「妊婦らへの新型ワクチン接種、１７県が来月２日から」・・・本当

「妊婦らへの新型ワクチン接種、１７県が来月２日から」・・・本当に?

　新型インフルエンザワクチンの予定が前倒しになったと報道されています。群馬県も11月2日から接種開始とのことです。しかし、本当に開始されるのでしょうか?

記事はこちら「妊婦らへの新型ワクチン接種、１７県が来月２日からhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091030-00001432-yom-soci」

記事の中の「接種前倒しは、医療従事者（２０～５０歳代）への接種回数が２回から１回に変更されたことなどから、余剰分が活用される。」というのは理解できます。しかし、現在のところワクチンが入荷するとの連絡もありませんし、本当に始まるのかなと思っています。本日31日土曜日で、明日1日日曜日で、2日は明後日です。なにしろ、2日にワクチンが突然届いたとしても、妊婦さんなどに連絡してすぐに来られるわけではないですからね。

記事には「厚労省は具体的な接種開始日については、かかりつけの医療機関に確認するよう呼びかけている。」とのことです。しかし、確認されてもワクチンそのものがいつ届くのか分からないのですから(まあ、遅くとも11月半ばには届くのでしょうけれど)、確認されても、まだ入っていませんとしか言えません。厚労省はなにを考えているのでしょう。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

知っていますか？インフルエンザ脳症の怖さ(新型インフル大流行で危険増す)

知っていますか？インフルエンザ脳症の怖さ(新型インフル大流行で危険増す)

　先日ここに書いた日刊ゲンダイの記事が、そのままゲンダイネットに掲載されました。
(　http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=18071　)

　自分の喋ったことが新聞の記事になるのは面白いなと感じました。でも、読み直すとちょっと自分の言葉と違うような気もします。興味深い経験ですね。

　もともと、私はインフルエンザ脳炎に関する研究をして「インフルエンザ脳症に対するステロイドパルス療法の検討」(http://shoni-iji.com/papers/0811.html)を2008年に小児科臨床という雑誌で論文を発表したこともあります。このため、インフルエンザに関しては詳しいつもりでいましたが、今回少し勉強をして、さらに自分の論文を読み直して、細かいことで忘れていることもあるなと思いました。常に勉強しないといけないなと感じました。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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インフルエンザによる超過死亡

インフルエンザによる超過死亡

　私は日本小児感染症学会会員なので学会誌が届きます。
この雑誌の最新号に呼吸器ウィルス感染症について書かれた論文があり、話題のインフルエンザについても書かれていました。
中でも目を引くのは、インフルエンザを一言で表現すると「流行の大きさが全死亡統計における超過死亡に影響を与えるほどの感染症」となるそうです。(超過死亡とは、まあ、もともと冬に死亡率は高いのですが、本来例年そんなに変わることはないはずですが、インフルエンザの流行規模で死亡数が増えることがあり、その増えたぶんが超過死亡と言われます。)
有名なスペインかぜなどでは、世界の人口20億人程度のうち6億人が感染し、2000万人以上が死亡、死亡率4-5%だったそうです。恐ろしい感染症と言えます。
まあ、これに比較すれば現在の新型インフルエンザ（ブタ）は、死亡率は1/10程度なので、まだ良い方なのかも知れません。
　しかし、いずれにしろ恐ろしい病気であることには変わりないので、インフルエンザワクチンや手洗いなど可能な限り感染しないように防御しましょう。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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群馬県の感染症発生動向 週報

群馬県の感染症発生動向　週報

　群馬県全体のインフルエンザの患者報告数が先週より増加して注意報域を超えています。特に渋川地区は警報域を超えていて、前橋、伊勢崎、東部地区、富岡地区、藤岡地区、館林地区、西地区、利根沼田地区で注意報域を超えています。これをみると桐生地区が外れています。確かに学級閉鎖している学校が減ったような気がします。

　また、館林地区でおたふく(流行性耳下腺炎)が館林地区で多くの報告がありました。麻疹風疹ワクチンを接種したら、なるべく早くおたふくワクチンを接種しましょう。でも、いまならインフルエンザワクチン優先でしょうかね。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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日刊ゲンダイ 「インフルエンザ脳症」

