国際医療を考える(お金のスケベ)

2017-01-17 21:42:20 | 日記
こんばんにゃ。
 
昨日に引き続き今日も、中国医療視察団のお供で
九州圏内の医療機関に同行してきました。
 
ワタシもたいがい今までずっと
「医療」という、国内ばっかに目がいってる狭い業界にいたものだから
ほんの1~2日、外国人の方と商談の場をご一緒するだけで
価値観の違いにビックリすることがたくさんありました!


 
例えばね、マナーが、日本人からしたらありえないわけですよ。

日本人からしてみたら、病院の先生、特に院長や理事長ともなると
「エラい人」という感覚を抱くのが一般的じゃないですか。

(しかも、医療業界のヒエラルキーの中で
 日々オシゴトしてる人間からしてみたら
 「エラい人」どころではなく、それはそれはもう・・・(以下略)



それなのに!あやつらときたら!


 
視察団のために、多忙な時間を割いてくれた、院長や理事長を前に
商談の真っ最中でも、ソファーから足を投げ出して、スマホの操作に熱中してたり。。。
 
「あなたのもらってるお給料はどんなもんですか」と
ストレート直球で、ありえない質問をしてきたり。。。

挙句の果ては、居眠りこいてみたり。。。

とにかく、もう、めっちゃ自由!!(((((((( ;゚Д゚))))))))

 
 

特に、みんながいる前で、院長クラスの方に対して
堂々とサラリーの額を聞いちゃう奴なんて
すごいとしかいいようがない!

聞かれた方は、国立の施設のトップだったのですが
さすがに大人で
「自分の給料は、国が決めるものなので、皆さんが想像するより安いですよ」
と、当たり障りのない回答をされたところ
 
中国人は、そんなことにはひるみもせずに
「国立病院が安いということは、私立病院は高いのか?!」
「だとしたら、40代くらいの働き盛りは、私立病院に転職するのでないか?!」
「空き時間に、病院で副業したらいいのでないか?!」
といった質問を、ガンガンかぶせてこられるわけです。
 
医師に対してついついヘイコラしちゃう身としては
「中国人、SUGEEEEEEE!!!」
と、のけぞりそうになってしまいましたわYO!
 
 
  
中国人はこんな風に、すぐにお金の話に結び付けるということで
嫌悪感を生じる方もいらっしゃるかと思いますが

ワタシ的には、初めてリアルにその様子を目の当たりにして
ズケズケと、悪気なく、お金の話をしてくることに
若干の違和感を感じると同時に
「面白いーー!!」と、思わず笑ってしまったのよね。
 
あっけらかんと話してる内容に対し
違和や嫌悪や嫌味や飢餓を感じるのは
もしかしたら、こっちの方が「ムッツリスケベ」なのかもしれんぞ。。。(^_^;)
コメント
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