振り返る連休

2013-05-05 22:38:19 | 日記
こんばんにゃ。

GW後半4日のうち、早くも3日目まで終了しました。

今日は、家を出る前に、服や本やCDの断捨離をしたせいか
服や本やCDのショッピング運が絶好調で
両手にたくさんの荷物を持って、天神をうろうろしていました。

買い物途中に、仕事を少々片付けていこうと
会社に立ち寄ったところ
「GW4日間とも仕事ですけどソレガナニカ?」的
働き者の後輩たちがワラワラいて

呑気にショッピングなど楽しんでいる自分に
何やらモヤモヤ罪悪感・・・。




さて、同じ部署であっても
担当している業務によって繁忙期は異なるもので
ワタシの担当している業務は
おかげさまで何とか繁忙期を乗り越えました。

ほっと一息できた今だからこそ振り返れる、この半年間の諸々。

貴重な戦力である同僚に、コウノトリがやってきて
いよいよ今から繁忙期に入るぞー!という時期から
その同僚が3回目の産休育休に入ってしまうという
おめでたくも大変な、内心複雑な出来事があり、
そこから始まる諸々のヤマアリタニアリがありました。

非正規な雇用形態が生みだす人材育成体系のひずみ、
一人の人間が一人の人間にCSRを果たすという責任、
総論賛成/各論反対が渦巻くダイバーシティ戦略、

自分で言うのもナンですが
この半年間で、ずいぶん貴重な経験をさせて頂き
人間として成長したような気がします。

こんな経験をさせてくれた、同僚や関係者各位に感謝です。




先日のとある会社のとある飲み会にて。
とある男性上司が、女性がたくさんいる飲み会にて

「事務庶務雑務は女にやらせるにしても
 メインの仕事は、男仲間でチーム組んで一緒にやりたい。
 イキのいい若手男子が、俺の部下になったら
 最高の成績を上げるチームを作る自信があるぜ!」 
てな発言を酔った勢いでやってました。

半年前の自分だったら、その発言を聞いて
「神様、早くこの人がヨイヨイのモーロクジーサンになって
 社会からも家庭からも居場所がなくなって
 雑務すら与えられない立場に早くなりますように。
 アーメンソーメン冷やソーメン・・・」と
密かに北極星に願いをかけていたところですが

自分がいかに物事の表面しか見抜けない甘ちゃんだったか
よく分かった今になっては
ダイバーシティを推進することの奥深さに
ただただ頭を下げるばかりです。




 日本の強みは、特別なエリートを生み出すところにはありません。
 普通に働く人たちの質が高いところにあります。

 絶えざる改善を重ねて
 より品質の高い製品を生み出す職人気質の
 ブルーカラーの人たち。

 誠実に約束を守り、いい加減な仕事をせず、
 チームワークで質を維持するホワイトカラーの人たち。

 礼儀正しく人と対し、行き届いたサービスで
 人をくつろがせるサービス業の人たち。

 こうした人たちの質の高さは
 世界のなかでも冠たるものがあります。
 日本の街の清潔さ、安全さ、時間が守られていることなど
 世界中の人が高く評価するのは
 こうした人々の働きの賜物です。

 しかし、普通に、勤勉に働く人たちを職場が養成できなくなったら
 日本に未来はありません。
 
 私たちは、生まれつき勤勉なわけでも、勉強家であるわけでもないのです。
 家庭で、学校で、職場で教えられ、鍛えられて、見につけてきたのです。
 人材を育てるには、よき出会いが必要であり、経験を重ねなくてはなりません。

 (坂東眞理子)
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