ブログセラピー

2023-02-17 18:44:10 | 日記




書くことは孤独な作業だ。
信じてくれる人がいるといないとでは
大違いである。

言葉にする必要はない。
大抵、信じているだけで充分だ。

(スティーブン・キング)





こんばんにゃ。

情けないことに、12月・1月・2月と、
3か月連続で風邪を引いてしまいました。

特に、現在進行形の2月バージョン風邪が
コロナでもインフルでもなかったものの
地味にタチが悪くて

発症から2週間経つのに
いまだ咳が止まらず
「歩く痰製造機」と化しています。

3月13日からは
ノーマスクで生きていきたいので
早く治さねば・・・。




さて。

昼夜を問わずこみ上げる咳により
体力を削られている毎日ですが

実はこの3ヶ月、時を同じくして
メンタル面でもダメージを受ける事が続き
気力も削られています。

何があったのかを話してしまうと
この程度のことで傷つくんだ、
いい歳こいて恥ずかしい奴だ、
と思われそうで
誰にも言わず
元気なフリをしていましたが

このたび、とどめを刺されるような
大きなダメージに襲われ
今まで積み重なったダメージも合わさり

何だかもう
メンタルが複雑骨折の大出血、
海の藻屑になりたいくらいの心境で
シオシオのパーな状態です。

とはいえ
「ダメージを受けた」と
文字に起こせるようになっただけでも
だいぶ回復してきた実感もあるんだけどね。

流血渦中の時期には
そんな言葉を絞り出すことすら
できなかったので
きっと今は
傷がカサブタになりつつある時期なんでしょう。




そういえば先日、
3歳年上の従兄である、S兄ちゃんから
突然、電話がかかってきました。

S兄ちゃんは、
子どもの頃こそ、帰省時に一緒に遊ぶ仲でしたが
大人になった今は
年賀状のやりとり程度しかありません。

S兄ちゃんは
男子校育ちのラガーマンという
心身ともにマッチョな野郎で
町工場の職人さんという
男らしい仕事をしています。

そんなS兄ちゃんから
いきなり電話がくるなんて
一体ナニゴトかと驚きました。

しかも、要件を尋ねても
「いや~、実は、、、
 七吉ちゃんにしか頼めないことがあって、、、」
と、何とも歯切れの悪い話し方で
なかなか本題に入りません。

はは~ん、これは借金の申し込みかしら、と
推測して、覚悟を決めて
話の続きを促したんですけどね。




・・・実は!

「小説を書いたので、
 読書好きな七吉ちゃんに読んでもらい
 感想を聞かせてほしい。」


という依頼だったのです!




心身ともにマッチョなS兄ちゃんが
「小説」を書いたということが、まず衝撃で

しかも、その小説を送ってもらったところ
200ページを上回る超大作で

仕事も家庭も忙しい中、時間を縫って
コツコツと文章を紡いでいったんだ、
という圧倒的な事実に、

小説という形で
言葉を紡がずにはおれない強い衝動に、

世間の酸いも甘いも経験してきた
50代の大人ならではの心のヒダに、

胸を衝かれる思いがしました。





言葉として、外に出す。

それによって「癒される」ということは
きっと大いにあるんでしょうね。

ワタシもこうやって
「心身ともにシオシオノパー」なんて
何のオチもない話をブログに書いたとて
誰得?な愚痴でしかありませんが

少なくとも、自分自身は
書くことで癒されているから
回復に向けたセルフセラピーなのです。





おちこんだりもしたけど、私はげんきです。

(魔女の宅急便)









(ワタシの血を吸って
 赤いヒヤスンスが咲きました)







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