本日は休日診療当番日でした。

本日は休日診療当番日でした。

　桐生市はもちろん、太田市、みどり市、伊勢崎市などから来院された患者さんがおりました。
　流行しているのは、やはりウィルス性急性胃腸炎で、嘔吐、下痢、腹痛を主症状とする方が多く見られました。また、症状もないのに熱が高い方も大勢おられました。なかには熱が出てから咳が出始めたという方もおり、咽頭所見が同じであるためウィルス性急性咽頭炎で初期に熱が出て徐々に咳や鼻汁がはじまるウィルスが流行しているようです。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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アクトヒブ(インフルエンザ菌b型(Hib)による感染症予防小児用ワクチン)の仮予約に関して

アクトヒブ(インフルエンザ菌b型(Hib)による感染症予防小児用ワクチン)の仮予約に関して

　アクトヒブに関して新聞報道がされたようで、ひきた小児科クリニックでも接種を希望され相談を受ける機会が増えてきました。ワクチンの入荷が確実ではないため仮予約をしております。
　Hib感染症の恐ろしさを知っている小児科医としてはアクトヒブは待望のワクチンなので、全ての健康なお子様に接種していただきたいと考えております。しかし、メーカーからの供給制限があるため、先着順で予約しておりますが12月・1月分の予約がまもなく終わりそうです。また、ワクチンの性格上、小さなお子様のほうが重症化するため、予約が一杯になった場合には1歳以上のお子様は2月以降にさせていただく必要があるかも知れません。

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感染性腸炎（ウィルス性急性胃腸炎）が流行中

　感染性腸炎が流行中

　乳幼児でウィルス性の急性胃腸炎が流行中です。症状としては、下痢、嘔吐、腹痛、そして発熱です。現在流行中の胃腸炎では脱水になるほど重症な方はおりませんが、少しずつでも水分を取るようにしましょう。

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アクトヒブ(hibワクチン)の接種時期

アクトヒブ(hibワクチン)の接種時期

　アクトヒブは生後2か月以上、5歳未満で接種できます。しかし、主な対象はなるべく小さい乳児です。供給が不十分であれば乳児の接種を優先します。
接種時期によって回数も異なります。

　生後2か月以上7か月未満は、初回を3回、追加免疫を1回
　生後7か月以上1歳未満は、初回2回、追加免疫を1回
　1歳以上5歳未満は、1回接種のみです。

　初回接種は通常は3回となりますが、４～8週間隔で皮下に注射します。追加免疫は初回接種のおおむね1年後に接種します。

　接種を希望される方の中から三種混合ワクチンと重なるので大変と言われましたが、このワクチンは三種混合ワクチンと同じ日に接種することができるため、負担を考えると三種混合ワクチンと同じ日に接種してしまった方が良いと思います。

　仮の予約が入り始めております。製剤の供給がはっきりしないため先着順になるかもしれません、接種することを決めた方は早めに御連絡いただければ仮予約をしたいと思います。

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ADHD（注意欠陥多動性障害）とコンサータ（メチルフェニデート徐放錠）

ADHD（注意欠陥多動性障害）とコンサータ（メチルフェニデート徐放錠）

　発達障害の患者様などについて桐生市ではどの施設に紹介すればよいのかと思って調べてみたところ。調べられた限りでは市内には該当する施設は無さそうでした。ひきた小児科クリニックでも軽い注意欠陥多動性障害に関しては診療することができると思い、治療薬であるコンサータの処方できる薬局を探したところ桐生市には一件しかありませんでした。しかも、クリニックのすぐ近くでした。もちろん、一件あれば処方できるので困らないのですが、実際に桐生市内から処方箋を持ってきた患者さんはいないそうです。
ADHDの有病率は3-5%といわれており、桐生市にADHDのこどもがいないとは考えられないため、治療されていないか、市外の施設を受診しているようです。同様に、広汎性発達障害、自閉症などはやはり市外の施設を受診しているようでした。
当クリニックは診療所であるためあまり重症の発達障害は診療することができませんが、場合によっては診療して適切な施設を紹介することが出来ると思います。

(11/29 追加、調べ見てると、みどり市の希望の家療育病院で診療していただけそうです。必要に応じて紹介することになると思います。）

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ひきた小児科クリニックの混雑状況 （桐生市 ひきた小児科医院）

