こどもの絵本の読み聞かせと注意時間

こどもの絵本の読み聞かせと注意時間

　先日、小児神経学会に参加してきました。
　興味深い発表が多く勉強になりました。難しい話しも沢山ありましたが、分かりやすい話では、本の読み聞かせについて面白い検討がありました。

　「絵本で子育て」「読み聞かせ」が脳の発達に良いと言われています。しかし、極端な場合は生まれたばかりの赤ちゃんに始めている保護者もあり、過剰ではないかとも言われています。
　これに対して、1つの科学的検討として10か月の乳児に読み聞かせをして本を注視(本をじっと見る)する時間と、読み聞かせしないで本を見せた場合の注視する時間を比較していました。結果は、読み聞かせをしている方が注し時間は長いと言うことでした。また、例数が少ないため統計学的有意差はなかったものの、母親の読み聞かせではなくてプロが録音したナレーションでは、読まない場合と母親の読んだ場合の昼間くらいの注視時間であったそうです。
　もちろん、これが直結して「あかちゃんの発達によい」となるわけではないのですが、抱っこして、絵本を読んであげることは良いことだと思います。
　ひきた小児科クリニックでも子供に良くないと言われているテレビを待合室に置かず、絵本をおいて、絵本の案内などもおいております。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

群馬県の感染症発生動向 （週報）

群馬県の感染症発生動向　（週報）

手足口病は増加して桐生、伊勢崎、富岡から多く報告されています。

感染性胃腸炎は桐生、富岡、東部から多く報告されています。


インフルエンザは富岡、藤岡から、A群溶連菌が藤岡、渋川から、プール熱は富岡地区から多く報告がありました。

　百日咳が東部地区から報告されています。生後3か月になったらまずは三種混合ワクチンを接種しましょう。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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こどもの睡眠と早起き

こどもの睡眠と早起き

　昨日は小児神経学会に参加してきました。
　興味深い発表が多く勉強になりました。難しい話しも沢山ありましたが、分かりやすい話では、こどもの睡眠の問題についてです。
　こどもの、問題行動と睡眠の問題について調査して、睡眠に問題があると問題行動も多いということでした。
　ある発表の背景として、「問題行動を解決するために睡眠の問題を解決は重要であるため検討した」とのことであったため「睡眠の問題があるから問題行動があるのですか?　それとも、問題行動のあるようなこどもは睡眠にも問題が起きやすいのですか?」と質問したところ「分かりません」と回答が帰ってきました。
　一方で、他の聴衆から「調査報告はないけれど、睡眠問題を解決したことによって問題行動が解決することは経験する」との意見も出てきました。
　結論は出ませんが、おそらく早起き、そして、起きる時間が揃っていた方が良いようです。でも、日曜日に平日と同じ時間に起きるひとは少ないようです。しかし、昔から早起きは三文の徳、とも言われています。なるべく起きる時間をそろえたほうがよさそうです。すくなくとも、早起きして起きる時間を揃えて悪いことはないと思います。さて、今日は日曜日、皆さん早起きしているでしょうか?


ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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群馬県の感染症発生動向 （週報）

群馬県の感染症発生動向　（週報）

　水痘(みずぼうそう)は減少しました。桐生、前橋、富岡、吾妻から多くの報告がありました。

感染性胃腸炎は桐生、富岡、吾妻から多く報告されています。

手足口病は桐生、藤岡から多く報告されています。

おたふく(流行性耳下腺炎)は館林、藤岡から、A群溶連菌が館林から、プール熱は富岡地区から多く報告がありました。

　百日咳が東部地区から報告されています。生後3か月になったらまずは三種混合ワクチンを接種しましょう。

　おたふく(流行性耳下腺炎)と水痘(みずぼうそう)に感染しておらず、予防接種をされていない方は早めに予防接種をすることをお勧めします。群馬県では、自然に感染した方が良いと考え手おられるお母さんが多くおりますが、感染するより予防接種により予防する方が良いです。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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鼻出血(鼻血)多し

鼻出血(鼻血)多し

　理由ははっきりしませんが、鼻出血(鼻血)の患者さんが増えています。
　気温が高くなったためか、花粉のためか、はては、なにか鼻出血になりやすい感染が流行しているのか、個人的には、あきらかに最近増えたのでウイルス感染症が流行しているのではないかと思っています。こどもの鼻出血はよくあることですし、薬を内服すると数日でおさまるので重病ではありませんが、本人も家族は心配します。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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群馬県の感染症発生動向 （週報）

