ガラスの集中力

昨日は、「ＺＵＢＡ！」の下描きのつもりが
１ページも描けず。
参考資料の写真を選んだり、自分で撮影したりで
時間を潰しました。

「いつもより、上手く集中できている」

なんて思ってしまった事が敗因？
じゃあ、どう思えばいいんだ！

集中できてれば、「お、集中できてるな」と思うのは必然。

でも「集中できてるな」と思うと油断が生まれて、
集中できない状態を招く…
一体どうすればいいんだー！


仏教の悟り・解脱（げだつ）に関する考え方で、
以前とある本で読んだことを思い出しました。

自分が「悟りを開いた！」と思っている段階では、
まだ本当の悟りを開いた状態とは言えない。

…う～む…、難しいな。
でもいつかは、その「悟り」とやらを開くとして、
悟りを開いたときには当然、「俺は悟りを開いた！」と思う訳で…

でも「俺は悟りを開いた！」と思ってしまったら
本当の悟りを開いたことにはならないの？

とにかく、集中力の話は、その悟りの話に似ていると思った訳です。

まあ、確かに「俺はいま集中している！」と思ってしまった瞬間から集中していない、とも言えますな。

集中している時は、自分を客観的に見ることよりも、
気持ちが作業に入り込んでいくものです。

そうか…そう考えると悟りの話も理解できるような気もしてくる。





ま、集中しなくても仕事は進むという状態を作ればいいという話もありますが…。
それだと、あまりにも悲しいじゃないですか。
そんな絵、描きたくないでしょ。

やっぱり集中してやろう！

集中！集中！

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