ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

2回目の新型コロナウイルスワクチン(ファイザーのコミナティ)を接種しました

2021-05-13 12:03:15 | 予防接種(ワクチン)
2回目の新型コロナウイルスワクチン(ファイザーのコミナティ)を接種しました

 今週、月曜日(5月10日)に新型コロナウイルスワクチン(ファイザーのコミナティ)を接種しました。今回も私は左肩に筋肉注射しました。ワクチンに関しては報道でもいろいろ言われていますが、私の場合は注射したときの痛みは大したことはありませんでした。当日は注射部位の痛みもありませんでした。翌日(昨日12日)は腕を動かすと注射をした部分を中心に少しし痛みがありました。発熱もせず生活に支障はありませんでした。
 同じ日に接種した当院の職員に話を聞いたところ1回目では私と同じように接種部の痛みだけでしたが、今回の2回目の接種では半数以上で発熱しました。37度台が殆どですが38度台の何名かおりました。また、体の痛みや、だるさを訴えてもいました。しかし、徐々に回復してきています。
 ワクチンは体の中で反応して免疫を作るので、発熱したりはします。ワクチンをするにあたっては、翌日には「注射した肩が痛くなって、熱が出て、体のいろいろな場所が痛くなる。」と思って注射して、その様なことが起きなかったら「ラッキー!!」。くらいの心構えで良いと思います。このワクチンは有効性が非常に高いので接種する人が増えて新型コロナワクチンの流行が早く収束することを期待しています。実際に海外でファイザー製等のワクチンの接種率が高くなった国では流行がおさまってきています。

ひきた小児科クリニックでは、新型コロナウイルスワクチン(コミナティ)、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮頚癌ワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、A型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)、他などの予防接種を行っています。

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10月1日よりインフルエンザワクチンの接種を開始いたします。

2014-09-27 00:27:51 | 予防接種(ワクチン)
10月1日よりインフルエンザワクチンの接種を開始いたします。

 日本小児科学会の示すワクチンスケジュールにもありますように10月、11月にインフルエンザの予防接種をして頂きたいと思います。当院では予約も開始しております。

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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「水痘ワクチンはした方が良いですか?」と尋ねられることがあります。

2014-09-26 00:20:04 | 予防接種(ワクチン)
「水痘ワクチンはした方が良いですか?」と尋ねられることがあります。

答えは簡単で接種するべきです。日本小児科学会、日本医師会でも全てのこども達が接種できるように活動しています。2014年10月から定期接種となったため、この質問が多くなりました。
質問されるお母様に質問する理由を聞くと、「以前受診していた病院では水痘は予防接種をするより感染した方が良い」と説明されたためとのことです。このような医師が多くいることは残念に思います。
個人的には、なにより全身に発疹ができて子どもがかわいそうだと思います。
また、水痘ウイルス感染では珍しいですが脳炎になることがあります。この場合は重篤な後遺症の残る可能性があり、場合によっては水痘感染によって死亡することもあります。また、水痘感染後に帯状疱疹になることが知られていますが、予防接種により帯状疱疹の発現頻度を低下させることができます。また妊娠後期に水痘に罹患して赤ちゃんに感染すると重篤になります。このようなことを避けるためにワクチンは非常に有効です。
米国では以前から水痘ワクチンは定期接種として採用されています。お隣の韓国でも定期接種になっており、定期接種になっている国では、水痘による入院患者数や死亡数が著しく減少しています。
水痘に罹患すれば医療費がかかりますし、母親が働いていたら子どもは集団生活が7~10日間出来なくなって休むことになり、看病のために家族も仕事を休むことになります。経済的にも感染しないでワクチンの方が良いと考えられます。

以上の理由で水痘ワクチンは接種する必要があります。

なお、接種時期としては1歳を過ぎたらなるべく早く接種したほうがよいです。

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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水痘ワクチン(水疱瘡みずぼうそう予防接種)について

