背景の描き方の変化

今日は『ＺＵＢＡ！』レイプ漫画、下描きです。

やっぱ背景は、資料写真見ないで描くと
リアル感が出なくてダメだなぁ。
今までの記憶を駆使して想像で描いたりするんだけど、
どうもリアルじゃない。
それが作品全体のリアル感を損ねることにつながっているに違いない。
今回の『ＺＵＢＡ！』からは、
ちゃんと資料写真を見て描こう。
いや、見るというか…出来る限りトレースをしよう。
自分の記憶とか想像では限界があるからね。

こんな風に考えるようになったのは、
やっぱり『おやすみプンプン』の影響かな。
あの精密な背景…間違いなくトレース…ちゅうか
写真をそのまま貼ってあるコマもあったりする。
逆にそっちの方が、ロケハンして写真を撮ってこなきゃならないんだから大変だけどね。
でも、出来た作品はリアルで美しい。
あれが、リアルな背景じゃなくて漫画っぽい背景だったらどうだろう。
プンプンがあのキャラだけに、ちょっと微妙になるに違いないよ。

あの漫画は、プンプン一家のみがあの描き方だから
妙にリアルなんだよな。
思春期の少年の感じが出てるよ。

さ、今日から下描きです。

なんか今回は、妙に集中力が固まってきた感じ。
集中の仕方を覚えてきたのだろうか。

というのもね、こないだから頭の中で想像する訓練をしているのです。
今までそんなにやってなかった訓練。

例えばネームを切る時には、
頭の中で１ページを思い浮かべてコマを割ってから実際に描くようにする。

例えば下描きの時、
頭の中で、人物を思い浮かべて
自分がビデオカメラを手に持ってフワフワ浮かんでいる状態を想像する。
そして、人物の周りをグルグル回りながらアングルを決めていく。

以前はネームは、まず手が先だった。
まず紙に描いてみて、違うと思ったら消す。

下描きも同じく。

この「想像する」という訓練をしていくうちに
脳の中で何かが変化してきたのかも知れない。
脳の中で、使ってなかった部分をトレーニングしている感じ…。

そんなこんなでまだまだ脳は成長している気がしますよ。

集中していきます！

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