highdy の気まぐれブログ

ご訪問ありがとうございます。ジャンルがメチャメチャの気まぐれブログ。パソコン関連記事を中心に時間を見つけて・・・。

今度は二人で沼津へ一泊旅行

2024年07月09日 | 旅行



年中行事
 ひとり旅から帰って5日後、今度は老夫婦二人で沼津市に移動です。先祖
紫陽花 の両親・兄弟)のお墓参りと彼女の同窓生2人と親交を深めるのが目的で、highdy はアッシー君代わり。highdy から 紫陽花 に皆様のコーヒー代を寄付し、美味しい店葉山珈琲を紹介したら、メチャメチャ評判が良くて、お代わりもされ(お代わりは安く260円になる)大変感謝されたとか・・・。(ウシシ・・・!)
 我が家には年中行事の一つに沼津市に行くイベントが幾つかあります。主なものは親族の結婚・葬儀・法事などの慶弔と、先祖の供養として盆・正月・春秋の彼岸で年に最低でも3~4回は行きます。
最近は近親の親族も年を重ねて、もっぱら盆・正月・春秋の彼岸の供養のみが多くなっています。いつも車での移動が多いのですが、
圏央道ができていない頃はどのルートを経由しても、3時間半~4時間余りかかっていました。深夜に走っても30分前後短縮される程度でしたが、最近は圏央道のお蔭で片道約2時間半になり助かっています。



 一方、沼津に行ったときの常宿は、以前は伊豆の国市長岡にある温泉ホテルで特別待遇でしたが、昨今の物価上昇と周辺の値上げに伴い一気に3割余り宿泊費がアップになり、今回から無駄を見直しして沼津駅の近くで 紫陽花 の旧実家にも近いホテルにをしました。

海岸の清掃
 一昨日は朝6時を予定していましたが、早めに支度ができたの5時20分に出発、時間潰しに高速道の御殿場ICで国道246号線に降りてのんびり走行しました。それでも時間が余ったので、地元で有名な
千本浜公園で海を眺めることに。
同公園は正面に大瀬崎(おせざき)を眺望し、右には松林とともに富士山を見、左は沼津港を挟んで宮内庁の御用邸があるローケーションです。


海岸の清掃、正面は富士市の方向、遠くには富士山も


海岸の清掃、海の向こうは大瀬崎(沼津市)


左の沼津港の少し向こうに御用邸

 この浜辺は何年か前からは急深が進んで現在は泳禁止になっているようです。御用邸のある海岸では、歴代天皇が赤褌(ふんどし)で泳いでおられたとか、流石に現天皇の幼少時は海水パンツだったでしょうね。
 護岸の階段岸壁に腰を降ろして昔海水浴場だった砂浜を見ると、投げ釣りを楽しんでいる方が5,6人いました。日曜日なので地元団体の有志によるたまたま海岸清掃日だったらしく、2グループの数百人の親子連れが50~100Lもある大きなビニール袋を持ちながら、ゴミ集めをされていました。
ゴミの中にはC国・K国
(日本の船舶も含まれるかも?)の船から投棄された思われる、そのラベルからカップラーメン・ペットボトルなどの容器も多数見られました。釣人たちは周りでゴミ集めをしていても知らぬ顔、でも、心優しい(ほんまかいな!)highdy 夫婦は岸壁に落ちているポイ捨ての吸い殻や花火の燃えカスを沢山集めて、「観光客なのですが…」と言いつつ微力ながら協力しました。お互いに爽やかな気分になりました。

魚を捌く
 さて、昨日は帰りに観光する予定もありましたが、かなりの猛暑になりそうなので日を改めることにして帰宅。
昼食後暫く寛いでいると、紫陽花 家庭菜園仲間の男性から「これから神津島で釣ってきた魚を届けます」と電話があり、暫くすると凄く大きな発泡スチロール製トロ箱に、塩水とともに氷詰めされた40cm余りのメジナ1尾、35cmクラスのイサキ5尾が届きました。「お二人なのでかなり減らしておきました」と。
写真では highdy の手が一般の方より大きいので魚が小さく見えますが、分厚くて立派なメジナでした。


活きが良いメジナなので鱗取りも大変でしたが、なんとかきれいに。

 事前に話を聞き冷蔵庫を空けていたつもりでも、これだけの量は入らないし食べきれません。知人に声をかけようと考えましたが、最近は魚を捌ける方は少なくなりました。やっと一人だけ魚釣りをされる方にイサキ2尾をお願いし、あとは 紫陽花 のお手伝いで highdy が捌き、メジナもイサキも一部を刺し身、残りは煮物(あら煮、かぶと煮)焼き魚吸い物西京漬けに処理しました。内蔵は加熱してコンポストに混ぜ畑の肥料として、余すことなく100%活用しました。
我が家のまな板は野菜・果物用は大きな古代杉製、魚は衛生上の観点から樹脂製です。安価とは言え新しい汎用木製まな板を出すのももったいないし、鱗取りは見つかりましたが、出刃包丁はある筈なのに見つからず大騒ぎのひと時でした。
刺し身はどちらも脂がしっかりのっていて、とっても美味でした。




本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとり旅の覚書き(航空宇宙博物館)

2024年07月05日 | 旅行


かかみがはら航空宇宙博物館
 今回の目的は我が国の
航空機の開発・製造の歴史や技術及び、日本の宇宙開発の技術・歴史を紹介する博物館で学ぶためです。いまさらそんなことを知って何になるの? と言わればおしまいなのですが、深く突っ込まないでください。

各務原市は、岐阜県の南部に位置する大学や研究機関も多い自然豊かな街です。中山道鵜沼宿や河渡の渡しなど歴史ある街でもあり、名古屋近郊のベッドタウンとしても人気があり、近年は人口も増えているとか。とりわけ有名なのが、戦前からの航空機産業だと思います。
 各務原市は「かかみがはらし」が正しい読み方だそうで、
highdy は間違って覚えていたようで「かがみはらし」だと思っていました。博物館の名前をじっくり見て気づき、慌ててこれまでの投稿済み記事を訂正しました。茨城県の方が「訛るな! いばらぎじゃないんだよ!」と怒られるのを思い出しました。



 旅行の2日目はホテルを8時50分に出て
かかみがはら航空宇宙博物館には9時15分に到着。途中、カーナビが車1台がやっと通れるような細い道を案内し、不安でしたがどうもそれが近道だったようです。施設周辺はしっかり大きな道路が整備されていました。
小雨のため車内で開館待ちする5台の車がすでにありましたが、日曜日なので子ども連れのグループです。
会場内も圧倒的に子ども連れが多く、若いご夫婦または祖父母が孫を連れての見学のようです。一部に学生や観光客の団体もありましたが、highdy のような高齢者が一人で見学する姿は見当たりませんでした。騒がしいの振り返ると、例によってC国の若い女性のカップルが盛んに写真のポーズをとっていました。
 地元の方にとっては雨の日に限らず、子供たちを安全に遊ばせるには恰(格)好の場所のようで、highdy 同様年間パスポートを所有されている方も多いようです。子どもは保護者同伴なら無料。大人の入場料もリーズナブル(安い!)で、教育活動で入館する場合は、生徒・学生も申請により入館料を免除になります。
子どもも大人も、航空機などの簡易シュミレーターで操縦士になったつもりで楽しむこともできます。

