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日が明けて29日(火)になりました。
今日は、千葉方面にアシスタントに行きます。
帰りは、下手したら夜12時過ぎてしまうかも知れないので、
無理やり今日中にブログ更新します。
さっき、明日の準備にタンスを開けて衣類を出していたら、
片すみに、10年前に死んだ友人の形見のパンツがチラリと見えました。
なぜ、人は、死んだ人を大切にするのだろう。
毎年、供養するのだろう。
形見の品を大切にするのだろう、とふと思いました。
そうです、もう10年たつのです。
だんだん忘れていきます。
おばあちゃんが死んでからも、もうすぐ10年たつのです。
だんだん忘れていきます。
人は、会わない人のことを、だんだん忘れていきます。
生きてる人のことも、忘れていきます。
顔も名前も、忘れてしまいます。
その人のことをどう呼んでいたのかも忘れます。
どうやって会話していたのか、
敬語を使っていたのかとか、そういう事も忘れてしまいます。
人は、忘れる生き物…って言うけど、
人間の脳は、一度記憶した事は、ぜったいに忘れない、とも聞きます。
保管してはいるけど、それを引き出すことが難しいだけなのだ、と。
だから、「忘れている」のではないのです。
覚えているけど、その情報を引き出すのに時間がかかる。
だから、ちょっと待ってね、と言えばいいのです。
「えーと…、お名前…は覚えてるんですが、
引き出すのに時間がかかっちゃうから、
時間短縮のために、いま教えてもらえますか?」
と言えば、カドが立たないでしょう。
立つか…。




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