識してこなかった分野に思い巡らせる必要性を感じて

真剣に小論文の授業に参加していますから、今後に期待しています

 

最初にも書いた通り、東大講師は卒業論文の提出期日が近づいています

そんな忙しい講師を捕まえていてはいけないと思いつつ

「どんな論文を書いているの?」

なんて、授業後に引き止めてしまいました

内容についてはここで書いて良い訳ありませんから、いずれ機会がありましたらご紹介します

しかし、さすが東大生の論文です!(当たり前ですけど・・)

日本が抱えている諸問題を深く掘り下げて、論理と数値をもとに打開策を提案していくという

素晴らしい内容でした

その話を聞きながら、高校生達の今日の小論文を思い出していました

彼らが数年後に卒論を書く事になる・・・!

そう思うと、なんだか恐ろしいくらいに感じてしまいました

 

「東大生と比較されてはたまりませんよ」と思われるかと思います

確かにそうです、しかし”レベルの差”こそあれ、今後大学で論文を書く事になるのですから

「その日」は必ず来るのです

 

物事の本質を見る力、考察力

現代っ子に不足している「なぜ?っと考える力」

そうした力を伸ばすには、ご家庭でニュースを見ながら意見交換をしたり

興味のある分野を深く調べたりする事が効果的です

 

今日のお題とは関係ありませんが、そんな話の後

違う話題から講師が話してくれた事が印象に残ったのでご紹介します

東大講師はこの教室に来てから1年が過ぎました

「最近思っているのは、成績を伸ばす為に本当に必要なのは『熱意』だという事を実感しています」

というのです

「お金をかければ成績が伸びるんじゃないんですよね、教える方にも教わる方にも『熱意』があれば

現状がどうかという事をあまり意識する必要もない。僕が東大に行きたいと思った中学時代の熱意は誰にも

負けていなかったと思う。」

そんな話をしてくれました

 

私は東大とか、東工大とか、一橋とか、どこの大学に行こうか?と具体的な夢を持たなくても

ある程度の時期までは良いと思っています

ただ、東大は日本1 という意味で、そこを狙っていればその後どんな夢を持ったとしても通用しますものね

しかし、親から東大、東大と言われていたら素直に目指す気持ちもなくなるものです

『熱意』という原点に戻って、今日も頑張りたいと思いました

 

3月12日はそんな講師陣とのお茶会を企画していますので、みなさんのご参加をお待ちしております!

 


2016センター解説授業を行います

2016-01-17 15:16:04 | 高校生さん

大きな変更があった数1A

まだ受験生は会場で次のテスト、理科系に備えている所です

受験生達がこの1Aで大きく動揺していない事を願います

 

来年度の試験に備えるべき現高2の生徒さん達に向けてお知らせです

1月30日に「センター数学」の解説授業を行います

高2の生徒さん達はこれから数学を受ける事になりますので

「大きな変更があった事を今知らされて、始めから諦めてしまわない」ように

できれば親御さんからはお子さんに伝えないで下さい

今から対策できる事は「気持ちの切り替え」です

ダメだったと感じても、次の試験まで気持ちを引きずらせずに挑む事

それは、入試が終わるまで試される強さですから、強く強く鍛えて行く事です

 

思考力や本質を見抜く問題となって出て来た1Aに立ち向かうのは

知識や公式の暗記だけではありません

むしろ、それらをベースとした力が試されるのです

 

1月30日は、そうした力をいかに付けて行くか?

という所に着目し、国立数学思考を持った横塚教務が授業をします!

塾外生の一般生徒も募集しますので、ぜひお申し込み下さい

お申し込みはこちらからお願いします

お電話の方は

03-6914-7471

 

本当の数学力を身につけましょう!!

 


センターに向けた1年を振り返る

2016-01-16 09:16:28 | 高校生さん

よいお天気に恵まれました、今日はセンター試験1日目です

夕べは少し雨がパラつき、まさか!!と思いましたが良かったですね

 

昨日の授業後はもう自習をせずに家に帰り、リラックスして過ごすようにと

講師からアドバイスがありました

リラックスなんて出来るはずもありませんが、「落ち着く」事も大切です

昨日の講師ブログで萩谷講師が書いてくれた通り、気持ちを落ち着かせる事も

コントロール出来ると更に強くなりまからね

今日は文系教科です

当教室の生徒さん達は理系なので、今日と明日、どちらも気が抜けませんから

緊張し過ぎは悪循環になります

 