ひきた小児科クリニックの混雑状況

　いまのところ大きな混雑はなく来院していただければ、ほぼすみやかに診察をすることができています。ただ、現在は学校から帰ってからインフルエンザワクチンを夕方に受ける方が多いため、ときどき夕方の時間に混雑することがあります。ご迷惑おかけして申しわけ有りません。おそらく、インフルエンザワクチンのシーズンが終了すれば改善すると思います。
　現在は午前中の外来は比較的すいておりますので小さなお子様で午前中に受診できる方は午前中の受診をお勧めします。

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群馬県の感染症発生動向

群馬県の感染症発生動向

　インフルエンザに関しては桐生、前橋、藤岡、渋川で報告がありました。
　また、感染性胃腸炎が桐生、富岡で多くの報告がありました。
　桐生市では百日咳の報告もありました。

　桐生市でもインフルエンザの報告がありますので早めにインフルエンザワクチンを接種することを推奨します。

　感染性腸炎では嘔吐、下痢、腹痛などの症状がみられます。発症したら小児科を受診しましょう。夜間に発症したら、なるべく安静にして、起きているときは少しずつ水分を摂取するようにして、眠れれば眠りましょう。あまり症状が酷ければ夜間診療などに受診しましょう。

　桐生で百日咳と診断された症例がいるため「友人が百日咳であった」という、理由で当クリニックを受診される方も増えています。当クリニックでは小児科専門医が適切に治療、検査を行いますので心配な方は受診してご相談ください。

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群馬県のアクトヒブ(hibワクチン)、桐生市はどうなる？

群馬県のアクトヒブ(hibワクチン)、桐生市はどうなる？

　群馬県保険医協会のホームページを見ると「ヒブワクチン、定期接種化のメド立たず。」(7/31)という記事があります（記事はコチラ）。全国的には任意接種ですが、一部の自治体では一部助成金を出す地域もあるようです。しかし、いまのところ群馬県ではそのような動きはなさそうで、とにかく任意で接種するしかないようです。

　国としてはしばらく任意接種（自費）で行って、有効であれば将来的に定期接種（公費負担）にする様子です。しかし、このワクチンは10年も前から海外で使われて有効性と安全性は確認されています。定期接種になるまでの間に発症して死亡したり後遺症を残したりする患者さんは少なくないでしょう。できれば生後2か月から7か月、ないしは一歳までの間に接種することが望ましく（接種できるのは5歳まで）、該当する月齢のこどもは定期接種になるのを待っていることはできません。

　ヒブワクチンが発売されると発表されてから何件か問い合わせが来て、相談に乗っていますが値段がネックで、接種を見合わせるという方もおります。
発症してから後悔しても手遅れとなる病気なので、はやく多くのこどもに接種できるようになることを願います。
接種を希望される方は、当クリニックまでお問い合わせください。

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大阪でインフルエンザ流行中

大阪でインフルエンザ流行中

　この時期にインフルエンザの患者さんがいるというだけであれば、桐生市でも症例の報告があるため理解できるのですが、学級閉鎖が相次ぐというのは異様な感じがします。

記事では、全国的な傾向として「１２月の第２週には流行入りするのではないか」かかれていました。また「ワクチンを接種したり、完治するまで人の多い場所には行かないなど対策が重要になる」と書かれていました。

　記事はコチラ

ココにも予防接種について書いてきましたが、なるべく早くインフルエンザワクチン接種することをお勧めします。

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群大、小児科医引き揚げ

群大、小児科医引き揚げ

　なんとも、恐ろしいタイトルですが新聞によると群馬大学の小児科を去る小児科医が多いため、派遣病院から小児科医を引き揚げるという内容でした。記事の中には桐生市からの引き揚げは書かれていませんでしたが、それでも引き揚げられる病院からすれば大変なことです。さらに、この決定をして発表した群馬大学の小児科も苦渋の決断で断腸の思いだと思います。

　記事では新（もう新しくないかもしれませんが）臨床研修制度で医師の確保ができなくなったと書かれておりますが、まさにその通りでしょう。

　実際に今の小児科を取り巻く悲惨な状況では、小児科を選ぼうという医師は今後も減る一方だと思います。

　桐生市で小児科の看板を掲げる診療所でも純粋な小児科専門医が診療に当たっている診療所は少なくて、他科の先生が小児科の診療に当たってくれています。本当に小児科医が足りないのだなと実感します。

