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あなたのPCは Windows11 に対応している?

2021年08月02日 | パソコン



Windows11に関して
 Windows10が最後のバージョンで、新しいOSは「Windows」を使わないだろうと言われていましたが、Microsoft 社は方針を変えて「Windows11」を6月に発表しました。
無償バージョンアップ(以下、「Ver.Up」と略称)も可能なようです。
Windows11搭載のPCも本年の秋以降には発売され、Ver.Up も年末辺りから可能になるでしょう。多くの一般PCへの提供は2022年春頃からだと思われます。
Windows10のサポート2025年10月までなので慌てることもないと思いますが、これまでの経験から、Ver.Up の有効な期限は設定される筈です。Windows11を導入するためには、必要なシステム要件としてMicrosoft 社は下記のように定めています。


詳しくは、こちら をご参照ください。

一番問題なのは・・・
 必要なシステム要件の中で一番問題なのは、「TPM 2.0」への対応です。
数年前およそ3年位前までが限度かな?)に購入した殆どのPCは既に内蔵しています。
TPM(Trusted Platform Module)とは、一種の「セキュリティ管理機能」と覚えておいてください。詳しく説明すると専門用語が多く説明も長くなり、PCに詳しくない方は余計に分からなくなってしまいますので、簡単に説明しますね。
早い話が、自宅の居間に「金庫」があると思ってください。その金庫を開ける「」を同じ部屋に置いておいては危険です。では、その鍵を誰が何処にどのようにしまっておくのか、奥さんが台所の食器棚にするのか、旦那さんが2階の寝室の書棚にするのかというレベルの話です。子供や賊(ぞく)が、容易に金庫の中身を見ることができないようにするものです。

さて、あなたのPCは?
 あなたのPCにTPM 2.0が存在していて、Ver.Up 可能か否か見分ける方法は簡単です。
古いTPM 1.2ではWindows11には無効です。それにこれはハード(機器)そのものに関することで、メーカー製造時にチップを装着しており、後から変更することはできません。(配線するピンがない。)

[確認方法]
 ① 画面左下のスタートボタン右クリック → 「デバイスマネージャー」を起動。
 ② 「セキュリティ デバイス」をダブルクリックします。
   ここに「トラステッド プラットフォーム モジュール 2.0が見えれば、対応しています。



 PCによっては、BIOS(またはUEFI)により TPM2.0 が「無効」に設定してある場合もありますので、以下のURLを参考にして「有効」にしてください。
BIOS は初心者は触らないでください。操作を間違うとPCを使えなくしてしまうことがあり、知っている方に設定してもらってください。
なお、上記のシステム要件の中にある「UEFI」というものは、最新PC用の標準ファームウェア(本体内部の回路・装置などの基本的な制御を司る機能を持った一種のプログラム) インターフェイスで 、レガシーな BIOS に代わる新しいブート(起動)形式を意味しており、最近の殆どのPCに採用されているもので気にしなくてもいいです。



 
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