今日は去年のセンター同日を受けてからの受験生の1年間を振り返ってみます

2年生のご家庭は参考にして下さいね

1年前、センター同日模試での時点では志望校はそこまで明確ではありませんでした

国立難関から私立まで、とりあえず行ってみたい大学名を挙げていたと言う程度です

もちろん、理系での進学という事は決まっていましたので

物理・化学を塾でも学習していました

学校で実施される各種の模試は全て持って来てもらい、校内順位・偏差値を細かくチェックし

弱点を明確にしながら進めてきました

塾内では講師が問題を作ったテストを実施したり、重要単元は特訓を取り入れる等強化に努めました

理系での進学に、英語と数学での高得点は重要です

センターだけでなく、国立は2次対策も必要ですからこの2教科は難易度を上げスピードを上げて学習してきました

辛いスケジュールでしたが、校内では常にトップクラスや模試では校内1位をとるなど

努力が結果に結びつき、励みになりました

志望校が明確になるにつれ、必要な教科が明確になり

学習内容が絞られて行き、夏期講習ではやはり飛躍的な成長を見る事が出来ました

志望校に対する憧れは強まり、比例して学習量も上がって行く中で

一番辛かったのは秋なのではないかと思います

模試の結果は常に右肩上がりとはいきませんし、膨大な量の学習に疲れを感じないはずもありません

生徒さんの心の中に迷いが生じたり、弱気になったりした言葉を聞いたのは秋でした

時々私の所に来て、気分転換をしがてら”弱音”を吐き、その都度励ましてをくり返した時期です

的を絞った学習だからこそ、結果が見られない時の焦りは大きいでしょう

しかし、私や講師陣のアドバイスや励ましを素直に聞き入れてくれる生徒さん達は

ちゃんと乗り越えて成長してくれました

 

1年前の同日模試の結果はというと

数学は200点中で100点もほど遠い状態で40点台だったの対して

教室で最後に実施したセンター模試では150点は安定してとれるようになりました

英語は200点中100点がやっとだったのですが、180点に手が届くようになりました

 

今年の受験生の特徴と言うか得意教科は「化学」です

センターは勿論、一般過去問でも90点台を出し続け、冬期講習では特訓授業はせずに過ごしました

社会系教科は秋から実施し、全体を把握しました

 

一つの目標に向け、これだけの時間を費やす経験はそうありません

今日のセンターに向けて緊張しないはずはありませんが、自分らしい戦い方をして来て欲しいと願っています

 

家庭で出来る事は、体調管理とリラックスできる空気をつくり

忘れ物をしないように見ていてあげるくらいしかありません

 

今、まさに戦っている生徒さん達

みんな、実力を発揮して頑張って下さい!!

 

 


浪人を決めた生徒さん達

2016-01-14 20:01:48 | 高校生さん

当教室には既に浪人を決めた3名の高3生がいます

しかし、明後日のセンターは「本気で」受けてくる事を約束しました

もちろんそうは言っても、本番を迎えている受験生のようにはならないでしょう

しかし、「今の本気」を数値化しておく事は非常に重要です

 

すでに浪人を決めている!?

とビックリされた方もいらっしゃると思います

そして、浪人なんて費用がかかって・・・と悩まれる方もいらっしゃるでしょう

実際、浪人するには予備校等に通うと100万以上の出費になり

なにより、”出遅れる”という感覚も有るかと思います

しかし、現代において大学に行くなら少しでもその後に有利な大学に行くという選択を

持たせる必要もあるでしょう

 

今回、浪人を決めた生徒さん達がなぜ浪人を決めたのか?と言う所をご紹介しますので

迷っているご家庭の皆さんの参考にして頂ければと思います

 

まずは

「高校で1年の留学をしていた事で、勉強が遅れた」生徒さん

英語には自信を持てましたが、その他の教科では不安要素が多く有り

留学をする時点で、浪人は考えていた事なのでしょう

 

そして

専門性の高い職業を目指していたため、大学進学に迷いが生じてしまい

一度は勉強から離れてしまったものの、やはり大学への進学を決意したという生徒さん

この生徒さんの場合、学部を選ばなければそれなりの大学への進学は見込めたのですが 

専門性へのこだわりが強く、決心するまでにかかった時間が長く

浪人を決意しました 

 

最後に

やはり専門性の高い職業を目指していた生徒さんです

この生徒さんの場合は、もともと大学進学への意思がなく、3年生の夏に「やっぱり大学に行こう」と

思ったそうで、学力に問題があり一から勉強をし直すという決意をしました

決意するにはそうとう迷いましたが、将来を考えると

ここで適当な選択をするのではなく、しっかりやり直そう!と決めたそうです

 

 

高校時代は良くも悪くも悩みがつきものですね

ストレートで進学できるのが一番ですが、希望や明確な目標があるなら

浪人と言う選択をした方が、その後の長い人生においては

結果良かったと言う事になると思います

もちろん、充実した浪人生活を送る事が必須条件ですけど

 

いよいよセンターです

気を抜かずに、緊張しすぎずに頑張りましょう!

講師ブログでは、講師陣が生徒さん達にアドバイスとエールを送ってくれていますので

ぜひそちらもご覧下さい!