オカルト本のラフ・ネームをFAXしたあと来た電話…
「キャラクターは別の人にデザインしてもらうことになっているので、それに合わせて描いてもらえますか」
と言われる。
その後、キャラクター表が送られてきた。
「キャラクター表」というだけあって
全身、アップ、いろいろな表情と描いてある。
何だかアニメーターになった気分…
ひょっとして、これと同じ絵を描けってことか?
俺はアニメーターじゃないんだよ!
漫画家なんだよ!
そんなこと出来るかよ。
絵柄は漫画家にとって命です。
それだけはできません。
みたいなことを
もっとオブラートに包んだ言い方だが
メールで返信した。
返事はまだ無い。
あと、キャラ表と一緒にこんな一文のそえられていた。
「部屋の内装とかもお送りします。」
(実際には部屋の内装のファイルは添付されてなかったが…)
はぁ?
部屋の内装まで決まってんの?
僕は、部屋の見取り図まで描いて、
いろいろな書斎の資料まで集めてデザインしたのに…。
そういう気持ちが爆発したが、
あくまで柔らかめの言い方で、メールで気持ちを伝えた。
連絡事項はちゃんと伝えていただかないと困ります。
キャラデザインと部屋内のデザインのために
資料集めなどを含めて何日費やしたと思ってるんですか。
原稿料が安いから短期間で終わらせようとしているんです。
勘弁してください。
う~む…これって世間的には切れたってことになっちゃう?
別に切れてはいないんですが…
これくらいの文句も言わない方が良かったのかなぁ。
でも、明らかに連絡ミスでしょう。
マジで勘弁してほしいですわ。
◇ ◇ ◇ ◇
さいきん思うんだけど、
僕って、相手に文句を言って関係を悪化させてしまうことが多いのかも知れない。
家を建ててもらった建築業者にも、
雨漏りの件で採算電話をかけたりして
なんか気まずくなってしまった感じだし、
コピー機リースのキャノンの担当さんとも
料金のことで電話での数分に渡る無言の睨みあい(?)の後、
その担当さんからは一切連絡が無いし…
ちょっと口のきき方に気をつけた方がいいかも知れないな。
特に「怒り」の感情を表すときは、
本当にソフトに、やんわりと言うことを心がけた方がいいかも知れない。