群馬県の感染症発生動向　（週報）

　水痘(みずぼうそう)が増加しており、桐生、前橋、渋川、東部地区、館林から多くの報告がありました。

感染性胃腸炎は桐生、富岡、館林から多く報告されています。

おたふく(流行性耳下腺炎)とA群溶連菌が館林から多く報告がありました。

　おたふく(流行性耳下腺炎)と水痘(みずぼうそう)に感染しておらず、予防接種をされていない方は早めに予防接種をすることをお勧めします。群馬県では、自然に感染した方が良いと考え手おられるお母さんが多くおりますが、感染するより予防接種により予防する方が良いです。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

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日本脳炎ワクチンの予診表郵送に関して

日本脳炎ワクチンの予診表郵送に関して

5月の第一週に日本脳炎ワクチンの予診表が桐生市から郵送されたようです。どのような意図があるか分かりませんが、今回の積極的な勧奨の対象とならない３歳未満にも郵送されています。

　以下が現時点での状況です。

日本脳炎ワクチンの積極的な勧奨について

　日本脳炎ワクチンは平成17年より、接種の積極的な勧奨を差し控えることになっていました。文字通り「勧奨を差し控える」で「接種の差し控え」ではありませんでしたが、新聞で大きく報道され接種されなくなってしまいました。残念なことに今回の積極的な勧奨については大きく報道されていません。
　しかし、4月1日付で厚生労働省から勧奨について文章が届きました(医師会から、届いたのはつい先日ですが)。もちろん、この理由はワクチンが新しくなったためでしょう。
　一部を書き出すと「接種の積極的な勧奨を差し控えることとしていたところであるが、今般、厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会において、予防接種法に基づく定期予防接種における同法施行令の表に規定する生後6か月から生後90か月に至るまでの間にあるものに対する予防接種については、積極的な勧奨を行う段階に至ったものとされたことから、市町村は「定期の予防接種にの実施について」に定める第一期の標準的な接種期間に該当する者(平成22年においては3歳に対する初回接種)に対して積極的な勧奨を行うこととされたい」とのことです。
　ただ、残念ながら1期の初回(2回)と追加(初回から1年後)は開始されましたが、2期に関しては開始されていません。

以上のように、いままで桐生市は積極的な勧奨でないから予診表すら配布せず、接種中止とまでしてきていたのに、現時点で積極的な勧奨でない対象の３歳未満の方に対して予診表を郵送しています。質問が殺到して診療所は混乱しています。私はワクチンに関して学んでいますから医学的に正しい回答を持っていますが、お母さん方や、ワクチンに詳しくない医師はもっと混乱していることでしょう。もちろん、当院でも３歳未満でも接種しないことはありませんし、３歳以上では積極的に接種していきたいと思います。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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群馬県の感染症発生動向 （週報）

群馬県の感染症発生動向　（週報）

感染性胃腸炎は先週より減少しました。しかし、桐生、富岡、館林から多く報告されています。

おたふく(流行性耳下腺炎)は館林から、水痘(みずぼうそう)、藤岡、渋川、富岡、手足口病は富岡から多く報告がありました。

また、伊勢崎地区で百日咳の報告がありました。

県内で百日咳が発生しています。生後３か月過ぎたらなるべく早く三種混合ワクチン(百日咳、破傷風、ジフテリアワクチン)を接種しましょう。ポリオやBCGより先に接種した方が良いと思います。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

5月の医師不在日 (訂正版)

5月の医師不在日　(訂正版)

　先に書いたスケジュールに間違えがあり訂正しました。

ひきた小児科クリニックには小児科専門医が3名いるため臨時休診になることはありませんが、桐生市の乳児健診や学会などで不在にすることがあります。ご参考までにスケジュールを提示します。

院長　疋田博之 （ひきたひろゆき）
詳細不明　会議などで不在のことがあります。

副院長　疋田敏之 （ひきたとしゆき）

13日（木曜日）　14時～15時30分くらい　清流中学校　健診
15日（土曜日）　1日　学会
20日（木曜日）　14時～15時30分くらい　清流中学校　健診
22日（土曜日）　1日　学会
24日（月曜日）　14時～15時30分　桐生市3歳健診
27日（木曜日）　11時30分より　午後大学病院専門外来


女医　疋田房子 （ひきたふさこ）
詳細不明　会議などで不在のことがあります。

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