愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いものでもうすぐ15年。。。。

1分間の深イイ話

2008年05月20日 23時56分04秒 | Weblog
 シャツのほころび涙のかけらさんが、先日放送された「1分間の深イイ話」で紹介されたウルトラマン・エースの言葉について紹介していた。

 途中からだが、小生も見ていた。初めて見る番組だったが、たまたまその日読んだ漫画にとてもいい話があったので投稿してみようかと考えていたが未だ実現せず。忘れないよう、ここに記しておくことにした。

 ビックコミックオリジナルという週刊誌に「玄米先生の弁当箱」という作品が数か月前から連載されている。
 作者は魚戸おさむさん。魚戸さんの「家裁の人」は大好きで、コミックスも蔵書している。
 さて、今回の作品の主人公は食文化について教鞭をとる大学の講師。作品によると、皆で定期的に自作の弁当を学校に持ち寄る「弁当の日」というものを実践した教育者が実際にいるらしい。前回号には、その卒業生に贈られた言葉が紹介されていた。以下はその全文。


弁当を作る

 あなたたちは「弁当の日」を二年間経験した最初の卒業生です。
 だから11回、「弁当の日」の弁当づくりを経験しました。
 「親は決して手伝わないでください」で始めた「弁当の日」でしたが、どうでしたか。

 食事を作ることの大切さが分かり、家族をありがたく思った人は易しい人です。

 友だちや家族の調理のようすを見て、技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。

 こまやかな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。

 旬の野菜や魚の、色彩・香り・感触・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。

 一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。

 食材が弁当箱に納まるまでの道のりに、たくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。

 自分の弁当を「おいしい」と感じ、「うれしい」と思った人は、幸せな人生を送れる人です。

 シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。

 登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。

 「弁当の日」で仲間がふえた人、友だちを見直した人は、人と共に生きていける人です。

 家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちをしていく力のある人です。

 「いただきます」、「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持を忘れない人です。

 家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。

 谷宮小学校の先生たちは、こんな人たちに成長してほしくって2年間取り組んできました。
 おめでとう。
 これであなたたちは、「弁当の日」をりっぱに卒業できました。


 どうです。素晴らしい言葉ではありませんか。

 我が家の子供たちには、この言葉のようなことを残したくて、キャンプ等を通じ生物や植物、大地に接する機会を与えてきたつもり。いつか、こうした言葉を残してみたい。

 ところで、番組への投稿だが、このお話は1分間では紹介できないかなぁ。
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