もし日本が100人の村だったら

令和5年度版 厚生労働白書のスピンオフで
「もし日本が100人の村だったら」バージョンが
厚労省サイトで紹介されていました。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/22-3/dl/01.pdf

ページ数は、チラシ2枚分の量しかなく
イラスト多めの、見やすいデザインなので
良ければぜひ見てみてくださいな。

改めて、HEEEEEと感じるところも多かったので
いくつか抜粋してみます。




まず、「思ったより多い！」とビックリしたことから。

(1)65才以上・・・29.0人

　ワタシが勤める組織は、平均年齢が低いので
　年々、歳をとるごとに
　肩身の狭い思いをしていたのですが
　なんだ、世の中を見渡せば
　高齢者が3割も占めてるんじゃん！

　しかも、この割合は年々高まってるんだから
　自分も高齢になること、恐るるに足らず！

(2)仕事に就いている・・・53.8人
　定期健診で有所見が出た・・・28.1人

　仕事に就いている53.8人のうち
　定期健診を受けている人が、仮に50人だとして
　うち、28.1人に何かしらの異常があるというのは
　なかなかスパイシーな割合だと思いませんか。

　身体のあちこちにガタがきている仲間が
　たくさんいらっしゃるようで
　ワタシも心強いです。

(3)障がい者・・・9.2人

　たとえば聴覚障害のように
　パッと見では分からない人もいるとはいえ
　約1割もいるなんて、意外でした。

　発達障害の人も加えると
　もっと大きな数字になるでしょうから
　普段からより全方位の配慮を
　心がけないといけないなと思いました。




逆に、「思ったより少ない！」とビックリしたこと。

(1)生涯でがんになる・・・男性31.9人、女性25.8人

　逆を返すと、男性は7割、女性は3/4が
　生涯で一度もがんにならないということですよね。
　もっとメジャーな病気かと思っていました。

　それに、もしたとえなったとて
　日本の社会保障には、高額医療費制度があるのだから
　がん保険CMとか、不安を煽るのはやめてほしいわ。

(2)悩みやストレスを感じている人・・・47.9人

　これも、逆を返すと
　半分以上の人が、悩みやストレスの無い生活を
　送っているのですね。
　羨ましい。。。（涙）

(3)健康状態がよくないorあまりよくない・・・12.6人

　65才以上が29人という高齢社会ながら
　健康状態がかんばしくない人は
　その半分以下、たった12.6人とは
　あっぱれな少なさだと思いませんか。

　健診で有所見だからといって
　健康状態が悪いわけではありません。
　運動・衛生・栄養に気をつけながら
　ほどほどの健康を目指そうぜ。




以上です。

だからなんだというオチは無いのですが
厚労省も面白い資料を作るもんだね、という
トリビアチラシのご紹介でした。






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