ともにがんばろう

2016-04-20 22:15:00 | 日記
こんばんにゃ。

今、ワタシが担当している仕事のひとつに
「日本で働く外国人の受け入れを推進する」というミッションがあります。

日本に出稼ぎに来ようという人たちは
(いくらそうせざるをえない背景があるとはいえ)
家族や恋人や友人といった、大切な人たちと離れ
言葉も文化も全く異なる、遠く離れた異国へ単身やってきて
プライベートも仕事もがんばってるわけですよ!

すっっっごいことだと思います。

自分みたいなヘタレには、逆立ちしたってできない、すごいチャレンジだ。

母国では、お互いに理解したりされたりといった人間関係に囲まれていて
それらをすべてリセットするのだけでも勇気がいることなのに

新天地では、「言葉も文化もよく分からない」という不利な条件下だから
悪く誤解されたり、悪いレッテルを貼られたり、といったことも日常茶飯事だろうし
自分でも「あれ?自分ってこんなにデキない奴だったっけ?」と
我ながら驚くような低いパフォーマンスしか発揮できず
つらい孤独を味わうことも多々あるのでないかと推測いたします。(合掌。。。)




そんな彼ら彼女らの苦労とは、とても比べ物にはなりませんが
ワタシも今、アウェイの環境に来て
自分の弱さ足りなさ無力さと直面せざるをえないという
いい経験をさせてもらっています。

同じ言語を話している、同じ民族なはずなのに
誰の言うことを信じていいのか分からない。
どの言葉を信じていいのか分からない。

分からないなりに、とりあえず前に進まなくてはいけないので
恐る恐る小さな一歩を踏み出してみたものの
それが裏目に出てしまい、更に混乱したり。。。(涙)

おかげで、「自分は支援『してあげる』立場なんだ」と驕る暇もなく
謙虚な気持ちで仕事と向き合うことができ、ありがたいことです。




人間、居心地の悪い思いをすることで、逆に
自分が何を求めているかというのが、切実に分かります。

「こういう人たちに囲まれて、生きていきたい。」

「他人から、こういう態度で接してもらいたい。」

「たとえ他人から××な態度で接されたとしても
 □□な精神状態で、○○な切り返しのできる人間でありたい。」

などなど、思うことしきりです。




お互い、がんばろうぜ!>ALL

明日はもっと、望む自分になれますように!




 つねに世間では多数派にいてガッツリ守られて生きてきた人と
 つねにアウェイで、そこを何とかコミュニケーションを通じさせ
 自分で居場所を切り拓いて生きてきた人とでは、「鍛え方が違う」。

 前者は、失ったら最後とばかり保身に走るが
 後者は、逆境に強く、失ってもまた何度でもゼロから切り拓いていける。

 4月は、そのチカラを鍛えるチャンスだ。

 (山田ズーニー)
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