ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

携帯の小中学校持ち込み禁止

2009-01-31 09:14:58 | 新聞記事など
携帯の小中学校持ち込み禁止

携帯の小中学校持ち込み禁止 文科省が初指針

新聞記事に「「ネットいじめ」の被害が深刻化する中、文部科学省は30日、小中学校への携帯電話の持ち込みを原則禁止することを各都道府県教育委員会に通知した。」(記事はこちら http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000004-fsi-ind)とありました。

 いじめなど心の問題、そして学力の低下が問題です。そしてもう一つ脳腫瘍も心配です。最近の研究で携帯電話を使う人は使わない人より脳腫瘍ができる確率が50%程度も高いと言われています。
 この研究で話題になったのは、内容よりむしろ、研究していた研究所で、この研究内容を発表する前に研究所内の全員に携帯電話の危険性を通知したことだそうです。

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インフルエンザで飛び降り

2009-01-30 11:57:25 | 新聞記事など
インフルエンザで飛び降り

 インフルエンザの飛び降りに関する記事が出ていました(記事はこちらhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000154-mai-sociやこちらhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000068-yom-soci)。リレンザが処方されていて使用していたかどうかは記事では不明とのことですが、記事のタイトルには「「リレンザ」処方後に転落死」とあります。
 記事の中では「異常行動と薬との因果関係は不明としている。」とのことです。リレンザを使用していなくても異常行動は起きるため、インフルエンザになったら1人にしないようにすることを徹底するしかないようです。
 タミフル耐性のインフルエンザが流行しているため、抗インフルエンザ薬を希望する方にはリレンザを処方しております。使用してもしなくても、インフルエンザに感染したら1人にならないようにしましょう。

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子供医療費、無条件で無料化 群馬県・・・

2009-01-30 11:56:13 | 新聞記事など
子供医療費、無条件で無料化 群馬県・・・

 群馬県の、こどもの医療費が中学生まで無料になることが決まったそうです(記事はこちらhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000028-san-l10)。
 私が前に診療していた東京では以前から無料となっており、最近はあまりご家族の医療費の負担については気にしませんでした。桐生は無料なのが小学校3年生までであったため、それ以上の年齢では、ご家族に「少し高いです」と言われることが時々あり、最良の検査や薬の組み合わせが使えないこともあって少し不便だなと思っていました。確かに、この不景気で医療費も高いと大変だと思いますので、無料化は歓迎されることだと思います。

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インフルエンザ、万能ワクチン

2009-01-29 10:21:17 | 新聞記事など
インフルエンザ、万能ワクチン

新聞記事でインフルエンザ、万能ワクチンについての記事が出ていました。(記事はこちらhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000067-yom-sci)。医学の進歩は早いので、遠くない将来に万能ワクチンが登場するでしょう。だいぶ昔の話ですがリレンザが論文で発表されたときには結構驚きました。このころはインフルエンザの治療と言えばアマンタジン(シンメトレル)を処方するくらいでした。さらに、少し遅れてタミフルが発売されたときはこども用のインフルエンザ薬が開発されたと喜びましたが、数年で副作用の可能性が報道されて、使用回数が減少しました。そして、現在のタミフル耐性問題が浮上しました。

こうなると、やはり予防接種にたちかえるわけですが、日本では一部にインフルエンザワクチンは良くないと考えているかたも多く摂取率も上がっていません。米国のようにこどもが定期接種になる日は遠そうです。

 基本的にインフルエンザの予防接種は10月から11月くらいまでに済ませておいた方が良いと思っています。しかし、新聞などでタミフルは耐性であるがインフルエンザワクチンは有効であると報道されたためか、この流行期になってもインフルエンザワクチンの接種を希望される方が増えております。基本的に流行期でも感染していなければワクチンは有効ということになっています。ひきた小児科クリニックでは薬屋さんにはまだワクチンがあるため取り寄せて接種しております。残念ながら万能ワクチンではなくて通常のワクチンです。

また、厚生労働省もリレンザの追加供給を検討しているようです(記事はこちらhttp://www.sakigake.jp/p/news/science.jsp?nid=2009012801000790)。しかし、インフルエンザが対策としては、手洗い、うがいを励行する、ワクチンを接種するなども有効であり、万能ワクチンの開発が望まれます。

