SDGsは、何の略?

2019-09-09 19:31:40 | 日記
こんばんにゃ。

持続可能な社会づくりに向けた世界的指針、SDGs。

ブログに書くの、久しぶりになってしまいましたが
個人的にも仕事的にも、まだまだ盛り上がっております。

(そういえば、SDGsバッジをロットで買おうかと
迷っていた件は
 複数個持っている人から、1個もらえることになり
 あっけなく一件落着してしまいました)





ワタシは現在
所属している企業において
SDGsを経営や事業に活用していくための
旗振り役の仕事を担当しています。

しかし・・・

SDGsって、
実現方法も、財源も、達成を測る尺度も、
何もないんだ。

このモヤッとした概念を
どうやって経営や事業に落とし込んでいけるのか、
非常に悩ましいところです。

あと、併せて悩ましいのが、
各論反対という壁にぶつかる苦労が
あらかじめ山ほど予想されることです。




たとえば、例を挙げてみると、目標5。

「ジェンダー平等を達成しよう」
という大目標に反対する人は
さすがにいないと思うんですよ。
(皆さん多分いちおう大人だから)

しかし、その目標を更にかみくだいた
小目標になってくると
話が違ってきて。

ターゲット5.5
「政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、
 完全かつ効果的な女性の参画及び
 平等なリーダーシップの機会を確保する」

とまで、具体的になってくると、
どれだけの男性が賛成してくれるかしらん?




ちなみに、うちの会社のボードメンバーは、
女性は1人だけです。

あとは、執行役員まで含めたエライヒト20名全員が、
「男性」「日本人」「健常者」「大卒」「50~60歳位」
そんな昭和条件を全て満たすオジサマがたです。

そんなエラいポストにいるオジサマがたや、
次のエラいポストを狙っているオジサマがたにしてみたら、
「なんで、この貴重な席を、オンナに譲ってあげなあかんねん!」
というのが、本音でないかと思います。

こんな感じで、17の目標それぞれに
総論賛成・各論反対があるだろうなと想像すると、
早くも気持ちが萎えそう。。。(;ω;)




でも、そんな状態だからこそ。

未来のありたき姿から逆算して、現在にハシゴをかける、
インパクトのあるムーンショットを
まずは自分が描かなくちゃね。

ワタシが考える
「エラいポストのありたき姿」は、
「男性」「日本人」「健常者」「大卒」「50~60歳位」
の全ての条件を満たす人は半数程度で、
残り半数は、女性、若者、障害者、外国人など、
いろんな人が存在していてほしい。

あと、
透明性の高い民主的な議論が行われてほしい。

決定事項は必ず実行されてほしい。
信賞必罰が徹底していてほしい。

エライヒト間の風通しが良くあってほしい。
建設的な喧嘩ができる関係であってほしい。




そんなムーンショットを実現するために
まずは自分自身がSDGsしなきゃいけないね。

ロジカルな説明力を増すこと。

周りを巻き込む力を付けること。

ビジョンを共有すること。

S(粛々と)、D(段階的に)、Gs(頑張ります)!






(画面を上下ひっくり返して読んでみて!)






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