テレビで何気なく見ている機体も現物を見ると迫力があります。


所狭しと古いものから新しいものまで並ぶ航空機の数々

 歩いていると学生時代に設計や製図に使った機械式計算器・計算尺・烏口(からすぐち:鉛筆書きの上を墨でなぞる墨入れ用具)・T定規・ネコ(用紙押さえ)などの展示に懐かしく感動しました。

懐かしい設計・製図用具と図面の色(青焼き、当時はアンモニア現像)

 highdy が社会人となったとき、ドラフター(当時としては最高級の製図機)は与えてもらえましたが、電卓は入社数年後までなく、いまの100円ショップで買えるレベルが1万円程度でした。平方根や立方根は機械式計算器でガラガラ・チーンと計算し、べき乗やべき乗根は計算尺で求めていました。
小さな数百㎥の貯槽の容量計算に関し、計算機で計算した消防署職員から申請書類の「小数点以下3桁目の数字(つまり、何リットルレベルの話)が違う」と言われ、計算尺で計算した highdy は、「意味のないことだ、課長を呼べ!」と喧嘩をしたことがあります。もちろん、課長は平身低頭で誤ってくれましたが・・・。

楽しみながら知識の取得に
 学生や興味のある方にとってはとても勉強になります。
例えば、飛行機・ヘリコプター・ジェット機・ロケットの揚力
(浮力)推力(前進)はどのようにして得られるのか、その原理をはじめロケットエンジンの種類・燃料(固体・液体・イオンなど)、帆布を翼にした複葉機から戦時中~現在までの戦闘機、各種国産機・救難水上艇、宇宙船の進化を含めて航空機や人工衛星・ISSInternational Space Station:国際宇宙ステーション)の歴史に至るまで、幅広く学ぶことができます。


H-Ⅱロケットの説明パネル


ロケットの説明パネルの傍には一部の実物大模型も


ISSの一部である日本の実験室"希望”の船内実物模型

 また、これらの設計・製造に関わっていた多くの偉人や忘れていた技術内容もリマインドさせてもらい学ぶことができます。
いろいろのブースで説明文・説明ビデオ・シアターのすべての番組を視聴していては、とても1日では回り切れません。
 肉眼でも観測できるISS、中でも我が国の国際宇宙ステーション”きぼう”の実物模型も大変素晴らしいです。はやぶさが小惑星「イトカワ」から、はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」からそれぞれ持ち帰った試料と功績についても、惑星の模型・試料の写真・実行記録などの展示があります。
技術系の方は、何時間いても飽きないでしょうね。


半世紀前にロッキード事件で有名になった機種の一つ

年内にもう1,2回は・・・
 「明治村」も「かかみがはら航空宇宙博物館」も年内には、もう1,2回は訪れます。
もし、同行をご希望の方がおられましたら、メールやメッセージでお知らせください。交通費は一切いただきませんが、入場料
(明治村:2500円、博物館:800円但し60歳以上は500円)や宿代はご負担ください。原則として1泊~2泊です。オプションとして、日本モンキーセンター日本モンキーパーク故玩館の他、犬山城周辺観光を加えることも可能です。
オプションに関しては、highdy は一部すでに 行っているので必ずしも同行動にはならないことをご了承ください。


お詫びと訂正(2024.7.5 18:00)
 コメントにご指摘いただきましたように、日本モンキーセンター(動物園)で日本モンキーパーク(遊園地)は、愛知県犬山市にあ り隣接していますが別物(昔は共通入場券でしたが、現在はそれぞれに必要)です。
動物園をご紹介したつもりが間違っていましたので、訂正してお詫び申し上げます。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとり旅の覚書き(明治村)

2024年07月03日 | 旅行
,

6月29日13:50 これより明治村へ向かう(背景はすいとぴあ江南の展望台)


旅行の初日は大渋滞で・・・
 自宅を朝6時に出発予定で5時に起床、数日前からしっかり準備してあったので、洗顔して着替えたら準備完了。途中の雨も予想されたので予定より40分早く出発しました。
以前に知人より highdy の旅行中に面会希望者があり、明治村から約30分の所で11時半に約束しました。途中霧で視界が50~100mしかないこともありましたが、雨は殆ど降らず、たまに降っても霧雨が少々で小牧東ICまで、早く出発した分だけ時間に余裕が出て途中のPA.SAで時間を潰しながら走っていたところ、ICを降りてから普通なら30分そこそこで走れるところが大渋滞
(知人の見た話では故障車が原因では?とのこと。)に巻き込まれてしまいました。
流れる駐車場状態で10分余裕の出る筈が、逆に10分余分に時間がかかり、逆に数分遅れてしまうことになってしまいました。
到着後から夕方までは、とても良い天気で「晴れ男」は恵まれていました。
知人はとっても素敵な
highdyとほぼ同年齢の)老婦人との食事会ということで、詳細は内緒!


Webサイト案内図に書き込み

明治村は健常者向き
 
明治村入鹿池(いるかいけ:犬山市・小牧市・大口町・扶桑町に灌がい用水を供給している日本最大規模の農業用ため池を見下ろすように位置する山の中腹を利用して、明治時代の建物などが建設(正しくは、移設・再現)されており、平地からは細い山道を登った山中にあります。
観光資料に表現すると訪問客が減ってしまうので記載はありませんが、山をうまく利用しているので、(登山ほどではありませんが)歩くには上り下りの繰り返しです。石段も非常に多く、且つ何時間も歩くので健脚でない老人には優しくないでしょう。車椅子の方への若干の配慮もありますが、十分ではありません。

(クリックすると・・・)
1丁目から5丁目まで殆どの施設をストリートビューご覧いただけます。
但し、内部はご覧いただけません。

広大な敷地なので、そもそも1日ですべてを見ることは不可能です。
説明・案内書きを読まずに、あるいは斜め読みしながら急いで見ても、1丁目~5丁目まですべて回りきるには最低2日は必要でしょう。


是非見たいと思っていた帝国ホテルの正面玄関(5丁目エリア)


聖ザビエル天主堂内(5丁目エリア)

入村料について、通常大人は2,500円で、highdy の場合は年間パスポート(7,500円)なので何回も入村できます。駐車料は1日1,000円で、正側(1丁目側)近くと北口(5丁目)前にあり、車の場合は山を登った北口の方が駐車場の前が入口なので便利です。
概ね20分間隔で村内周遊バスが走っており、1日500円で乗り降り自由で楽に移動ができます。他にも有料ですが当時のSL列車路面
(昔のチンチン)電車もあり、敷地内の一部で利用できます。
休憩用ベンチはあちこち沢山ありますが、雨が降るとほぼ全滅で座るところはありません。教会や一部の建物には座るところもありますが、大部分は飲食場所に誘導する仕組みになっているのは、他のレジャー施設と同じ考え方です。
総じて健常者向きで身体的弱者への配慮はそれほどありません。子どもが遊ぶには十分に楽しめる場所はなく、食べることと前述の乗り物くらいかな? 学生の勉強には説明・資料不足建築家の参考には多少役に立つかも?といったところで、明治時代を知るには大いに参考になる程度です。それもある程度の知識がない方には「へ~」で終わってしまいそうな観光地です。知っている方には感動ものが沢山あるでしょう。







今回は短時間×2日
 highdy初日2時間半
5丁目を制覇、1日おいて3日目
(訪村2回目)全体把握4丁目3時間半の観光をしました。
一番見どころのあると思われる1丁目から3丁目は、次回の楽しみに残しておきました。