日刊ゲンダイ　「インフルエンザ脳症」

　「日刊ゲンダイ」という新聞の記者さんからインフルエンザ脳症について質問があり、記事になりました。27日付の夕刊だそうですから、明日までどこかで売っているのでしょうね。私が以前にインフルエンザ脳症に関する論文を書いたことがあるため、質問が来たようです。インフルエンザ脳症の記事の中で私のコメントが掲載されるようです。
　各種新聞にインフルエンザに関する記事がたくさん書かれていますが、このようにして出来上がるのですね。取材を受けて興味深かったです。

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馬県の感染症発生動向 週報

馬県の感染症発生動向　週報

　群馬県全体のインフルエンザの患者報告数が先週より急激に増加して、注意報域を超えました。桐生地区はもちろん、渋川、藤岡、西部地区、伊勢崎地区、前橋、東部地区から多くの報告があり注意報域を超えました。

　また、利根沼田地区から百日咳の報告がありました。百日咳は三種混合ワクチンに含まれています。乳児期の早めに三種混合ワクチンを済ませましょう。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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新型インフルエンザワクチン 一回? 異論?

新型インフルエンザワクチン　一回?　異論?

新型インフルワクチン接種　「１回で効果」異論　妊婦らの回数検討継続(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000041-san-soci)


　新型インフルエンザワクチンに関して一回で効果と書きましたが、異論も出ているようです。
　異論は、「１９日に別のメンバーを加えて開いた意見交換会で、妊婦や持病のある人について、「１回接種で効果を裏付けるデータが存在しない」などとする意見が相次ぎ、引き続き検討することにした。また、季節性では３歳以下で発症することの多いインフル脳症が、新型では１０代で多くみられるため、１３歳以上の１０代の接種回数も改めて検討する方針。妊婦や持病のある人、中高生を対象にした小規模な臨床試験を実施すべきだとの意見も出された。」そうです。
　「慎重」なのと「早く情報を流す」のは必要なことと思いますが、なんとも、方針がころころ変わって振り回されている気がします。そもそも、昨日19日から接種開始となっていましたが群馬県ではまだ何も動いていません。この直前に決まるスケジュールでは無理もないと思います。今後も、混乱が続く可能性が高いのですが、あまり振り回されないようにしてなるべく早く接種開始できるようにしたいと思います。

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新型インフルエンザワクチンに関して(一回接種でも効果あり)

新型インフルエンザワクチンに関して(一回接種でも効果あり)

新型インフルエンザワクチンに関して、新たな報道がありました。

「新型インフル　接種１回でも効果　国産ワクチン、４０００万人分確保http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091017-00000066-san-soci」

　記事によれば「新型インフルエンザの国産ワクチンの接種回数について、厚生労働省の専門家会議は１６日、免疫が上がりにくいとされる「１歳から１３歳未満の小児」以外は原則１回接種とすることで合意した。厚労省の調査で、「１回接種でも効果がある」とする結果が出たため。来週にも１回接種の方針が正式決定する見通し。」だそうです。
これに伴い、２回接種を想定した場合にくらべて、一回接種となると、接種可能人数が増えるため、接種のスケジュールが全体的に前倒しになるでしょう。
　早く接種できることになるのは朗報です。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

新型インフルエンザワクチンに関して

新型インフルエンザワクチンに関して

　本日医師会の方で新型インフルエンザワクチンに関する講習がありました。講演された先生の話はとても分かりやすかったのですが、まだ完全に決まっていないこともあり、どうなるのか少し不安です。
　それでも、基本的に、かかりつけで接種する方針となり、当院でもワクチン入荷次第、接種開始が出来ると思います。ただ、今回のワクチンは制限があり、優先順位の上位者から接種するのはもちろんですが、流通に関しても、いつ入荷するのかもまだ分からないようです。また、通常診療と予防接種を完全に時間で分ける必要があるようで、接種される方には不便を強いることになってしまうかも知れません。
　しかし、必要なワクチンだと考えておりますので極力、早めに、公平に接種を開始したいと考えています。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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群馬県の感染症発生動向 週報

群馬県の感染症発生動向　週報

　群馬県全体のインフルエンザの患者報告数が先週より急増しました。
　特に桐生地区でも多くの報告がありました。
　桐生地区以外では渋川地区で注意報域を超えています。桐生地区、西部地区、藤岡地区、前橋市から多くの患者報告がありました。