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抗インフルエンザ薬のタミフルとリレンザ

2009-01-29 09:40:09 | 流行状況
抗インフルエンザ薬のタミフルとリレンザ

 先日のインフルエンザ警報発令中にも書きましたが、群馬県の1月以降のA型インフルエンザはAソ連型ばかりでA香港型は出ていないようです。Aソ連型の多くがタミフル耐性とのことですから、抗インフルエンザ薬を処方するときはリレンザを中心に処方しています。
 耐性の問題が出る前はリレンザ吸入が上手にできないことがあるためタミフル中心でした。しかしリレンザに切り替えても意外とお母様のがんばりか吸入できているようです。クリニックにある吸入器でリレンザを吸入していった患者さんもおりますが、多くは自力で吸入できています。
 ところが、ご両親がインフルエンザで他の診療所でタミフルを処方されていて、こどもが感染してひきた小児科クリニックでリレンザが処方されることがあります。吸入できる大人が効果のないタミフルを内服して、吸入が上手にできない可能性があるこどもがリレンザを吸入しているという医者の目から見ると一見不思議な状況を目にします。もちろん、大人でもひきた小児科クリニックに受診してくださっている方にリレンザを処方しておりますが。タミフルの内服を既に開始しているとリレンザに切り替えるのはためらわれます。

 もちろん、インフルエンザは抗インフルエンザ薬を使用しなくても安静にしていれば治りますので、もし、タミフル耐性のインフルエンザでタミフルを内服していたとしても、安静にしていれば回復します。でも、せっかく使用するのであれば有効である薬を使用したいものです。

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インフルエンザの解熱剤(ねつさまし)

2009-01-28 23:56:43 | 日記・メモ (Weblog)
インフルエンザの解熱剤(ねつさまし)

 インフルエンザ感染症の時には、ある種の解熱剤は小児に使用してはいけないことになっています。
 使用してはいけない解熱剤を使用すると一部で脳症になることが知られているからです。現在では処方されることは少なくなっていますが、来院する患者さんに持っている解熱剤をたずねると、現在でも処方をされている先生もおり残念に思います。
 個人的には今までわずか数例ですがインフルエンザの解熱剤による脳炎を診療したことがあります。残念ながら多くの方は亡くなられました。
 逆に使用しても良い解熱剤は、きわめて効果が強いとは言いかねます。このためか、副作用をご存じない先生が、効果の強い解熱剤を使用してしまいがちなのは理解できます。しかし、解熱剤で病気が治るわけではないため、効果が弱くても使用して安全な解熱剤を使用するべきだと思っています。
 ひきた小児科クリニックではインフルエンザ感染時に使用しても差し支えない解熱剤のみを使用しております。

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こどものマニキュア除光液による中毒

2009-01-28 08:56:30 | 新聞記事など
こどものマニキュア除光液の中毒

 子供のマニキュア除光液による中毒

 日本小児科学会学会誌の記事でマニキュア除光液による中毒について記事がありました。(小児科学会のページ(タイトルしか見られません)、http://www.jpeds.or.jp/index.html)

 診療しているときれいにマニキュアをしている子供さんがおります。もちろん、それ以上にマニキュアをしているお母様がおります。このこと自体は悪くないのですが、記事を読んでいて少し気になりました。
 記事によると、2か月の子供のそばで母親が除光液を使用田ところ、ぐったりして12時間以上眠り授乳力が弱くなり、嘔吐をくり返し、入院しました。血液中のアセトン濃度が高くてアセトン中毒であったようです。
 将来的には毒性のない除光液の開発と言うことになりますが、とりあえずの改善策としては換気をすることでしょう。

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ひきた小児科クリニックの混雑状況

2009-01-27 21:10:17 | 医師不在日(スケジュール)
ひきた小児科クリニックの混雑状況

 ひきた小児科クリニックには小児科専門医が3名おります。このため、それほどお待たせすることはないはずなのですが、現在はインフルエンザが流行していて、検査をするために診療時間が少し長くなっております。このために駐車場が一杯のことがあるようでご迷惑をおかけしておりお詫び申し上げます。今後駐車場を拡張することを考えております。
 また、混雑する時間としては月曜日と土曜日の午前中とくに10時から11時が混雑しています。また、午後は5時前後が混雑しておりますが、この時間以外は比較的、混雑はなく速やかに診療できています。