3日日は9時20分に一番に到着
(9時30分開村)、土砂降りとまではいきませんが結構な雨で、その間は村営の周遊バスで始発点から終点まで(約20分所要)を往復して全体の構成を把握、その後4丁目を散策・制覇。


雨の激しい間はバスで村内周遊

宇治山田郵便局舎(4丁目エリア)

帰途についた頃には雨も小降りから曇りになり、5時間で帰宅しました。
自宅から明治村までは3通りの ① 信越
(長野)ルート ② 中央(山梨)ルート ③ 東名(静岡、もちろん新東名利用)ルートがあり、距離的には表記順で最大40㎞余りの差がありますが、時間的には ② ③ ① です。今回は大雨が予想されたので遠くても、走り慣れている東名高速道を利用しました。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2泊3日のひとり旅へ

2024年06月28日 | 旅行


予報では大雨のようでしたが・・・
 予報では大雨のようでしたが、大した雨にならずしとしとと梅雨らしい降り方です。

夜明けの4時過ぎ頃から雨が降り始めました。風がないので家の中に降り込むことはありませんが、5時頃には窓を閉めました。一部ではニュースにあるような線状降水帯の大暴れもあったようですが、結局、一日を通してあの大雨騒ぎは何だったのかと思われるほどでした。
 この最近2階に独りで寝ている highdy は、北も南も窓を開け放して蚊帳の中で寝ています。紫陽花 は一階の和室で南面の雨戸を閉めて、蚊取線香を焚きながら北側の窓を少し開けた状態にロックして寝ています。
家庭内別居のようですが別に仲が悪いわけでもなく、それぞれが互いの生活のリズムを尊重しているだけです。highdy にとっては一日がとっても短く、忙しくて時間が足りません。そのため夜は遅くまで起きて勉強して
(嘘をつけ!いるため、生活の時間帯が合いません。共通の時間帯は、3食と10時、15時の休憩時間のみです。



先がないので・・・
 この年齢になってくると、先がないのですることしたいことが多くなりました。従い、このブログだって影響を受けて手抜きが多くなり、原則毎日だったものがいま週2回程度になってしまいました。
それでも貴重な時間を費やして、画像の準備も含めて1時間余りかけて書いているのですよ!
直近5日間の訪問者をチラ見すると、記事のない日は470名余り、記事のある日はさらに100名以上の訪問者が増えます。



たまにはお役立ち記事もあるかも知れませんが、多くは思いつきの気まぐれ記事でそれほどお役に立てそうにないものばかりなのに、誠に有難いことです。
皆様のご希望を伺うといろいろなご要望が多く、ますますジャンルが広がって的の絞れないものになってしまうので、無理やり絞ったジャンル内で書いています。
誰でも他人の批評・評論意見はあり、その方の個性もあると思います。これからも可能な限り「カラスの勝手」的な記事をアップしますが、同意いただける方は応援してください。



久し振りにひとり旅
 先ほど、飛び入りのサポートがありましたが、明日から久し振りに2泊3日ひとり旅に出かけます。この間のサポートはお休みにさせてください。
別宅
(旧実家)に誰もいなくなってから約10年間、昨年までは早朝埼玉県(鴻巣市)を車で出て夕刻山口県(宇部市)に着く、1050㎞の一気走りが続きましたが今年からはなくなりました。
 今回の旅行目的は年間パスポートを所有している
明治村かかみがはら航空宇宙博物館に行くことです。どちらも年間会員になっておけば、何度でも気楽に行けます。近い将来、紫陽花 を案内する下見も兼ねています。
よく調べていません
(全所帯? 年金の少ない人だけ?)、自治体から夫婦に対し10万円の支給がありました。特に使い道もないので二人で半分ずつ山分けし、路銀の一部に加えました。
往復の道中にあるブロガーの方々やお馴染みさんのお庭の前を、挨拶もなく無断で通過しまーす。ごめんなさーい。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驚きの「五千頭の龍が昇る聖天宮」

2024年06月15日 | 旅行



日本一の・・・
 昨日は「五千頭の龍が昇る聖天宮(せいてんきゅう)(埼玉県坂戸市塚越)に行って来ました。
自宅から車で35分前後行ける所ですが、埼玉県にほぼ45年住んでいるのに知らなかった、正に「灯台下
(もと)暗し」とも言える観光名所です。

「拡大地図を表示」にすれば、一般の google マップと同様に使えます。

 三大中華街と言えば、長崎県新地中華街(長崎市新地町)、神奈川県横浜中華街、兵庫県神戸中華街を指すのはご存知の通りです。
いずれも派手な装飾で、新地中華街には、四方の入口に立つ朱塗りの門である「牌楼(ぱいろう)」、いわゆる中華門(中国の風水思想に基づいて建てられた門 )があります。神戸中華街では「長安門」や「西安門」、「海榮門」、 横浜中華街には、横浜中華街の象徴的な玄関口として有名な「善隣門 」をはじめとして、東に「朝陽門」、西に「延平門」、南に「朱雀(すざく)門」、北に「玄武(げんぶ)門」の他にも5基あり、どれをとってもカラフルな門です。一般に、中華門は石柱また木製の柱で構成され、朱塗りや龍などの彫り物が施されます。
 ところが、この
聖天宮(宗教法人)は、三清道祖(さんせいどうそ:道教の最高神)を主神とした、台湾の神社の一つです。そのため、上記の中華街や日光東照宮などの装飾とは比べ物にならない、ひと味違った日本一の華やかさ(というか、ケバケバしさ)があります。
もちろん、4年前に本ブログでご紹介した
国宝 歓喜院聖天堂(埼玉県熊谷市妻沼)は、日本の仏教寺院で名前は似ていてもこちらとは全く関係ありません。
 例によって、天気予報は気にしなかったのですが、highdy が移動したので大変な好天に恵まれ、35℃を超えるほどの夏日でした。前日は何となくどんより晴れたり曇ったりしていたので、「きれいな写真が撮れないので明日にしようよ」が大正解でした。

のんびり前殿から拝観
 建物は台湾道教(国民の1/3が信者)の信者が私財を投じて台湾から大工を呼び寄せ、約15年かけて1995年に完成させた、道教廟としては国内最大の規模を誇るものです。広い敷地にゆったりと建てられており、駐車場も広く無料です。
拝観料は500円/人ですが、JAF会員は10%割引、障がい者は同伴者1名とそれぞれ250円、小学生以下は大人同伴なら無料です。


境内の概略案内図

 天門天宮への門、日本の寺院の山門に相当します。)を入ると、両脇に鼓楼(左)鐘楼(右)を備えた前殿の間に広い前庭があり、さらにその奥に行事(祈願・祈祷など)を行う中庭を介して本殿が存在する造りです。本殿の脇には客庁(祈祷待合室)も備え、他に寿金亭(神紙を焚く所)外苑(散策、寛ぐ場所)などがあります。


両脇の鼓楼や鐘楼内には、台湾の小物土産、冷凍食・スイーツなどの
自動販売機があり、15時には鐘が12回鳴るそうです。


聖天宮の石柱の彫り物は見応えがあります。




屋根の龍の部分を拡大(Ctrl +マウスホイールを回転)してみてください。


どこかの Noba (農婆:通称 紫陽花)さんもひと息! Nova ではありません。


前殿の内部の彫刻や柱も素晴らしい!