2014-09-25 12:14:48 | 予防接種(ワクチン)
水痘ワクチン(水疱瘡みずぼうそう予防接種)について

 水痘ワクチンは2014年10月1日から定期接種となります。

 水痘に感染してしまった方、ないしは水痘ワクチンを2回接種している方は、接種する必要はありません。

 一般的には生後12か月~15か月で1回目を接種して、1回目終了後6か月~12か月までの間隔をおいて2回目を接種します。

 このスケジュールから外れてしまった場合は3歳未満であれば、1回目を接種して、1回目終了後6か月~12か月までの間隔をおいて2回目を接種します。もしくは、一回接種している方は3歳未満であれば1回目終了後6か月~12か月まで(少なくとも3か月以上)の間隔をおいて2回目を接種します。

 そして、平成26年10月から平成27年3月の期間に限って、3歳以上、5歳未満の方で、1回も水痘ワクチンを接種していない方は1回のみ公費でワクチンを接種することができます。

 5歳以降でも水痘に感染していなくてワクチンを接種していない、もしくは1回しか接種していない方は、ワクチン接種をした方が良いです(成人でも接種した方が良いです)。定期接種にならないため自費になりますが水痘に感染する危険性を減らすことができます。

 スケジュールが良く分からない場合は母子手帳をお手元において、お気軽にお電話でお問い合わせください。

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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水ぼうそう、定期接種に…年間100万人が感染

2013-12-22 15:52:54 | 予防接種(ワクチン)

水痘ワクチンに関する記事が出ていました。

「水ぼうそう、定期接種に…年間100万人が感染
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131222-00000124-yom-sci」

 記事によると「政府は、子どもの命を奪うこともある水痘(水ぼうそう)を予防する小児用ワクチンを、予防接種法に基づいて自治体が行う定期予防接種に加える方針を固めた。」とのことです。

 これまで、任意接種であった水痘がいよいよ公費で接種できるようになります。

 記事には「全身に発疹ができる水痘は、厚労省の推計では小児を中心に年間に約100万人が感染し、20人程度が死亡する。ワクチンは患者を大幅に減らせると期待され、1~2歳までに一定期間を置いて2回接種する。」ともあります。

 水痘ワクチンは小児に必要なワクチンなので定期接種になることは大変喜ばしいことです。困るのは、定期接種になるまで待ってしまう方が出てくることです。確かに個人負担が無料になることは良いことですが、それまで待っていて感染してしまって死亡してしまっては意味がありません。1歳以上のお子さんは定期接種化を待つことなく接種することをお勧めします。


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教諭、結核気づかず2カ月授業 生徒ら15人感染 東京

2013-10-20 09:31:01 | 予防接種(ワクチン)
教諭、結核気づかず2カ月授業 生徒ら15人感染 東京

結核に関する記事が出ていました「教諭、結核気づかず2カ月授業 生徒ら15人感染 東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131020-00000007-asahi-soci」

 記事によると「東京都八王子市の市立中学校の男性教諭が肺結核を発病しながら約2カ月間授業を続け、ほかの教諭6人と生徒9人が結核に感染していたことが分かった。」「教諭は40代。5月、せきが続いて医療機関で受診したが結核と診断されず、1学期終了まで教壇に立った。8月29日、市の健康診断の3次検査で肺結核とわかり、都内の病院に入院した。」とのことです。

 春から夏にかけて続く長期の咳は通常の感染症ではありませんが、初期には結核と疑われないのでしょうね。検診も3次検査で診断されたのですから、結核と疑っていてもすぐには診断できなかったということです。

BCGは結核の予防接種ですが乳幼児にとっては重要です。BCGを接種していても結核には感染してしまうのですが、重症結核は防ぐことができます。乳幼児が重症結核になると「咳」では済まないで「死亡」します。
 海外で結核の発生の殆どない国ではBCGは行われていません、このため海外生活をしていて海外で生まれた長男はBCGをしていないから、日本で生まれた次男にはBCGをしないという方もおります。しかし、これは大変危険です。上記記事で分かるように日本には結核が残っております。日本に住んでいる限りは適切な時期にBCGを接種しましょう。

 また、BCGに限らず予防接種を、まったく接種しない方がいます。何かの勘違いなのだと思いますが、こどもにとって予防接種をしないのは命を危険にさらす行為です。ある高名な先生は赤ちゃんにワクチンをしないのは、真冬に服も着せないで赤ちゃんを裸で連れ回すようなものだと仰っていました。必要なワクチンは全て接種するようにしましょう。


(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
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インフルエンザの予防接種を10月1日から開始いたします。(ワクチン予診票)