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群馬県の感染症情報によると

2009-01-27 21:00:49 | 流行状況
群馬県の感染症情報によると

 インフルエンザに関しては注意報ではなくて警報が発令されています。これは、中之条以外は群馬県全体のことです。
 そして、桐生地区に限って言えば未だに感染性胃腸炎が多く発生しています。他の地区には見られないことなので桐生地区で流行しているのでしょう。確かに、下痢を主な症状とした感染性腸炎の患者さんがおります。しかし、年末に流行した嘔吐を主体とする腸炎ではなくなってきており流行しているウイルスが変わったと思われます。

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インフルエンザ警報発令中

2009-01-27 16:57:52 | 流行状況
インフルエンザ警報発令中

 群馬県感染情報によると桐生地区もインフルエンザの警報基準値を超えたようです。桐生に限らず、前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、みどり市、館林市・・・と中之条以外の地区は全て警報が発令されています。
 学級閉鎖も多くなっています。
 また、1月以降の群馬県のA型インフルエンザはAソ連型なのでタミフル耐性ウイルスである可能性が高いようです。

 外出から帰宅したときには、うがい、手洗いを行いましょう。

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抗生物質の使い方

2009-01-26 23:14:49 | 新聞記事など
抗生物質の使い方

 抗生物質の使い方に関して記事が出ていました(記事はこちらhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090126-00000031-mai-soci)。記事によると

 「感染症の治療に使われる抗生物質などの抗菌薬を処方された患者の4割が、途中で治ったと思い込んで服用をやめた経験がある」そうです。
さらに「抗生物質はむやみに服用すべきでないが、一度使ったら必要量を集中的に飲まないと、生き残った病原菌が耐性化して治療が難しくなる恐れがあるということで、さらに日本では肺炎球菌や中耳炎などを起こすインフルエンザ菌が耐性を持つ割合が急増している」と書かれていました。

 私が診療していて驚くことの1つに、抗生剤を良く内服していることです。ちょっとした風邪にも必ず抗生剤が処方されていて、その様な患者さんに抗生剤を処方しないと、処方して欲しいと言われます。もちろん、私も100%の確率で抗生剤の必要性を診断できるわけではありませんので、抗生剤を希望されれば処方します。しかし、「多くの風邪はウイルスの感染によるもので、基本的にウイルス性疾患に抗生剤は必要ありません、それはウイルスには抗生剤が効かないからです。」と説明すると多くの方は「抗生剤は風邪に効かないのですか?」と驚きつつも納得されます。例外的にインフルエンザや水痘など一部のウイルスには有効な薬があります。
個人的なことを書くと、私は感染症に非常に厳しい先輩に教育されて、ウイルス感染か細菌感染か判別できるため、細菌感染であれば抗生剤を処方して、ウイルス感染であれば不要な抗生剤は処方しないことにしています。もちろん、判別できない場合は、とりあえず抗生剤を処方することもあるのかと思いますが、過去に内服している薬をたずねると最新の強力な抗生剤が使用されているので戸惑っています。抗生物質の使い過ぎも病原菌の耐性化を促進しますし、本来、体で良い働きをしている菌を消してしまうので、こどもにとっては良くないことです。
 抗生剤の使い過ぎと、自己判断の休薬は健康に良くないので控えましょう。

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B型インフルエンザ

2009-01-26 18:53:18 | 流行状況
B型インフルエンザ

 今までひきた小児科クリニックで検出されたインフルエンザ抗原はA型インフルエンザばかりでしたが、本日B型インフルエンザが検出されました。これからB型も流行するのでしょうか。
 抗インフルエンザ薬のシンメトレル(アマンタジン)を使用していた頃はB型が出るとなんとなく嫌でしたし、タミフルもB型には比較的効果が弱い印象がありました。現在はタミフル_もA型に効かない耐性ウイルスが多くなり、リレンザを使用するとすればB型でも大きくは変わらないかも知れません。もちろん、抗インフルエンザ薬を使用しないのであれば、Aでも、Bでも変わりません。若干症状が違いますが、高熱が問題になる点は変わりません。

 国立感染症研究所のホームページに1/19日付で、今からでも予防接種が推奨されるとのことであったため、薬屋さんにワクチンの在庫を確認したところ、まだ残っているそうです。

ひきた小児科クリニックでは、インフルエンザワクチン、三種混合ワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、他などが接種可能です。基本的に診療時間内であればいつでも、接種いたしますが小さなお子さまであれば2時~3時の予防接種・乳児健診・育児相談の予約外来では風邪の患者さんは来院しないため安心して来院いただけます。

