リッチな昼下がり(便乗)

2011-06-27 05:48:38 | 日記
昨日は、時々行く飲食店でグダグダしてました。

ここのお店、何が良いって
林住期~遊行期のお客様しかいないので、静かでノンビリできる上に
曜日や時間を問わずに堂々とお酒が飲めるところ。

日曜日の昼下がり、ゆったりとお酒を飲ましてくれるお店なんて
意外となかなかありませんことよ。フッフッフ。




昨日も、ワタシが入店したときには
お客様は、50代と思わしきオジサマ二人連れのみでした。

こりゃ静かでよろしいわいと
刺身をつまみに一杯飲んでましたところ

ワタシのすぐ後ろのテーブル席に
(声の様子からして、同じく50代以上であろうと思われる)
女性二人連れが来店されました。

こちらの女性二人も、つつましやかな音量で
お互いの近況をおしゃべりしているだけだったので
こりゃ静かでよろしいわいと
こちらは相変わらず淡々と飲んでいました。




しかし、すぐ後ろのテーブルなので
聞くともなしに、会話が耳に入ってくるわけですよ。

 「○千○百万円?すごく安いわね、ソレ!」

 「でしょー!普通だったら○千万くらいするでしょ。
  でもひどいのよ!」

 「どうしたの?」

 「キャッシュで払うっていったら、普通は結構マケてくれるじゃない。
  でも、たった○十万しかマケてくれないって言うのよー!」

 「あらー、それはちょっとひどいわねー。」

・・・。

ウン千万の会話を「八百屋さんの大根が高くてね」みたいなノリで
普通にされているわけですよー!

何の話?!と、俄然興味が出てきて
しばらくAVANTI並みに耳をそばだててましたが
ゼロ、というか、コンマの数が、大根とは少々違う会話が延々と続くだけで
結局、何の話だったのか分からないままでした。
(´・ω・`) ショボーン




そして、いざお会計という段になって
お店の方がテーブルチェックに来られたら

 「お会計は別々でお願いします。」

 「一人1,000円ずつね?」

 「瓶ビールを1本飲まれていますが、こちらは?」

 「あぁ、それはどちらが払いましょうか。」

なんて、質素な会話を、淡々とされていらっしゃるのです。

さっきとのギャップが何だかすごい。
お金持ちとは、こういうものなのか。




そして、お会計を済ませたあとは

 「これから三越に寄ろうか?」

なんて、キャピキャピと話しながら、お店を後にされました。

三越では、一体いくら使うんだろうね・・・。




結局、振り向くタイミングを一度も掴めないまま
勝手に盗み聞きして、妄想ばかりを膨らませておりましたが
おかげで何やらこちらまでリッチな気分の昼下がりとなりました。

ありがとうございました。




P.S.
ところで今、美野島の5階建てのビルが1棟まるごと2,000万円~
で競売に出てるんだけど、これってどうかなー?>誰とはなしに
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