前殿の天井部

本殿の天井は、ブラックホールに吸い込まれるように渦巻き状になっています。
真下からの撮影は禁止されています。

中国の細かい彫り物の技術は、石材・木材に限らず凄いです。

 聖天宮の龍はすべて5爪だそうです。冒頭の中華門に中国・朝鮮・日本における天の四方の方角を司ると伝統的に信じられてきた四神獣のうち、朱雀と玄武はあるのに、青龍(せいりゅう)白虎(びゃっこ)が無いことと、東日光照宮の龍が3爪であるのはどちらも中国に配慮したという同じ理由によるものと解釈されています。
日本人は一部の国会議員などを除き、控え目な謙虚な国民性があるのでしょう。
まだまだ写真は沢山ありますが、興味の無い方は飽きてしまいますので、この辺にしておきましょう。








本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵野丘陵森林公園を歩く

2023年11月20日 | 旅行



お土産を持って・・・
 昨日は、先日ご紹介した国営武蔵野丘陵森林公園の一部を再び歩いてきました。国営の森林公園は、全国で20か所余り存在しますが、ここは初めて指定・造成された公園です。
開通したばかりの新しい道と国道407号線と307号線を利用し、お蔭で片道35分足らずで到着。
先日無料で柿を頂いた200円/日の駐車場に、お礼のつもりで、何10年も前から毎年わが家が北海道から取り寄せている昆布をお土産に持って伺いました。
例の管理人のお婆さんは、珍しい人もおられるものじゃのう、こりゃ貰われん!」と辞退されます。それでも「気持ちだけですから・・・」と無理に差し出すと、「それじゃ駐車料はタダでえーから・・・」「それとこれとは別問題で・・・」と、さんざんやり取りをしてやっと両方を受け取ってもらえました
だって、公園の数百m手前から私設駐車場が100円、200円、300円と上がり、公園の正規の駐車料金700円(バスはもっと高い。)ですから、4~500円のものを差し上げてもお礼にもなりません。

ダリアがきれいでした!
 駐車場に入る前に近くのスーパー(307号線に入ってすぐ左側)で弁当を買い、飲み物はコーヒー・紅茶・日本茶・ルイボスティ、それに果物、菓子類、水筒2本の熱湯、紙コップやごみ袋、手洗い水、消毒液まで、すべていつもの調子でリュックに詰め込んで散策開始。
中央入口を入る植物園に向かう途中にある道で、いろいろなダリアの花が歓迎してくれました。


画像の加工が少し手抜きで、雑でごめんなさい!

植物園方向は前回行ったので、今回は反対の西口・南口方向に歩いてみました。イチョウはもうそろそろ終わりの感じですが、まだまだ黄色の葉が残っていました。
今回歩いたルートはが殆どありませんでしたが、楓の紅葉はこれからが盛りだと思います。


最下段中央の写真は、公園内の陸橋下を走る国道307号線の様子です。
道路わきの紅葉がきれいでした。このまま進むと中央入口です。

 野草園に足を運びましたが、さすがに秋の七草は殆どが終わりで、わずかに数種類が花を残していました。

右下の2枚は中央入口を入った所のものです。

野草園付近の盆地的な地形の部分は、温かいのかモミジが初夏のように真っ青な状態でした。



自転車の持ち込みもOK 
 帰りに入園担当者に尋ねてみましたが、サイクリングロードを走る自転車は公園が貸出しているもの電動アシスト車もあり、女性がよく利用されています。)でなくても、個人の持ち込みもOKだそうです。
訪問者は相変わらず、平日なので若い方々は皆無に等しく、子供も数人しか見ませんでした。70%くらいが老人カップル(年金組夫婦?が半数以上と老女2~3人組)、また 1人の場合は老男性の散歩またはジョギングです。高齢化社会を反映しているのでしょうね。)
 highdy はきょうも健脚で1万歩余り、帰宅後 紫陽花 家庭菜園を二往復したので13,000歩は超えている筈だな。




本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

​そんな馬鹿なことがあるの?

2023年11月16日 | 旅行


ぐるっと回って元の場所?
 旅行2日目、
尾道市千光寺を尋ねたときのハプニング
山道ではどんな高級なカーナビも狂ってしまうことはよくあります。
それは恐らく衛星が地形的な影響で、車の所在地を正確に把握できないために起こり得る話ではないかと思われます。
事前にいろいろな情報を調べてみると、どうやらロープウェイ山麓駅近くの駐車場に車を入れ、ロープウェイ
(3分間)で瀬戸内海を眺めながら登り、山頂駅より歩いて千光寺に向かい、参拝後は歩いて駐車場に向かうのがお薦めコースのようでした。

ロープウェイは寺の上を通過します。

長崎同様に坂の多い尾道市とは言え、今回は人の住まない山とは異なり、周辺は居住地域なので道の正確さは問題ではありません。
ところが、カーナビに山麓駅の住所を登録・走行したところ、山頂の駐車場まで案内しました。駐車場に入りかけたものの、Uターンして20mほど離れたところで改めて住所を再登録・走行すると、来た道と異なるルートで麓まで降り全く知らない道を走り周り、先程走った同じ登山道で15分後に元の場所へ。??? なんだこりゃ!

そうです。ここに案内します!?
 山頂の駐車場の案内人に尋ねると、「さっき、お見えになっていましたね、下の山麓駅の住所を入力すれば、ここにちゃんと案内してくれます。
「えっ? 何がちゃんとだ!」
(と心で思いましたが・・・)理由は大体想像できましたし、改めてもう一度下の駐車場に行くすべ(術)を尋ねるのも面倒だし、さらに時間も浪費するし、ロープウェイ山麓駅周辺の駐車場は、普通車で5台と8台の2箇所しかなくいている保証もなく、山頂駐車場に入れることにして駐車料(600円/回)も安いので支払いました。
考えられる理由は、ひと山全体がお寺の所有地で住所が同じになっているということでしょうね。
安易にカーナビにロープウェイ山麓駅の住所を登録したのが失敗で、たとえ100mしか離れていなくても駐車場の住所を調べて入力すべきでした。(教訓:小さな手抜きが大きな失敗!
でも、オートマチック車ながらマニュアル車同様の技
(シフトダウン)をこまめに使い、狭い山道をブレーキも使わず素早く走行する自慢のテクニックを持っているので、僅か15分程度で戻れたのだと思います。

お蔭で良い景色が・・・
 山頂駐車場に入れたお蔭で、ロープウェイより眺めのよい展望歩廊を歩いて瀬戸内海を眺めることができました。


展望歩廊上でパノラマ撮影しても半分山だからつまらない!


鐘楼脇で記念撮影していたらロープウェイが・・・(下↓)


展望台での同じ景色がロープウェイからも

展望台はロープウェイ山頂駅より高いところに位置し、
しまなみ海道の一部を眺望することができます。


ロープウェイよりも展望歩廊の眺めがきれいに見えます。

もちろん、千光寺への参拝は杖も持たずに他の観光客を尻目にサッサと追い越しながら、健脚を活かして移動しロープウェイへの利用は断念しました。



公園内には文学のこみちがあり、作家や詩人などの作品を刻んだ石碑も数々あります。それを写真に撮ってまとめたもの(下の写真)も。highdy は文学青年(いや、老人)ではないので、全く知らない方々もありました。







本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味しくてハッピーな旅に!

