乙女メンズとのやりとり

2017-10-18 21:09:31 | 日記
こんばんにゃ。

今日は、月間食堂の続きを書こうと思っていたのですが
もっと書きたいことが出てきたので、いきなりですが横道にそれます。




昨日、男性2人とワタシと、3人で飲みに行きました。

男性の1人は、ワタシがレアポケモンのように観察している「P氏」!

スマホケースや手帳といった小物を、見事なショッキングピンクでキメてる
正体不明のサラリーマンです。

(以前、P氏について書いた話・・・その1その2

そしてもう1人は
そんなP氏を敬愛してやまない、I氏です。(←今回初登場のニューキャラ)

I氏は、まゆ毛が濃く、目力があり
第一印象は「柔道野郎」といった、男くさい感じなのですが

I氏の見た目に合わない趣味である、ワインとか料理とかのマニアックなネタに
P氏ががっちり理解し、とことん語り合ってくれるそうで
それが判明して以来、I氏はP氏にぞっこんなのです。

(「士は己を知る者の為に死す」という故事を思い出すわ・・・(゚∀゚))




でね。

そんな、性別も業種も職種も異なる
もしかしたら、性的嗜好さえも異なるかもしれない
不思議な組み合わせの3人で飲んだのですが
めちゃくちゃ盛り上がって、ものすごく面白かったっす!

何がよいといって、P氏とI氏、ともに年齢50代の「The・昭和サラリーマン」なのですが
変なジェンダーに縛られていなくって
「ステキ!」「サイコー!」「キレイ!」「スキ!」ってな言葉を
普通に会話の中でじゃんじゃん使いこなす、いい意味で「女子度の高い」オジサンたちなのです。

いい歳こいたオジサンとオバサンが
女子高生のように、キャッキャウフフとはしゃぎながら酔っぱらうのは
(少なくとも本人たちにとっては)めっちゃモーレツに楽しい時間でした。

あまりに楽しすぎて、相手が男性であるということをすっかり忘れていたのですが・・・

話題が「自分のルーツ」ということになったとき!

いきなりワタシは会話の外に追い出され
急にP氏とI氏の二人だけで意気投合し盛り上がりだしたので、ビックリしました。




事の発端は、お墓の話からでした。
(女子高生のノリではしゃいでても、会話の内容にモロ年齢が出てる・・・苦笑)

P氏もI氏も、分家ではあるのですが、長男的存在のため
一族の墓を守らなければいけない立場である、ということ。

「月命日もやらなきゃいけないから、毎日が法事だよ。」

「祖父が戦死したミャンマーの海に、お参りに行こうと思うんだ。」

「家系図を作るというのは、大切なことなんだよ。」
等々

男ふたりが、いかにも大変ぶってるポーズをしながら
でもウッキウッキを隠し切れずに
他のお客さんのご迷惑になるくらいに熱く、語り合いだしたのでした。

いや。。。

ルーツを知るのは大事とか、ご先祖様を敬いましょうとか、分かるんだけどね。
それにしても、熱すぎないか?君たち。

毎日が法事?!?!家系図づくり?!?!(@_@;)大汗

そういえば、うちの親族の男ども(叔父とか弟とか)も、そういうの結構好きだわ。
男性って、そういう傾向があるのかしら?!

生まれるのも死ぬのも自然のことなんだし
そこまでこだわる必要はないんでね?くらいに考えている
大雑把な女性代表七吉としては
いきなり男に戻った乙女ンズたちを、ただ唖然と眺めるばかりでした。(゜.゜)




男というのはとかく、自分たちこそが血族という歴史を繋ぐ者であると信じてるけど。

ワタシもさすがに、雰囲気に水を差すようなことをわざわざ口には出さなかったけど。

血を繋いでるのは、女だぜっ!(-_-メ)フンガー




人間の細胞の中には、ミトコンドリアという奴がいます。

ミトコンドリアは、細胞の中で呼吸をしてエネルギーを生産するという
とても重要な仕事をしているので
その名前くらいは、学校を卒業してずいぶん経つ人でも覚えていると思います。

でね。
この、生命の源である、ミトコンドリア。
このDNAは、女系で受け継がれるのです。

あなたが持っているミトコンドリアのDNAは
お父さんやお爺ちゃんが、誰だろうが彼だろうが、関係ない。
お母さん、お婆ちゃん、ひいおばあちゃん、という女性たちから、脈々と受け継がれたものです。


父親のDNAは、核ゲノムには遺伝しますが
ミトコンドリアには、受け継がれることは、一切ないのです。

分かったか!男どもよ!(-ω-)/




ということで。

さっきまで3人で女子高生のノリで楽しく盛り上がっていたのに
いきなり男スイッチが入って、仲間はずれにされたことが、悔しかったので
今更ですが、不満をぶちまけてみました。

しかし!

・・・よく考えたら、もっと悔しいことがあったわ。

I氏が、ワタシの顔を見て、真剣な眼差しで
「俺は、七吉さんって、とても魅力的な女性だと思うよ。」と言い出たので
一体ナニゴトかとドキドキしましたら

「でも、ごめんね。
 俺、七吉さんより、Pさんのことが、もっと大好きなんだわ。。。」

と、申し訳なさそうに謝られ。




べ・・・

べ・・・

べつにーーーっっっ!!!(((((((( ;゚Д゚))))))))




ワタシも、I氏のことは別に、異性としての感情は
天に誓ってまったくなにもなかったのですが
なんで謝られなくちゃいけないのよーー!!