2013-09-27 11:38:11 | 予防接種(ワクチン)
インフルエンザの予防接種を10月1日から開始いたします。(ワクチン予診票)

 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールで、インフルエンザワクチンは、毎年 10月、11月などに2回(13歳より1回)とあります。

当院では10月1日からインフルエンザワクチンの接種を開始致します。

 接種時には予診票を書いて頂いています。

予診票は接種当日の来院時にお渡し致しますので当日院内で記載して頂いても良いですし、事前に来院して頂ければ予診票をお渡し致しますので自宅で書いてこられても良いです。そして、事前に来院しなくても自宅で印刷して書いてこられるように下記に予診票のPDFファイルを添付します。よろしければ使用してください。


インフルエンザワクチンの予診票


希望があれば小児だけでなく、成人のかたもご接種いたします。
 ご不明な点は電話でお問い合わせください。



ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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プレベナー サミット 2013 に参加してきました。

2013-09-15 07:04:55 | 予防接種(ワクチン)
プレベナー サミット 2013 に参加してきました。

 昨夜、肺炎球菌ワクチンであるプレベナーの勉強会に参加してきました。東京会場と福岡会場を繋ぐ集まりで、私はもちろん東京会場で参加しました。相当に高度な話しでしたが、肺炎球菌感染症に関する最新の知見を聞くことができ、明日からの診療にも役立てたいと思います。

 この集まりには大学の後輩が来ており旧交を深め小児科診療について情報交換もすることができて大変勉強になりました。

 (感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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栃木県足利市の患者さんの予防接種について

2013-09-04 16:54:54 | 予防接種(ワクチン)

栃木県足利市の患者さんの予防接種について

 

 当院は群馬県の桐生市にありますが、近いため足利市の方がたくさん来院しております。

 

予防接種の定期接種(公費負担があるもの)に関しては群馬県内の方であれば市を超えても手続をしなくても接種できますが、栃木県の足利市の患者さんに関しては理由があって申請をしないと公費負担が受けられません。

 足利市役所に問い合わせたところ、群馬県で受ける理由はアレルギーや喘息など簡単な理由で良いそうです。申請をして、用紙をもらって、一度当院の窓口で支払いをして、役所で料金をもらうという形になるそうです。

 もちろん、任意接種に関して申請などは必要ないので今まで通り当院で受けて頂きたいと思います。

 

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

 

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日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方
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子宮頸がんなど3ワクチン、4月から定期接種の対象に

2013-04-01 13:18:00 | 予防接種(ワクチン)
子宮頸がんなど3ワクチン、4月から定期接種の対象に

ワクチンに関する記事がありました。
「子宮頸がんなど3ワクチン、4月から定期接種の対象に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000016-asahi-soci」

記事によれば「子宮頸(けい)がんなど3ワクチンを定期接種に加える予防接種法改正案が29日、参院本会議で可決、成立した。4月1日に施行される。」とのことです。

個人的には遅れに遅れて、今ごろ成立かと驚いています。衆院選による遅れがあるにしても4月1日から施行されるワクチンについて国会で成立するのが3月29日とはなんともギリギリ過ぎるように感じます。まあ、それだけ国会も忙しいのだと思いますが、それにしても何とかならないものかと思います。

 「ほかに追加されるのは、乳幼児の細菌性髄膜炎の原因になるインフルエンザ菌b型(ヒブ)と小児用肺炎球菌のワクチン。3ワクチンは2010年度から暫定的に公費助成されてきた。子宮頸がんは小学6年~高校1年、ヒブと小児用肺炎球菌は生後2~60カ月が定期接種の対象となる。」だそうです。

 「子宮頸がんのワクチンを巡っては、ほかのワクチンに比べて副作用報告が多いと懸念する声がある。失神やけいれんが目立つことから、厚生労働省は「注射針を刺すことが影響している可能性がある。中止するほどの重大な懸念はない」としている。」

 幸いなことに3ワクチンとも桐生では今まで公費で接種していましたが、今後は定期接種として行うことになったのは進歩だと思います。

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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生後1歳未満のインフルエンザワクチン接種について