　小児科専門医として、なるべく多くのお子様に最高の医療を提供したいと思っています。

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医師不在日の若干の変更

医師不在日について
ひきた小児科クリニックには小児科専門医が3名いるため休診になることはありませんが、桐生市の乳児健診や学会などで不在にすることがあります。ご参考までにスケジュールを提示します。
1１月の不在日　
院長　疋田博之 （ひきたひろゆき）
６日（木曜日）　全日　　　　　　大学病院専門外来
13日（木曜日）　２時-３時　　桐生市　ポリオワクチン
17日（月曜日）　４時から　　　　桐生第一高校
20日（木曜日）　２時-３時半　　　母子保健
21日（金曜日）　２時-３時　　　　介護保険　　　　　　　　　
28日（金曜日）　午後　　　　　　会議

副院長　疋田敏之 （ひきたとしゆき）
５日（水曜日）　２時-３時　　桐生市　７ヶ月健診
７日（金曜日）　２時-３時　　桐生市　ポリオワクチン
10日（月曜日）　２時-３時　　桐生市　１歳６ヶ月健診
12日（水曜日）　２時-３時　　桐生市　３ヶ月健診
13日（木曜日）　午後　　　　　大学病院専門外来
27日（木曜日）　午後　　　　　大学病院専門外来
28日（金曜日）　２時-３時　　桐生市　１歳６ヶ月健診

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アクトヒブ(インフルエンザ菌b型(Hib)による感染症予防小児用ワクチン)の発売日に関して

アクトヒブ(インフルエンザ菌b型(Hib)による感染症予防小児用ワクチン)の発売日に関して

　アクトヒブに関してメーカーのホームページを見たところ、きちんと12月19日に「アクトヒブ潤・（インフルエンザ菌b型による感染症予防小児用ワクチン）の発売日に関するお知らせ」という文章がありました。（メーカーのページはコチラ）
　恐らくきちんと供給されると思いますが、最初のうちは足りなくなる恐れがありますのでお早めに予約していただいた方が良いかと思います。
　群馬県や桐生市では（というか全国的に）、このワクチンは定期接種でないため、自己負担になります。値段は決定していませんが2か月から6か月のお子様は4回接種、7か月から1歳は3回接種なのでそれなりに高額になってしまいます（1歳から5歳は1回）。
　ただ、効果は間違いないため欧米諸国では定期接種としてほぼ全員が接種するワクチンです。

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アクトヒブ 入荷することになりました。

アクトヒブ（ヘモフィルスインフルエンザワクチン）が入荷することになりました。12月19日より接種可能となります。当院でも12月19日より開始します。詳細は近日中にホームページに書きますが、希望される方はお電話ください。

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医師不在日について

医師不在日について
ひきた小児科クリニックには小児科専門医が3名いるため休診になることはありませんが、桐生市の乳児健診や学会などで不在にすることがあります。ご参考までにスケジュールを提示します。
1１月の不在日　
院長　疋田博之 （ひきたひろゆき）
６日（木曜日）　全日　　　　　　大学病院専門外来
13日（木曜日）　２時-３時　　桐生市　ポリオワクチン
17日（月曜日）　４時から　　　　桐生第一高校
20日（木曜日）　２時-３時半　　　母子保健
21日（金曜日）　２時-３時　　　　介護保険　　　　　　　　　
28日（金曜日）　午後　　　　　　会議 (11/13変更)


副院長　疋田敏之 （ひきたとしゆき）
５日（水曜日）　２時-３時　　桐生市　７ヶ月健診
７日（金曜日）　２時-３時　　桐生市　ポリオワクチン
10日（月曜日）　２時-３時　　桐生市　１歳６ヶ月健診
12日（水曜日）　２時-３時　　桐生市　３ヶ月健診
13日（木曜日）　午後　　　　　大学病院専門外来
27日（木曜日）　午後　　　　　大学病院専門外来
28日（金曜日）　２時-３時　　桐生市　１歳６ヶ月健診（11/13追加)

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Hibにかかると

Hibにかかると

　Hibは病原性が強くて、小さい乳児では全身感染となり髄膜炎を引き起こします。この髄膜炎という病気は予後が悪く、医学の進んだ現在でも神経学的後遺症が残ったり、死亡する症例もいます。また、抗生物質の効きにくい菌（耐性菌）が増えており抗生剤での治療への反応も悪くなっており、予防が重要になってきました。
　そのためHibワクチン（アクトヒブ）が開発され、使用できるようになることが待たれているのです。

(11/12に追加、当院にもアクトヒブ入荷することになりました）

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