まるでワタシがI氏に惚れてて振られたみたいじゃんーーー!!

なんか、すんごいモヤモヤするーー!!!(@_@;)




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月刊食堂雑感(韓国と見える化)

2017-10-18 07:33:10 | 日記
おはよーございナツ。

このブログでも時々紹介している「月間食堂」という雑誌。
飲食業の経営層が対象の、月刊誌です。

外食が好きなので、飲食店にはいつもお世話になっていますが
こういう本を読むと、赤裸々な舞台の内幕が見れるので
野次馬根性が満たされて、めっちゃ面白いのよ。

毎月楽しみに愛読しているのですが
今月号(2017年10月号)も、面白い特集がたくさん載ってたので
オノレの近況に絡めながら、一部ご紹介いたします。


*****

P10~「日本から韓国のバルマーケットへ進出」


韓国のアルコール消費量は
毎年10万リットルずつくらいのペースで
じわじわ増えてきているそうです。

そこで、バルという新しい形態で韓国に打って出た
日本企業さん数社が取材されていました。

最近でこそ日本でも、お洒落なバルが増えてきましたが
韓国ではまだなじみの薄い存在です。

吉と出るか、凶と出るか・・・ある意味バクチ?

なお、韓国では日本よりもインスタグラムが流行っていて
「インスタ映え」が、消費に大きな影響力を与えるそうです。

だとしたら、お洒落なバルで、インパクトのある料理、というのは
結構ヒットしちゃうかもしれないなー。



ちなみに、ワタシの今の職場にて、隣の席に座っているのは
韓国の子(20代女子、プロパー社員)です。

下手な日本人よりも日本語が堪能で、仕事もさばけて、性格もよく、
そして何より、めちゃくちゃ美人なのです。
 #一日中眺めていたいくらいにKawaiiのよー。(´∀`*)ウフフ

留学を機に日本へ来た彼女は、独身なこともあり
2~3ヶ月に一度は、両親の元に帰省していています。

「今度帰省するときには、ワタシも一緒に連れてってくれ!
 ついでに、お前さんの実家に泊まらせてくれ!
 地元民しか行かないディープなスポットを案内してくれ!」

という、ワガママな注文を、先輩風吹かせてお願いしているので
数ヶ月以内には、韓国旅行へ行くことになりそう。

(ニューヨークに引き続き、後輩だのみ旅行第2弾www)

バルが韓国でどれくらい流行っているのかも
しっかり市場調査してきたいと思います!\(^o^)/


*****

P22~「単品LPを出してみよう」


単品LPとは、単品料理にかかる原価のことです。
材料の原価だけではなく、人件費も含めた原価。

材料原価はすぐに計算できるけど
人件費を算出するのが、手間がかかるよね。

料理メニューごとに
仕込み時間+調理時間+盛り付け時間を
秒単位で計測する必要があります。

また、そもそもどのような前提で計測するのが妥当か
ルールを検討する必要もあります。

(例えば、焼き鳥メニューなんかだと
 まとめ焼きする本数によって
 かかる時間が大幅に変わってくる)

(1秒あたりの人件費単価も
 バイトor社員では大幅に変わってくる)


店舗運営においては、「人件費を含めた原価」って
重要な指標であるにもかかわらず

「いちいち測定するのが面倒くさい」
「測定ルールを検討するのも面倒くさい」

といった理由によって
実際に計測されることは滅多にありません。

でも、今回は「誌上調査」という特集なので
複数の飲食店が調査に協力し、実際に測定を行い
数百というメニューについて、数値化することができました。

協力した飲食店さんにとっても、とってもいい機会だったはず。
たくさんの気づきや改善ヒントが見つかったのではないでしょうか。



ちなみにワタシ、現在所属している職場において
「働き方改革チーム」という
部署横断的なチームの一員になっています。

 #今はやりの「働き方改革」に便乗して発足www

チームの目的は、「勤務時間を短くすること」ではなく
あくまで「所定の時間内で、高い成果を出すこと」です。

隔週くらいのペースで、ミーティングを行っているのですが
毎回、話が行き詰ってしまうのが
「何をもって、成果とするのか?」ということです。

それを本当に明確化するためには
一人ひとりが持っている業務を、一つ一つの作業に分解して、
第三者が有効性を評価して、その上で
「何をもって、成果とするのか?」というゴールを
慎重に検討する必要があります。

職員全員の業務について、そんなことをやり出したら
モーレツな時間と労力がかかるので
「現実的には、そんなことできないよね…」という結論になり
毎回議論がそこでストップしてしまいます。



問題の本質をあぶりだすのは、とっても大変なことです。

あぶりだす方法を決めるだけでも
時間も、労力も、社員の反発も、ものすごくたくさんあるし

いざそれを実行しようとしても
更なる時間も、労力も、社員の反発も、ものすごくあるよね。

そして、組織上層部の覚悟も問われます。

本当に、問題の本質をあぶりだす覚悟はあるのか?
問題の本質が見えたら、膿を出す覚悟はあるのか?
なぁなぁを許さず、信賞必罰する覚悟はあるのか?


現実を見える化し、問題の本質をあぶりだすって
すごくすごく大変なことだとは分かるけど
それでも、やるだけの価値はあると思う、今日この頃です。


*****

なんか、長くなってきたので、いったんここまで。
次回につづきます。
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