ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

日焼け止め(2)

2010-04-29 09:46:41 | 日記・メモ (Weblog)
日焼け止め(2)

 先日書いたように診療中にこどもの日焼け止めについて質問されたときに、日焼け止めのサンプルを配っています。
 この時に、「2度塗りをしてください」というと、「2度塗らないとダメなのですか?」 と質問されます。私は日焼け止めとは2度塗るものだと思っているので、「今までどうされていたのですか?」とたずねると、多くの方は2度塗りをしていないようです。
 細かいことは日焼け止めを作っている会社のホームページにありますが、2回塗った方が良いように思います。もちろん、耳、首などにも使用する必要があります。
 さらに、「クレンジングジェルなどが必要ですか」と聞かれますが、フェース&ボディーソープで2回洗えばとれるそうです。耐水性がないのはデメリットですがクレンジングジェルを必要としないのはこどもの肌にとっては優しいと思います。

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http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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群馬県の感染症発生動向 (週報)

2010-04-27 21:47:21 | 流行状況
群馬県の感染症発生動向 (週報)

感染性胃腸炎は先週より増加しました。桐生、富岡から多く報告されています。

百日咳が桐生地区から2例報告がありました。

おたふく(流行性耳下腺炎)は館林から、水痘(みずぼうそう)、前橋、渋川から、手足区府病は富岡から多く報告がありました。

桐生地区で百日咳が発生しています。にもかかわらず、桐生市全体では百日咳ワクチンを含む三種混合ワクチンより、BCGやポリオを先に推奨する動きがあります。小児科専門医の立場からすると、生後3か月となったら、なるべく早く三種混合ワクチンを接種することを強く推奨します。個人的には早めに予診表を手に入れて3・4か月検診に行く前に三種混合ワクチンを接種した方が良いのではないかと思っています。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

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桐生のAEON英会話イーオン

2010-04-25 10:40:21 | 日記・メモ (Weblog)
桐生のAEON英会話イーオン

 医療と関係ありませんが、先日、台湾での学会発表の練習のために英会話学校行きました。
インターネットで英会話学校を調べたところ大手ではAEON英会話イーオン(http://www.aeonet.co.jp/)が桐生駅の前にありました。
発表の原稿の読み方が正しいかチェックしてもらうためです。英会話ではありませんでしたが、丁寧に対応して頂きました。講習は二回で、ネイティブの先生に1対1で読み方をチェックして頂いたところ、発音の間違えが見つかり、訂正して発表しました。発表はうまくいったように思います。

 英会話学校には10年以上前に駅前留学NOVA(ノヴァ)に通ったことがあります。米国のシアトルに研究に行く半年前に通うことにしたのですが、記憶によれば70回分の講習チケットを購入したのに、忙しくて7枚しか使用しませんでした。もちろん、解約して返金して頂きました。

最近では英会話学校「ジオス」(http://www.geos.co.jp/)が「破産手続開始の決定」をしたそうです。なかなか、英会話学校も大変なようです。

 今回のイーオンの講習は2回で終わりではなくて、あと4回分のグループ講習が残っています。6月までに行かなくてはならないのですが、近日中に英文の医学論文など原稿を4つ書く必要があるため行く時間を捻出するのは大変です。でも、英語苦手なので何とかしなくてはという思いもあります。ネイティブのようにキレイに英語をしゃべれる必要は全くないと思っていますが、読み書きに関しては中学・高校でしっかり勉強しておけば良かったと思っています。

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「最初の診療」質向上へ

2010-04-24 21:42:39 | 新聞記事など
「最初の診療」質向上へ

「最初の診療」質向上へ本腰 学ぶ医師増やせ 認定制度を充実 学術団体と日医 「http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100424-00000067-san-soci」という記事がありました。

 記事には「近畿のある総合病院に勤務する40歳代の小児科の男性医師は、知り合いの開業医の紹介で来院した子供を診て驚いたことがある。「風邪と聞いていたが、ぜんそくだ。しかも肺に傷がついているかもしれない」。すぐに治療を施した。大事には至らなかったものの、開業医には早く連絡するよう注意した。」とありますが、小児科を勉強していた医師でなければ、このようなことは沢山あります。実際に診療していると小児科専門医の私としては驚くことが行われていることが少なくありません。なぜ勉強していないで、小児の診療ができるのかと不思議に思っています。そして、この記事の近畿の開業医の先生は総合病院の小児科に子供を紹介したということですから、良い先生だと思います。むしろ、かかりつけに受診していても治らないから小児科の診療所を受診して驚くことの方が多いように思います。