2023年11月14日 | 旅行



少しハードだったかな?
 今回は久し振りに6泊7日と長めの旅行でしたが、距離的には大したものではなく、総走行距離2,400kmで日本縦断には及ばぬものですが、やや長めの距離です。既に
ご報告の通り毎日早起きで、一日の時間を有効に使うのは、highdy の旅行の特徴です。
しかし、初めの3日間連日一日に8時間乗車して、さらに1万5千~6千歩観光のために歩くのですから普通の方々には少しハードかも知れませんね。

復路の記載に間違いがありました「山陽小野田市・宇部市」が正しい。

彦根城周辺も1日に1万7千歩以上、尾道の千光寺でもロープウェイを使わず登り降り歩行、長門峡も紅葉がいまいちだったので途中の茶店まで約3kmで断念、写真を撮りながら往復で50分/約6kmという速さです。都会の方は時速6kmで歩くそうですから、それに比べても少し早いペースです。
以前、義弟夫婦と各地を旅行をしたとき、彼らは脚の弱さを実感し以後ウォーキングを初めたほどです。
ま、私達の旅行は、健脚でないとついて来られませんね。
旅行中は自宅と違って睡眠時間がメチャメチャ多いので、どうしても起床が早くなり、行動開始時間も早く時間の有効利用になっています。


福山城内をパノラマ方式で撮影すると・・・(右端が天守閣)
中央が highdy の泊まったホテル


福山城のこの面は白色ですが裏面はかの有名な黒い鋼板仕上げ(下)です。



美味しい旅に
 何と言っても関西方面ですから、どの宿も魚が新鮮食事の美味しい旅になりました。
(ご近所や知人から旅の感想を聞かれるので、「美味しいい旅でした」と答えることにしています。)
自宅の埼玉は海なし県ですから、活きの良い鮮魚は限られています。日本海・瀬戸内海周辺では雑魚まで新鮮で美味しいものが手に入ります。
(その割に料理の写真をアップしないのは、コース料理会席料理が多く、写真を撮っていては美味しく味わえないため割愛しています。)
 彦根市と宇部市のホテルのみは夕食無しでしたが、彦根市ではご存知の全国チェーン店の「目利きの銀次」は何処でも味で外れたことがないので利用、宇部市では昼食が親友と会食だったし、連日のご馳走疲れで中休みにして、夕食は軽めに済ませました。
旅行中、どの宿でも好みのものばかり沢山出てきて、ついつい食べ過ぎてしまいます。福山市鯛の兜煮は、滅多に出会えない絶品と言える味でした。
お蔭で二人とも僅か一週間で通常の体重をかなりオーバーしてしまいました。痩せるのにはいつも苦労するのですが・・・。

宿からの景色に恵まれ
 旅行中は10日を除いてお天気や宿からの眺望に恵まれ、気持ちの良い行楽になりました。

 
空がきれいだと写真も引き立ちます。

 今回は伊賀上野城を含めて3か所の城巡りになりましたが、彦根城・福山城ホテルの部屋の正面で、特に後者は新幹線を挟んですぐ前に直線なら約90mで城内、天守閣まででも200m余りという近さ、両者とも夜のライトアップ美しい姿を深夜まで楽しめました。
尾道市の宿・宇部市の宿は紅葉が楽しめる宿萩市では宿が自慢する夕日が楽しめる部屋で海の傍、最後の浜松市の宿では非常口のある通路を挟んだこの夏泊まった部屋の反対側で、全く同じ景色
(JR駅など)の見える部屋でした。
ちなみに、紅葉シーズンですが中央高速・長野道では十分に楽しめましたが、関西・中国方面では部分的にしか楽しめませんでした。

 
彦根城に離接する玄宮園の紅葉もいまいち、むしろ防府~山口間の
連絡道路の方が紅葉しています。

偶然なのか老人向けの宿の配慮なのか、すべての宿でエレベータにとても近い部屋なのに静かで、且つ非常口やお風呂に近いところに位置する部屋が選択されてとても満足でした。(特別に良い部屋は要求しませんでしたが・・・)
すべてのサービスと応対が最も行き届いていたのは、福山市のホテル(福山ニューキャッスル)でした。


 
あるコンビニでのエピソード
 彦根市でのこと、昼食のレストランを探すも数も少なく、日曜日の観光地なので城周辺は何処もいっぱい、それに駐車場
(何処も1,000円/回)も満車で少々困っていました。
仕方なくコンビニで何か買って食べようということになり、とある店に入りました。若い男女の店員がいて駐車場を尋ねると、「高いところしか知りません」とのこと。実は、「highdy は山口県の出身で、きょうから旅行を開始云々、今回は山口県も旅行範囲で・・・」と話をしていたら、男性店員が同郷だと判りました。冗談で「同郷のよしみでここで昼食を買って食べるから暫く置かせてよ!」と言ったら快く承知してくれました。
しかも、女性店員が店長の動向まで調べてくれて、「本日は来店されないので内緒で・・・」ということに。
城見物の帰りにお礼に立ち寄り、次の行動を説明したら「えっ、僕の弟は広島にいます!」と。またまた偶然にも・・・、すっかり仲良しになり、二人に駐車料の1,000円分の代わりに、お礼として「何でも好きなものを買って・・・」と勧めたら、最初は辞退していましたが、男性がアイスクリーム。女性がジュースということで決着。その残りで私達までもアイスクリームを食べてお釣りが戻り、双方でハッピーになりました。




本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま旅行中です!

2023年11月11日 | 旅行


11月5日
 4時起床 4時半埼玉県鴻巣市の自宅を出発 圏央道・中央道を利用、長野県岡谷JCTを経由 長野道にて
 11時30分 滋賀県彦根市彦根城に到着 (途中朝食休息約40分とトイレ休息一回飲み)
 宿泊JR彦根駅前の彦根城のライトアップが正面に見えるホテル



11月6日
 5時起床 彦根駅前のホテルを出発 大津SA経由 中国道を利用(同高速道は9月のトンネル内トラック火災で無期限通行止め中のため、一部岡山道や山陽道に迂回しながら)尾道市千光寺へ。
宿泊 かなり内陸部に入った大きな温泉センターふれあいの里
翌日は、山陽ふるさと道・中国道を経由して山口へ向かう予定です。


瀬戸内海の遥か遠くの島々まで見えます。


しまなみ海道の橋も見えます。(ロープウェイより高い展望台より)
 
11月7日
 5時起床 山陽ふるさと道・中国道・山陽道経由を利用して長門峡へ。
情報では色づき始めたということでしたが、素晴らしかったのは入り口のみ、片道約 5km(往復歩きましたが・・・)の途中に僅かな紅葉が見られた程度で残念!
 この3日間連日15,000~16,000歩、結構険しい道もありましたが、健脚なので・・・。
長門峡では、意外にも小・中・高とも同じだった同級生のご夫妻に10年振りくらいに出会うハプニングもあり、世の中は狭いものです。
宿泊 以前にも利用したことのある、海がもてなす癒やしの宿夕景の宿「海のゆりかご」で有名なところです。



夕方は雲が多すぎて・・・

11月8日
 5時起床 ホテルを8時45分に出発、萩反射炉・武家屋敷跡を見て萩往還道を経由して宇部に向かいました。(萩は何度も訪問しているので、見るところは特にありません。)途中小野湖を経由、12時に友人と昼食を会食後、小学生時代を過ごした地域に移動し干し海老を購入。さらにこの春タダ同然で隣人に譲渡した旧実家の様子を見に行くと、偶然にも解体を始めたところでした。なんだか少し寂しい感じです。
 さて、紫陽花をホテルに送り届けたら、日にちを間違えて予約していたためアウト! 慌てて周辺を3、4軒探すも満室、やっと宇部国際ホテルに一室だけ空いていて15時30分にチェックインしました。
highdy はその後隣町山陽小野田市へPC指導のために移動、19時30分ホテルに帰着。

