たまたまの末

2022-06-30 21:38:50 | 日記
こんばんにゃ。

少々気が重いですが
ゴミ屋敷の件についても
進捗を書いておきます。

遠い知り合いの同世代女性が
ゴミ屋敷住民だったと知ってしまった
その後の展開です。




あれからいろいろ考えて、
腹を括って、覚悟を決めて、
管理会社さんに連絡をしてみました。

聞くと、彼女は
いわゆる貧困層で
片付けを業者さんに頼むことも
金銭的にできないらしい。

管理会社が、部屋に行ってみると
天井近くまでゴミが高く積まれ
居住スペースどころか
通路も無いさまげな。。。

ご本人さん、一体
どうやって暮らしてるんだろう?!?!
:(;゙゚'ω゚'):





しかし、ワタシも
いろんな本を読み、心の準備はできていたので
そのような展開は、まだ想定範囲内でした。

業者さんに頼むこともできないなら
ボランティアでいいから
片付けを手伝うよ!と手を上げれば

本人さんはどうか分からないけど
少なくとも、管理会社さんだけは
「助かります!」と
ホッとしてくれるのでないかと思ったのですが。

しかし・・・

・・・断られてしまいました。
:(;゙゚'ω゚'):




お気持ちはありがたいのですが
ゴミの腐敗臭もすごいし
害虫もすごいし
素人の手におえるレベルではありません、と。

何より
ゴミがあまりに積もりすぎて
可燃/不燃、といった分別すら
できないほどなんですって。

もはや、事業ゴミとして
業者さんに処理してもらうしかないらしい。

そこまで言われると
「それでも、手伝いたいです!」なんて
スイートなことは
とても言えなくてねぇ。。。
。・°°・(>_<)・°°・。




こういう世界を見てしまうと
自分は、ものすごく
運が良かったんだなーと思います。

筒井康隆さんの世界風に言うと
ワタシが彼女だったかもしれないし
彼女がワタシだったかもしれないのです。

ワタシは
たまたま、中流階級に生まれ
たまたま、良い人間関係に恵まれ
たまたま、いい職場に拾われ
たまたま、好奇心の赴くがまま
挑戦をさせてもらえるだけだったんだ。

もちろん、自分でも
少しは努力しながら生きてきた気だけど
そもそも
「努力をしたい」「努力をしよう」と
自発的に思える自体が、恵まれてるよね。




この問題、あまりに闇が深すぎて
こうやってブログに書くのも
そこそこエネルギーがいるくらいだけど

たまたま運が良かった人間の責務として
継続して、関わっていこうと思います。







(全然関係ないけど、最近読んだ本。鳶さんカッコよすぎ!)







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コメント
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