 記事には「こうした失敗を防ごうと4月に発足した「日本プライマリ・ケア連合学会」(東京)は、日本プライマリ・ケア学会▽日本家庭医療学会▽日本総合診療医学会が合併して誕生した。合併の目的の一つが各自で設けていたプライマリ・ケアに関する認定制度の統一だ。当面、日本家庭医療学会のプログラムを基に「プライマリ・ケア専門医認定制度」を実施。専門にかかわりなく臓器別の診断▽幼小児期と終末期のケア、患者とのコミュニケーション能力▽患者やその家族、地域医療にかかわれるかなどを問い、5年ごとに更新する。」とあります。私は小児科専門医として小児診療に特化しているため、小児科専門医の更新を5年ごとにしています。今後も小児の診療であれば何でも診療することができるように勉強を続けたいと思います。

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群馬県の感染症発生動向 (週報)

2010-04-21 12:39:48 | 流行状況
群馬県の感染症発生動向 (週報)

感染性胃腸炎は先週より増加しました。桐生、東部、富岡から多く報告されています。

A群溶連菌は前橋から、おたふく(流行性耳下腺炎)は館林から、水痘(みずぼうそう)、伊勢崎から多く報告がありました。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

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日本脳炎ワクチンの積極的な勧奨について

2010-04-19 23:08:48 | 予防接種(ワクチン)
日本脳炎ワクチンの積極的な勧奨について

 日本脳炎ワクチンは平成17年より、接種の積極的な勧奨を差し控えることになっていました。文字通り「勧奨を差し控える」で「接種の差し控え」ではありませんでしたが、新聞で大きく報道され接種されなくなってしまいました。残念なことに今回の積極的な勧奨については大きく報道されていません。
 しかし、4月1日付で厚生労働省から勧奨について文章が届きました(医師会から、届いたのはつい先日ですが)。もちろん、この理由はワクチンが新しくなったためでしょう。
 一部を書き出すと「接種の積極的な勧奨を差し控えることとしていたところであるが、今般、厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会において、予防接種法に基づく定期予防接種における同法施行令の表に規定する生後6か月から生後90か月に至るまでの間にあるものに対する予防接種については、積極的な勧奨を行う段階に至ったものとされたことから、市町村は「定期の予防接種にの実施について」に定める第一期の標準的な接種期間に該当する者(平成22年においては3歳に対する初回接種)に対して積極的な勧奨を行うこととされたい」とのことです。

 ただ、残念ながら1期の初回(2回)と追加(初回から1年後)は開始されましたが、2期に関しては開始されていません。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

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明日から台湾で小児科の学会です。

2010-04-14 15:13:17 | 医師不在日(スケジュール)
明日から小児科の学会で台湾です。

 私(疋田敏之)は明日(4/15)の午後から日曜(4/18)まで小児科の学会で台湾に行ってまいります。
 院長ならびに女医の方はおりますので、ひきた小児科クリニックの診療は通常どおりで、休診にはなりません。
 台湾では小児の「川崎病の検査」と小児の「周期性嘔吐症の治療」に関して発表をしてきます。発表用のスライドはできたのですが英語の講演なので少々心配です。
 海外の最新の小児科領域の医学知識を学んで診療に反映させたいと思います。

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群馬県の感染症発生動向 (週報)

2010-04-14 15:12:38 | 流行状況
群馬県の感染症発生動向 (週報)

 おたふく(流行性耳下腺炎)は桐生、館林から多くの患者報告がありました。

感染性胃腸炎は先週より減少しました。しかし、桐生、富岡、藤岡から多く報告されています。

水痘(みずぼうそう)、手足口病は前橋から多く報告がありました。
また、百日咳が東部地区から2例報告がありました。

 ついに桐生でも、おたふくの流行が始まりました。なるべく1歳を過ぎて麻疹風疹ワクチンを済ませた方で、おたふくワクチンを接種されていない方は、なるべく早く、おたふくの予防接種をしましょう。いまだに、ワクチンより感染した方が良いのではとお考えの方がおりますが、予防接種により感染予防することを強くお勧めします。