反射炉


武家屋敷跡

11月9日
 5時30分起床 6時40分ホテルを出発、主として2号線・山陽道を利用して9時40分福山城に到着・城内を観光。(城内の射撃ゲームでは36m先の標的の中心から5cm程度の精度で命中! 多くの方なかなか命中しないようです。)
その後30分離れた鞆の浦に移動、あちこちウロウロ観光して福山市内駅前のホテルにチェックイン。あろうことか、またしても新幹線を挟んで数百m前は福山城内、夕食もメチャ美味しく、夜はライトアップされた福山城がベッドから見える部屋(1001号室)に大変満足でした。


日が暮れる前の福山城


有名な鞆の浦の常夜燈


手前は新幹線ホーム

highdy が若い頃に設計・施工管理したLPガス基地・容器検査場も近くにある筈ですが、50年以上も前のことで記憶が定かでありません。時間があれば探して見るのに・・・。旅は明日も続きます。

11月10日
 5時30分起床 8時にホテルを出発、2号線・中国道・近畿道を利用し、伊賀上野城に13時現着。伊賀市の上野公園には、伊賀上野城、芭蕉記念館、俳聖殿、伊賀流忍者博物館などがあります。
珍しく雨に降られましたが、観光には全く支障なし! 忍者の実演ショーはどの技も大変見ものでもあり、迫力があり、色々な知識も増えました。甲賀忍者の里にも行きましたが、雲泥の差で素晴らしいものでした。
日本で1,2を誇る高い石垣も見応えがありました。
すぐ近くにある松尾芭蕉の生家も訪れ、同家の裏にある芭蕉の書斎釣月軒(ちょうげつけん) 」も見て来ました。
観光後は土砂降りになった高速道を95km/hで浜松のホテルに向けて疾走!  浜松市内では渋滞に遭い、5.5km走行するのに40分もかかり18時40分に到着。


一部メンテナンス中の伊賀上野城


城内の紅葉は一部のみ




芭蕉だけに釣月軒には芭蕉の木も沢山ありました!

11月11日
 6時起床 8時40分にホテルを出発、第二東名道・圏央道を走行し、途中日頃立ち寄らないサービスエリアを片っ端から訪問しながらひたすら自宅を目指すのみ。
通常なら約300kmをトイレ休息1回のみで3時間50分程度で走るところですが、4時間40分かけて13時20分に現着、6泊7日の楽しい旅が終わりました。
総走行距離(うち、25%程度を紫陽花が運転代行、highdy は隣でコーヒーを沸かして飲んでいました!)は、約2,400kmと思ったより少なくなりました。近いうちに旅のエピソード的なものをご紹介する予定です。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡県にお墓参り兼旅行に・・・

2023年09月20日 | 旅行




年に3回の恒例行事
 最低でも年に3回は、静岡県に旅行に行っています。
紫陽花のご先祖の彼岸や盆のお墓参りに行き、ついでに彼女の出身地の友人と親交を温め、親戚へご挨拶をしてきます。
彼女の弟の様子見に実家へ行くと、妹さん(富士市に在住)丹波栗栗ご飯やその渋皮煮を大量に持って来て、皆で美味しくいただき、オマケにお土産の生栗もらって来ました。
お墓参りを済ませた後、手土産を買って親戚の家に立ち寄るとお米10kgと大きなカボチャももらって来ました。


 
老夫婦二人だけの我が家では月に5kg程度のお米が余るほどなのに、先日スーパーで米を買ったばかりのところへご近所から新米を5kg貰い、またまた貰ってこの分だと年内は買わなくて済みそうで、嬉しい悲鳴です。

親戚の家の近くのトンネルを抜けると、すぐ伊豆の国市伊豆長岡温泉(新潟県の長岡と区別するため、通称はこのように呼びます。)です。
いまや、2010年に東名高速道の沼津インターと伊豆縦貫道が直結したので都内からの日帰り温泉も可能になっています。 

定宿での富士山が・・・
 定宿なので全29室の大きなホテルではありませんが、いつも富士山側の良い部屋を確保してくれ、クーポン割引以外にもサービスがあります。
この宿の売りはアワビの踊焼きや大きなキンメダイの煮付けですが、お一人様に一皿はとても食べきれないので、我が家は二人で一皿にしてもらっています。リピーターなのでフロントや部屋に通されての面倒な説明はすべてパス、勝手知ったる我が家のようなものです。そのためなのか料金もメチャ安!


今回は牛しゃぶからスタート、美味しい肉でした。


どうもこれだけは外せないようで、電話予約時に「要らない」と言ったら
調理長が困っていました。で、二人で一皿に。

これからのシーズン雪を戴いた富士山がきれいなのですが、到着時にあれー?

いつも4階の富士山側が最高の部屋(特にエレベーターから離れた415号室)
かなり昔は弘法の湯の離れの特定の部屋が定宿でした。

それでも、やはりお天気男の highdy 夜が明けると、しっかり見せてくれました。その後は、上の写真のごとく隠れてしまい、御殿場付近を走るときも晴れているのに富士山は見えず。

冬場はもっときれいに見えますよ!

チェックアウト時はフロントの近くで、精算前に100円コーヒーのサービス。吾亦紅(われもこ)が季節の変化を教えてくれています。



ご存知のように秋の七草は、山上憶良が短歌に詠んだ花の名前で「オミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、クズ、ハギ」の7つで、残念ながらこの中に吾亦紅はありません。
(萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝がほの花『万葉集』巻8 -1538 より、=ヤマハギ、尾花=ススキ、=クズ、なでしこ=カワラナデシコ、女郎花=オミナエシ、=フジバカマ、朝顔=キキョウ )

レーサー気分で・・・
 ホテルから約10分のところに最近めんたいパークができたようです。
明太子やこれでもかというほど明太子が入ったジャンボおにぎりを買い、沼津港に戻り一般スーパーでは買えない太刀魚の肉厚の干物を購入、冷蔵庫に詰め込んで帰途につきました。
サンマと同様、ここにも海の異変が見られ今年はいつものような良い太い太刀魚が穫れないようです。また、いつも買う本物の沼津産の「鯵の干物」は、お店が休みで買えませんでした。(一般の沼津産鯵の干物は、殆どが韓国産の鯵を沼津で加工したものです。いつも行く鯵専門店では、どんなに沢山鯵が並んでいても我が家には本物以外は売ってくれません!!)
 高速道では足柄SAで運転をチェンジ、御殿場付近の長い坂道の上下と複雑なカーブを制限速度ながらレーサー気分エンジンブレーキを上手に操りブレーキペタルを踏まず運転するのが好きな紫陽花(来年は80歳)に任せ、highdy は隣でゆっくり寛いでいました。
実にリラックスの二人だけの旅になりました。






本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
 スマホでどうぞ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二泊三日の小旅行を楽しみました!