2013-02-06 12:12:37 | 予防接種(ワクチン)
生後1歳未満のインフルエンザワクチン接種について

 定点観測を見る限り群馬県のインフルエンザ流行のピークは越えて患者数は減り始めています。

 日々の診療していて驚いたことに生後1歳未満のために医療機関で予防接種を希望してもインフルエンザワクチンを接種してもらえずにインフルエンザに感染している方が多くおりました。当院では生後6か月以降であればインフルエンザワクチンを接種します。それは、日本小児科学会も感染症研究所も生後6か月以降ではインフルエンザワクチンの接種を推奨しているからです。
ワクチン先進国の米国でも現在,一部の例外を除く生後6カ月以上の全ての人に年1回のインフルエンザワクチン接種が推奨されています。
 にもかかわらず、現在でも1歳未満ではインフルエンザワクチンは接種しなくて良いと言う医療機関があることは大変残念です。こどもの予防接種は当院に受診することをお勧めします。
 インフルエンザワクチンを接種してもインフルエンザに感染して咳や熱などの症状が出ることはあります。このために、せっかく接種したのに感染してしまうのであれば来年は受けないという意見を聞くことがあります。しかし、インフルエンザで熱と咳だけで完治すれば経過良好だったと考えて頂きたいと思います。インフルエンザの一部では肺炎や脳症となり死亡したり後遺症を残したりします。普通の小児科医師は診療したことはないかも知れませんが、私は大きな病院にいたためインフルエンザによる肺炎や脳症を多数診療しており残念な経過をたどった症例も診療しています。ワクチンは完璧ではありませんがインフルエンザによる死亡、後遺症を減らせれば、接種すべきだと考えています。

興味のある方は下記に情報が書かれています。

http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427_1.pdf#search='%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91%E5%AD%A6%E4%BC%9A+%E4%BA%88%E9%98%B2%E6%8E%A5%E7%A8%AE'
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule.html
http://kenko100.jp/news/13/01/24/01

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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ワクチンにおけるチメロサールの維持

2013-02-05 18:40:34 | 予防接種(ワクチン)
ワクチンにおけるチメロサールの維持

 ワクチンの防腐剤として使用されているチメロサールについて、以前、害があるのではないかと論争になりましたが、最近は害は無いことが確認されています。ところが゛最近でもチメロサールについて心配されている方がおります。これは古い考え方です。全てのワクチンにチメロサールが入っているわけではありませんが、チメロサールが使用されているワクチンにはチメロサールが入っている方が良いために入っているので心配する必要はないと言うことになっています。

 この論争に関して、最近、American Academy of Pediatrics(AAP =アメリカの小児アカデミー)がチメロサールを禁止すべきでないと発表しました。これは画期的な発表で、そもそもAAPは1999年当時確かな証拠がなかったにもかかわらずチメロサールの排除要請をしていました。しかし、最近になって「チメロサールが小児に害を及ぼす原因となるかどうかを解き明かすために非常に多くの試みを行い、その最終結果は基本的にそのようには思えない」との結論が出たそうです。

 少なくとも国内で使用されているワクチンに関しては安全性が確認されているため、チメロサール問題視する必要も、排除する必要もありません。実際に、一時期チメロサールを成分から排除していたワクチンメーカーも最近になって再度チメロサールを使用しはじめています。そして、極々限られたデーターですがチメロサール入りのほうが安全という情報も出ています。

興味のある方は、下記論文に論争が書かれていますので読んでみると良いかも知れません。
Pediatrics. 2013 Jan;131(1):154-6. doi: 10.1542/peds.2012-2976. Epub 2012 Dec 17.
Global justice and the proposed ban on thimerosal-containing vaccines.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23248220

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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水痘ワクチンについて

2012-11-15 11:45:47 | 予防接種(ワクチン)
水痘ワクチンについて

 桐生地区ではありませんが県内で水痘(みずぼうそう)の報告があります。この病気は予防接種により防ぐことのできる病気です。1歳を過ぎたらなるべく早く水痘ワクチンを接種しましょう。さらに、日本小児科学会では一回目の水痘接種から3か月以上経過してれば2回目の水痘接種ワクチン接種を推奨しています(できれば2回目も2歳未満ですが、2歳過ぎても2回目の接種が必要です)。

 残念なことに群馬県内では水痘に感染してしまった方が良いという間違った考えが広まっています。実際に1歳ではなく、1歳以降年長になって罹患しなかったらワクチンを接種した方が良いと説明する医療機関もあります。これは間違いです。惑わされずに日本小児科学会の推奨に従って早めに接種するようにしましょう。