県内で百日咳が発生しています。生後3か月過ぎたらなるべく早く三種混合ワクチン(百日咳、破傷風、ジフテリアワクチン)を接種しましょう。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

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不適切と思われるアレルギー検査

2010-04-13 22:06:46 | 日記・メモ (Weblog)
不適切と思われるアレルギー検査

「入学・園前にアレルギー検査をしてください」と言わたのでアレルギー検査をしてほしいという依頼があります。特に4月になったため増えています。
 しかし、残念ながら、どう考えても検査不要な方も多くおります。本人にアレルギーの症状があるのであれば、検査しても良いと思います。しかし、本人は生来健康で「兄弟がアレルギーであるから」、もしくは、「これからアレルギーが出てくるかも知れないから検査するように」と、指示されている方がおり、小児科専門医の私としては「そんの意味ない」と思いながら患者さんに、必要性と不必要性を説明しています。しかし、検査をしなければ通学、通園できないとなると医学的には不必要でも、通学、通園のために検査をする必要が出てきてしまいます。
 必要のない検査は、子供に針を刺すわけですから、残酷だなと思います。
 もっとも、当院でしなければ他の病院に行くでしょうから、そこで下手な人に検査をされるより当院で検査した方が良いと考えています。
 そもそも、校・園医が不勉強でこんな無駄な検査を指示しているのだと思います。非常に残念です。
 ちなみに、アレルギーであるかどうか書類が欲しいというのであれば、検査はなくても診断書を書けばよいのですが、検査伝票のコピーを請求する学校、園もあります。
 当然、アレルギーで検査の必要な患者さんもたくさんいます。ただ、その判断がきちんとできるのは小児科専門医でアレルギーについて詳しい医師だけだと思います。

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群馬県の感染症発生動向 (週報)

2010-04-06 18:14:47 | 流行状況
群馬県の感染症発生動向 (週報)

感染性胃腸炎は先週より減少しました。しかし、桐生、富岡から多く報告されています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は伊勢崎、藤岡から、水痘(みずぼうそう)は前橋、富岡、渋川、利根沼田から、おたふくは館林から多く報告がありました。

また、百日咳が東部地区から報告がありました。

県内で百日咳が発生しています。生後3か月過ぎたらなるべく早く三種混合ワクチン(百日咳、破傷風、ジフテリアワクチン)を接種しましょう。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。


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日焼け止め

2010-04-05 21:12:23 | 日記・メモ (Weblog)
日焼け止め

 昨年書いたことと重複しますが、日焼け止めについて質問されることがあります。
 一般的なことを説明していますが、何がよいですかと言われると普通に小児用ならと答えています。
 しかし、これが皮膚の弱い方だと、そうもいきません。子供で使えて効果が高くて皮膚に優しい日焼け止めとしてマルホという会社が作っている製品があります。
 そこで、本日、サンプルを取り頂いたので今後、すこし配ってみることにします。

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4月の医師不在日 (変更あり)

2010-04-04 17:54:23 | 医師不在日(スケジュール)
4月の医師不在日 (変更あり)

ひきた小児科クリニックには小児科専門医が3名いるため休診になることはありませんが、桐生市の乳児健診や学会などで不在にすることがあります。ご参考までにスケジュールを提示します。

院長 疋田博之 (ひきたひろゆき)
詳細不明 会議などで不在のことがあります。

副院長 疋田敏之 (ひきたとしゆき)

1日(木曜日) 11時30分より 午後大学病院専門外来
9日(金曜日) 午前~15:30 会議
15日(木曜日) 午後 学会
16日(金曜日) 一日 学会
17日(土曜日) 午前 学会
21日(水曜日) 14時~15時30分 桐生市ポリオ(予防接種)
22日(木曜日) 11時30分より 午後大学病院専門外来
28日(水曜日) 14時~15時30分 桐生市1歳6か月健診


女医 疋田房子 (ひきたふさこ)
詳細不明 会議などで不在のことがあります。


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