2023年07月06日 | 旅行



初日は沼津市・伊豆の国市
 朝5時起床、5時45分自宅を出発、沼津市内の紫陽花の実家に住む彼女の弟を誘い正見寺へ向かい、先祖のお墓参りをしました。
メチャメチャお天気の良い日でした。



 午後は駅前で彼女の同級生2老女と合流、さらにもう一人の同級生宅へ(このお宅の同級生は認知症が始まっている方)。老女3人は数年毎に会っていましたが、highdy は結婚式後の新婚旅行の途中に祝賀パーティを催していただいて以来 40余年振りの再会です。
その後駅前で待ち合わせたお二方と4人で魚料理が美味しい伊豆の国市長岡のホテル茜へ。このホテルは静岡方面に移動したときの highdy 家の定宿です。ホテルでは紫陽花特別演奏会(?)がお二方には好評のようでした。(人生で初めて楽器に触れたというのに、自動伴奏ながら全くの独学で3か月で6曲も覚えたようです。自宅では毎食後3回、一日に計2時間位練習しています。80歳近いお婆ちゃんがようやるわ~!
折しもちょうど地区のお祭りで、イベント会場に出向いたり、神輿の練り歩きも見ることができました。



いつもながらの美味しい料理に、同級生のお二方に大変好評でした。
食後の月見も楽しめました。



2日目は龍潭寺、舘山寺
 チェックアウト後、フロント前で記念撮影、お二方を三島駅まで送って行き、高速に乗るために市内を走っていたら横断歩道に人がいたので殆ど停止、でも完全(3秒以上)ではありませんでした。
渡られないので譲って下さったと思い highdy の方が先に発車した途端「ウイーン~」違法に(?)隠れていた警察車両(パトカーではない)にマイクで呼び止められ、道が狭い所なので500m先のコンビニまで強制誘導、「横断歩道者等の妨害」 9,000円の青切符50年以上無事故・無違反を誇っていたのに、3月にも15kmスピード違反(12,000円 2点)の減点が消えたばかりなのに・・・。悔しいっ!
(やはり老齢化して、注意不足になったのかなぁ。)
その後第二東名経由で浜松市へ。浜松と言えば、昼食はウナギと言うわけで予め下調べしておいた専門店へ。流石に専門店、肝吸も上品な味でした。



食後は予定していた龍潭寺(井伊家の菩提寺)へ。10年余り前に大学の授業で教わった、有名な小堀遠州(小堀 政一 )の造園した庭にも感動しました。



どこかのヨーガの先生らしき人が、
(他の観光客もあるので)簡易的な瞑想のポーズをとっています!!



当然、かの有名な直虎(次郎法師のお墓もありました。


  誤って切ってしまいました。

時間の都合で一部省略、一路舘山寺へ。山の上からの浜名湖の眺めは良いものでしたが、街がお休みの所為もありますが、どちらかと言えば廃れた感じの観光地でした。



東名から降りて以来、舘山寺経由延べ 50km以上幹線道路を走ったのに、ガソリンスタンドが全くありませんでした。市内のホテルに到着する前に2軒だけ見つけましたが、残りが1Lと大変危険な状態でした。紫陽花には highdyのように予備タンクは積んでいません。)
沢山の住宅街があるのに、皆さん何処で給油しているのか不思議な感じがしました。

3日目は浜松城、掛川市
市内のホテルでは宿泊料が安い割には夕食・朝食があり、しかもとても美味しく紫陽花に大いに喜ばれました。浜松市内の黄昏時の夜景がきれいでした。美しさの秘密はごちゃごちゃした電飾が全くないためのようです。



浜松城周辺は公園として整備されていて、ご近所の方の憩いの場としては非常に環境の良い所だと思います。お城の見学は高齢者は無料という嬉しいサービスもあり、駐車料金も2時間半無料でしたので、入館料代わりに 3,000円余りお土産を買ってあげました。
天守台(基礎)が優れた野面積みにより造られています。





素晴らしい「野面積み」という技法で天守台ができています。

隣接している NHK の「どうする家康」浜松 大河ドラマ館がありましたが、こちらは入館料 800円/人 のぼったくりのようなものです。ほんの少し勉強していれば誰でも知っている写真(説明)パネルばかり、ドラマの撮影に使った小屋や衣装が少しあるだけの、全く見るに値しない貧相な内容でガッカリしました。しかも無駄な案内人が3倍位配置されていました。


ゲームに頑張る80歳近い紫陽花(失敗!)


highdy は見事に成功!

あまりにつまらない内容で時間も余ったので、国道1号線を30分走ったところにある掛川市の掛川城にも立ち寄ることにしました。


この画像はSnapseed により、浜松城案内板のように撮った斜め画像を修正したものです。

highdy は親切な地元の方のご案内で裏技を使いましたが、この城は駐車場が近くに無いのが最大の難点のようです。後の土佐藩初代藩主となった有名な山内一豊の城でもありました。


掛川城上空の雲行きが・・・


さらに怪しい雲行きに・・・

時間も予定の 14時になったので、帰路につきました。途中の休息を20分×2回を見込むと18:00着で明るいうちに帰ると運転がラクです。
ところが、竜巻で大型トラック横転ニュースでご存知のように、転俄かにかけ曇り、視界数10mという集中豪雨ならぬ激雨に見舞われ、さすがに走行速度は50km/時までダウン。
事故が起きたのは、highdy が走り去った後のことです。テールランプを点けない車もいて、数10分間は大変な状況でした。それでも、しっかり予定の18:00には帰宅できました。
お天気男なので、旅行中に雨に降られたのは就寝中とこの時だけで、殆どは快晴または晴れで恵まれたとても楽しい美味しい旅でした。
いつもは埼玉~山口(1,050km)を1人で一気に走り、朝出発、夕方着でしたが、今回は3日間で約 500km、うち紫陽花も100km位運転してくれたので大変ラクでした。
お寺もお城も階段ばかり何百段も昇降したので、昨日反則金の支払いで自転車に乗ったら、足が少し疲れているように感じました。でも、何も気にしないでスイスイ登り下りできる健脚夫婦なので有難いです。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
 スマホでどうぞ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内容の濃い有意義なミニ旅行!

2023年04月14日 | 旅行



予想以上に美味しかったジビエ
 美術館から
湯西川温泉の宿までは山越えの道で約2時間かかり、Google のタイムラインによると 16:27 に宿の「平家本陣」に到着しています。
亀の井ホテルグループのしっかりした宿で、各階とも4部屋が正面玄関側のロケーションの良い部屋になっています。広い素敵なラウンジとドリンクサービスコーナーが自慢で、アルコール類以外は好きな飲み物がいつでも無料で利用できました。この他にもいろいろサービスしてくれました。



立派なエレベーターホールを挟んで、各階 4部屋
(正面側)と 6部屋に別れ、部屋に入ると素敵な美人画が迎えてくれました。窓からは翌日観光予定の正面玄関前にある「平家の里」部落の屋根には雪が残っていました。
フロントマンの話では、前日は足のくるぶしまで埋まるほどのだったそうで、一般タイヤの乗用車の方は大変な目に遭ったとか。晴れ男 highdy は、道路脇の雪は見ましたが、全く普通の道路状況でした。
先ずはゆっくり温泉に入って楽しみの夕食タイムです。囲炉裏ジビエ料理ということでしたが、イノシシでないことは確認済みなので安心です。



先ずは、焼肉からスタート(館内すべて撮影許可を得ています。)


安い(1200円)利き酒セットがあり、味を確かめて一合(800円)注文できる。
地酒の種類は沢山ありました。

囲炉裏ですが、座るのが苦手なお年寄りにも優しい思いやりの椅子席です。
先付け霜降り牛肉鹿焼肉がはじめに準備してあり、終わるとしゃぶしゃぶ鍋が出て来ました。肉も野菜も十分あり非常に美味しくいただきました。朝食の鳥肉出汁のお粥湯葉の刺身も抜群の美味しさでした。


