カブの話

2020-02-07 21:23:34 | 日記



こんばんにゃ。
またまた、ワタシの勤める会社の話です。

昨日は、個人投資家からの問い合わせが殺到し
オフィスにたくさんの電話が鳴り響いていたのですが
今日は、ほとんど電話がかかってこず、拍子抜けの静かな一日でした。

株価も、乱高下していたのは昨日だけで
今日はずっと低空飛行という落ち着きっぷりです。

これくらい、初動が速い人でないと
株なんてやってられないんでしょうね。




そんなことを言いながら、実はワタシもその仲間で
会社の株を、個人株主としても持っているのす。

今回の身売り事件を知ったときには
とっさに、自分が持ってる株のことも心配しました。

「やばい!早く売らなければ、紙くずになってしまうかも!」
と、慌てたり

「いや、今さら焦ったところで、
 もうすぐ紙くずになる株なんて、誰も買わないだろうから
 二束三文ならむしろ、一生の記念にずっと持っていよう」

と、開き直ったり

目の前の、仕事の対応に追われながらも
内心では、いろんな思いが交錯していました。

(たかが少ない額なのに・・・
人間とは、得より損に敏感な生き物だwww)




んで。

結論から言ってしまうと
全くの杞憂でした。(^_^;)





今回は、TOBというイレギュラー事態のため
相手さんが、むしろ普段の2割増しくらいの高値で
買い取ってくれるとのこと。

また、その提示金額よりも、もっと高値で売れる可能性があるなら
(昨日のような乱高下が、今後も起こるかもしれないし)
ダメモトで、高めの金額で市場へ売りに出そうかなとも思ったのですが

株に詳しい人に聞いてみたところ
「もうこれから先は、乱高下することはないだろうし
 TOBだとかからない手数料が、通常取引だとかかってしまうから
 無駄なあがきはやめとけ。」

と的確なアドバイスをもらったので、やめときます。

また、幻の株を、一生の記念にずっと持っておくか、という迷いも
スクイーズアウトという制度で
相手さんに強制的に取り上げられる、ということが判明し

すべてが、無駄な一喜一憂でした。(-_-;)




ちゅーわけで。

持っていた株を、むりやり現金に変えさせられるという
理不尽っぽい目に遭うことになってしまいましたが
そもそも、愛する会社の身売りに伴うことなのに

まとまった現金が転がりこんでくるというのは、
それはそれで、やっぱ別の話で嬉しいもので
(現金パワーってすごい)

いくら自分の資産だったとはいえ
タナボタお小遣いをもらったような気分もします。

この会社に所属してたんだぞ、エッヘン!と
いい思い出・いい記念になるような使い道を
しばし考えてみることにします。

(どうせ、現金が入ってくるのは、しばし先だしね)












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