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タミフル耐性インフルエンザとリレンザ

2009-01-25 18:05:12 | 新聞記事など
タミフル耐性インフルエンザとリレンザ

 最近はインフルエンザが流行してタミフル耐性インフルエンザ(Aソ連型)の報道の以降は、リレンザを処方することが多くなりました。

 基本的には治療にあたって患者さんに3つの選択肢
1)「抗インフルエンザ薬を使用しない」
2)「タミフルを使用する(耐性の可能性がある)」
3)「リレンザを使用する(子供は吸入が上手にできないと有効でない)」
があります。と簡単に説明します。吸入できる年齢の多くの人が3)「リレンザ」を選択されています。もちろん、2)の「タミフル」の患者さんもおり。僅かに1)の「使用しない」という患者さんがおり、普通の症状にあった薬を処方することになります。付加的に漢方という選択肢もあるのですが、いまのところインフルエンザで漢方を希望されたことがありません。しかし、1)の「使用しない」の選択肢は正しいのですが、落とし穴があります。両親とともに受診してくださっていれば問題ないのですが、多くは母親と一緒、ないしは父親と一緒に受診されます。すると、診察室では「使用しない」としても、帰宅してから父親と母親で意見が食い違って薬を取りに来ることもあり単純ではありません。
 このように、ひきた小児科クリニックでも比較的抗インフルエンザ薬の処方が多くなっています。しかし、つい数年前まで日本人が世界のタミフル年年間処方量の7割を使っていたました。このことを考えると、やはり使いすぎであるかなとも思います。今回の耐性ウイルスに関しては、タミフルがあまり使用されていない国で昨年多く見つかっているので、おそらく薬物の使用で耐性となったわけではないと考えられています。しかし、抗インフルエンザ薬を使用しなくても治るのですから、使用しないという選択はもっと多くても良いかなと思います。事実、欧米では「何もせずとも治るならゆっくり休んでいよう」という考え方が主流です。今日の新聞記事では「日本人は高価な薬を使い、早めに治して会社や学校に早く行こうとする」のではないかと書いてありました。確かに、熱が出たら全員にインフルエンザ検査をして、検査で陽性なら抗インフルエンザ薬を使うというのは、日本人のきまじめさからくるのかもしれません。

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任意接種はした方が良いか? 水痘ワクチン、おたふくワクチン、ヒブワクチンなど

2009-01-24 14:35:48 | 予防接種(ワクチン)
任意接種はした方が良いか? 水痘ワクチン、おたふくワクチン、ヒブワクチンなど

 任意接種はしない方が良いと言っている意見と、「ワクチンをした方が良いという疋田医師」とどちらを信じたらよいのか分からないというコメントを頂きました

 このことに関して、おたふく(ムンプス、流行性耳下腺炎)ワクチンと水痘(水疱瘡、みずぼうそう)ワクチンについて詳しく書きました。

確かに、お母様方から見たら、接種しない方が良いという意見があって、「接種した方が良いという意見があれば悩むかも知れません。
 小児科専門医の私の意見としては過去のblogの記事にも書きましたように、予防できる病気は予防するべきであると考えています。

ひきた小児科クリニックでは、インフルエンザワクチン、三種混合ワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、他などが接種可能です。基本的に診療時間内であればいつでも、接種いたしますが小さなお子さまであれば2時~3時の予防接種・乳児健診・育児相談の予約外来では風邪の患者さんは来院しないため安心して来院いただけます。


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インフルエンザの流行について

2009-01-23 21:55:19 | 流行状況
インフルエンザの流行について

 インフルエンザが流行していることは警報などからも明らかです。そこで、ひきた小児科クリニックのインフルエンザウイルス検出状況を調べてみました。

 ひきた小児科クリニックのインフルエンザ検出状況は1月4日から10日は0%で、11日から17日は33%で、18日から14日では56%と検出率が徐々に上がってきています。
 現在の検出率が56%と高熱の出る疾患の半分以上はA型インフルエンザです。B型は検出されておりません。
 リレンザを処方すると効果が高いように思います。一方でタミフルを処方した患者さんでも効果があるような印象を受けます。

 また、国立感染症研究所のホームページを見ると(http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3483.html)「今シーズンのワクチンに含まれるAは耐性株に対しても有効に働くことが期待できるので、インフルエンザ罹患時に重症化や入院などのリスクが予想される場合には、今からでもワクチン接種が推奨される。」(1月19日付け)とありました。この流行下でも、やはりワクチンをされていなければワクチンをした方が良いようです。基本的にワクチン流行下でも罹患していなければワクチンは推奨されます。

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