　また、感染性胃腸炎が桐生地区で多くの報告がありました。

　館林地区で流行性耳下腺炎(おたふく)が多く報告がありました。

　おたふくは予防接種で予防できます。1歳以降であれば早めに麻疹の次に接種したほうがよいワクチンです。接種年齢で、まだ接種されていない方は早めに麻疹ワクチンを接種しましょう。(もちろん、いまはおたふくよりインフルエンザワクチン優先だと思いますが。)

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、ＢＣＧワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

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低身長の成長ホルモン補充療法について

低身長の成長ホルモン治療について

　本日の上毛新聞の健康通信クラブに低身長について記事がありました。成長曲線の作成で、「隠れた病気を早期発見」と見出しがあり、詳しく書かれています。
　低身長自体は身長が低いことが定義ですが、様々な理由で起こります。
理解しやすい話しとしては成長ホルモンの分泌が少ない方がいて、この場合は治療として成長ホルモンの補充療法が行われます。治療が必要かどうかの検査は身長測定に加えて、ホルモンに関しては血液検査、そして難しい話になりますが負荷試験などを行って判断します。
　意外と、低身長でもそのまま見過ごされる方もおりますが、必要に応じて治療をすると身長が伸びることもあるため気になる方はご相談ください。

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医師不在日の追加

医師不在日の追加

　副院長の不在日が増えました。他の医師が診療するため休診にはなりません。

副院長　疋田敏之 （ひきたとしゆき）不在日

14日（水曜日）　朝より17時30分ごろ　大学病院専門外来
22日（木曜日）　11時30分より　午後大学病院専門外来

追加
19日（月曜日）　朝より17時30分ごろ　大学病院専門外来

　ご迷惑おかけして申しわけ有りません。

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新型インフルエンザワクチンに関して(妊婦さんに関して)

新型インフルエンザワクチンに関して

　新型インフルエンザワクチンに関して会合があったり、書類が送られてきたりしてぼんやりと概要が見えてきました。来週も会合がありさらに明らかになっていくと思います。
　現時点では登録書類は提出して、接種ができるように努力している段階です。そもそも、当院がワクチン接種できる医療機関に登録されるのかまだ分かりません。方針としてかかりつけで接種とのことですし、登録に必要な書類が送付されてきたので、恐らく接種開始できると思います。
　これに合わせて、現在、妊婦や基礎疾患(気管支喘息など)の優先順位の高い方の人数を報告して登録する必要があるため集計作業をしております。当院は小児科であるため子供が殆どですが、成人に関しても予約を受け付けていた時期があり、現在予約を受け付けた成人で妊娠中の方が何名であるか正確に把握できておりません。当院にお子さんが受診されていて妊娠していると話している方は把握していると思いますが、電話予約で大人という情報だけで予約して、妊娠されている方がおりましたら御連絡頂ければと思います。

　なお、基礎疾患のない成人の接種ができるのは当分先であるため、当面は成人の予約を締め切らせて頂いております。小児に関しては予約を受けておりますが、本当にワクチンが十分に支給されるのか、はっきりしません。妊婦さんに関しては成人の予約を締め切った時点で、予約を締め切りましたが、接種先が見つからない方がおりましたら当院に予約してみてください。しかし、これも、本当にワクチンが十分に供給されるのか明確ではないので確約はできないというのが現状です。

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医師不在日の追加

医師不在日の追加

　副院長の不在日が追加されました。この他にももう一日不在日が増えるかも知れません。((19日を追加しました)10/13)

副院長　疋田敏之 （ひきたとしゆき）
７日（水曜日）　14時～15時半　桐生市３歳健診
８日（木曜日）　11時30分より　午後大学病院専門外来
９日（金曜日）　14時～15時半　桐生市　ポリオ
22日（木曜日）　11時30分より　午後大学病院専門外来

追加
14日（水曜日）　朝より17時30分　大学病院専門外来

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
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ひきた小児科クリニックの歴史

ひきた小児科クリニックの歴史

10月1日で改装して一年たちしました。
当院がいつから診療しているか調べたところ、家にあった医師会史には昭和22年(1947年)11月と記載されていました。しかし、他の診療所も殆どが22年11月と記載されており単に登録日かも知れません。
とにかく戦後から桐生で診療しているようです。

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