日本では麻疹の予防全種率が上がり水痘の予防摂取率が低いため、水痘による死亡数が麻疹よる死亡数を上回っている状況です。日本以外の先進国では水痘のワクチン接種により、水痘に罹患してして死亡する子供や脳症後の後遺症で苦しむ子供はほとんどいなくなりました。日本だけが水痘による死亡数が減らないのは大変残念なことです。水痘予防接種をしても水痘に感染することはありますが、重症化は100%防ぐとされています。予防接種をして水痘でお子さんが重症化しないようにしましょう。

(上記の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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三種混合ワクチンに含まれる百日咳について

2012-09-04 17:54:00 | 予防接種(ワクチン)
三種混合ワクチンに含まれる百日咳について

 群馬県で現在、百日咳の報告が上がってきています。

 百日咳について、三種混合ワクチンをBCGの後にするなど遅く接種する医療機関があり、困ったことだなと思います。

 どうも、百日咳は100日咳が続く病気と考えられているようです。しかし、これは正しい認識ではありません。確かに名前からすると100日咳が続く病気のように感じてしまいます。しかし、百日咳に感染すると乳幼児は死亡することがある病気なのです。
 実際に百日咳ワクチンが導入される前は日本でも年間2000人以上が百日咳で死亡していました。
 生後3か月になったら速やかに百日咳ワクチンを含む三種混合を接種する必要があります。

(上記の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

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9月1日より不活化ポリオワクチンが定期接種となります。

2012-09-01 00:00:16 | 予防接種(ワクチン)
9月1日より不活化ポリオワクチンが定期接種となります。

詳細は下記の厚生労働省のホームページに記載されています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html#q04

 今までの生のポリオワクチンは保健センターなどで集団接種でしたが、不活化ポリオワクチンは個別接種になり当院で公費(=対象者は無料)で接種できるようになりました。

 厚生労働省ホームページの一部を抜粋すると

単独の不活化ポリオワクチンの定期接種は、2012(平成24)年9月1日から開始されます。
2012(平成24)年9月1日から生ポリオワクチンの定期予防接種は中止され、単独の不活化ポリオワクチンの定期接種が導入されます。

ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオワクチン(DPT-IPV)の4種混合ワクチンの定期接種は、11月開始を予定しています。しかし、ジフテリア・百日せき・破傷風(DPT)の3種混合ワクチンの接種を遅らせることはおすすめできません。(乳児が百日ぜきにかかると、重症化し、命に関わることもあります。)

不活化ポリオワクチンは、初回接種3回、追加接種1回、合計4回の接種が必要です。
不活化ポリオワクチンの標準的な接種年齢・回数・間隔は、次のとおりです。
初回接種(3回):生後3か月から12か月に3回 (20日以上の間隔をおく)
追加接種(1回):初回接種から12か月から18か月後(最低6か月後)に1回
なお、この期間を過ぎた場合でも、生後90か月(7歳半)に至るまでの間であれば、接種ができます。過去に生ポリオワクチンを受けそびれた方も、対象年齢内であれば、不活化ポリオワクチンの定期接種を受けていただくことが可能ですので、接種されることをおすすめします。

不活化ポリオワクチン導入前に1回目の生ポリオワクチンを接種した方は、2回目以降は不活化ポリオワクチンを受けることになります。
2012(平成24)年8月31日時点で、生ポリオワクチンを1回接種した方は、9月1日以降に、不活化ポリオワクチンを3回接種することになります。

すでに不活化ポリオワクチン1~2回と生ポリオワクチン1回を受けている場合でも(順番問わず)、不活化ポリオワクチンの定期接種を受けられます。
生ポリオワクチン1回と不活化ポリオワクチンを合計して4回となるよう、残りの不活化ポリオワクチン1~2回を定期接種として受けることが可能です。

生ポリオワクチンをすでに2回接種された方は、不活化ポリオワクチンの追加接種は不要です。

すでに不活化ポリオワクチンを1回~3回受けている場合でも、不活化ポリオワクチンの定期接種を受けることが出来ます。

 桐生市はもちろん群馬県の方は当院で不活化ポリオワクチンを接種することができます。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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