旅行ではいつも良い部屋に当たります。(特別な料金は出さないのに・・・)

山奥で西洋料理や刺身など期待していませんので、山奥らしい素材を料理長が工夫したメニューに感心しました。
それにしても、何処に行っても豊かな年金暮らしと思われる高齢夫婦ばかり、同性カップル、若い夫婦など殆ど見かけない旅でした。

厳しい生活の平家部落
 
平家の里では、当時使われていた生活用具とともに当時の部落(住居だけでも7棟)が復元され、厳しい寒さの中で落ち武者として密かに暮らした様子が窺(うかが)えます。


落ち武者の暮らしは大変だったでしょうね。


後世になって、源の頼朝会平家の里和議を結んでいます



部落内にも小さな神社がありますが、highdy の出身地(山口県)内にある長門国赤間関(下関市)で、源氏と平家の最後の戦いである「壇ノ浦の戦い」で、ゆかりの深い赤間神宮との交流を示す資料もありました。
この戦いで平家が敗れ、僅か8歳の若さで
草薙の剣と一緒に入水した悲劇の天皇安徳天皇の伝説は有名です。
今回も一泊2日のミニ旅行ですが、とても内容の濃い知識の復習や新しく吸収できる有意義なものになりました。
帰りはオマケの観光
 平家の里の近くの吊り橋を渡ったり公園を歩き、
水の郷という温泉センターで土産物を買ったり、ここでも吊り橋を往復したり、足湯を楽しみ、近くのガソリンスタンドでサービス券を利用、道の駅湯西川で昼食にしました。

 
「水の郷」には前々日の雪が・・・

highdy は昨夜の鹿肉に味をしめ、鹿肉のコロッケカレーを食べました。 紫陽花は蕎麦でしたが、やはり信州のものとは麺が違い失敗のようでした。(二人とも味にはうるさい方なので・・・)
昼食後は帰り道にあるダムの一つ、五十里
(いかり)湖の五十里ダムを見学し、わざわざ一般道で日光の例幣使(れいへいし )街道の杉並木など、各地の街中の様子、沿線の景色などを楽しみながら18:00ちょうどに自宅に現着。



五十里ダム管理事務所の前には桜が・・・

2日間の旅行中、標高の高い所が多かったためか、各地で遅いを十分に楽しむことができました。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
 スマホでどうぞ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬頭広重美術館とテーマのある旅

2023年04月12日 | 旅行



予定が少しずれたので
 風の強かった前日の予報では雨も懸念されましたが、例によって「晴れ男」なので、雨どころか快晴に近い良い天気に恵まれました。
おバカなチョンボで予定が狂い、レストランに入る時間的な余裕を失いましたが、道の駅・きつれがわのお弁当で早めの昼食を済ませ、美術館へ急ぐことにしました。
旅慣れている highdy 家の車内には湯沸かし器や冷凍・冷蔵庫をはじめとして、あらゆる飲み物・果物・おやつの類が沢山用意してあります。
非常用品(携帯トイレ、汚物袋、水タンク、ガスコンロや寝袋、敷物キャンプ用品)などが何でも揃っており、何があっても困りませんが、highdy 車にはあるガソリン携行缶が無いのが失敗でした。

美術館の催し物
 馬頭広重美術館(正式名称:
那珂川町馬頭広重美術館)では、「浮世絵でつづる江戸から京への旅」と題して、歌川広重の東海道五十三次浮世絵)の展覧会を開催しています。
   前期(4月8日~5月7日:江戸日本橋~袋井まで)
   後期(5月13日~6月18日:見附~京三条大橋まで)
これらの浮世絵の主なものは、
東海道五十三次閲覧・ダウンロードができます。




上の画像の駐車場が、模型の下のくぼんだ部分です。



 実は、この美術館は前に紹介しましたが、個人の肉筆画や本物の版木コレクション寄贈を基に建設が計画されたもので、美術館の建物自体も2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムである
国立競技場の設計で有名な隈 研吾氏の代表作の一つとなっているものです。
(アクセスしたそのままでも、いろいろな画像が楽しめます。)

彼独特の空間づくりで、日本的で温かく優しい木製ルーバーを多用した構造で、国立競技場もその流れを汲むものです。特に美術館周辺に多い、竹林を上手く取り入れた美的アプローチによる構築は素晴らしいものがあります。
1年前に伺った
故玩館裏の竹林と浮世絵を思い出しました。
その
竹林も撤去されこんなに変わっていますが、惜しい竹林でした
話が脱線しました。
(話材が多くて? 脱線が得意な? highdy です。)

テーマのある旅
 今回は、第一展示室で、錦絵ができるまでー東海道五十三次之内 庄野 白雨の制作ーとして、歌川国芳・広重の作品、庄野 白雨の版木
(複製)、彫道具と摺道具、錦絵に使用された(着色用の)色材などとともに、多色刷り(摺り)の手順版木も紹介展示されていました。
厳密な意味では、 錦絵とは「浮世絵の一部で、多版多色刷りの木版画のこと」で、広義で浮世絵とは、「錦絵を含む江戸時代の風俗を描いた絵画全般のこと」を指します。もっと詳しく知りたい方は、
刀剣ワールド/浮世絵のご紹介をご参照ください。
 いつも highdy の旅行は、単に娯楽に行って美味しいものを食べるだけではなく、殆ど何らかのテーマをもって移動しています。
今回も大いに知識が増えました。「それがどうした!」なんて言わないでください。勉強も一つの趣味なので・・・。

見応えのある60点
 第ニ展示室には、前期の28番袋井まで広重の60点におよぶ見応えのある作品が並んでおり、すべて閲覧し終えるまで2時間近くもかかり少々疲れました。
例えば、1番の日本橋だけとっても、日本橋「朝の景」・日本橋「東雲の景」・日本橋(異版)と3枚あります。同様に同じ作家の浮世絵が5枚あるところもあり、60点にもなるのです。
同じ作家の同じ五十三次シリーズでも、版元が多数あり、彫師により版木が異なり、
(すりによっても原画とは微妙な違いをもつ錦絵が出来上がります。
有名な版元としては保永堂
(竹内孫八:たけのうちまごはち)が一般的に知られており最も人気を博したようですが、初めは仙鶴堂:せんかくどう)(鶴屋喜右衛門:つるやきえもん)と共同出版だったようです。寿鶴堂(丸屋清次郎)の画中の題が隷書(れいしょ)で書かれている、俗に言う隷書版というものもあります。

別雷(わけいかづち)神社
 美術館を出ると、鳥居(タイトル画)が目に入ったので立ち寄ってみると、珍しい双葉葵の御紋の入った賽銭箱のある社(やしろ)がありました。




傍に由緒書きがありましたが、早い話、未完成のまま現在に至ったようです。




次回は宿と平家の里です。明日か明後日に・・・






本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
 スマホでどうぞ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とんだ勘違いで、またまた大失態!

2023年04月11日 | 旅行



旅行初日からハプニングの連続
 今回の旅行初日は、
馬頭広重美術館経由、湯西川温泉平家本陣(亀の井ホテル系列)でした。
7時40分に自宅を出て数km走ったところで、highdy がスマホを忘れたことに気づいて取りに帰りました。
(いつもはベルトから吊り下げるバッグで携帯しているのですが、大きなポケットの多いお気に入りのベストに入れるつもりで、わざわざ食堂に置いていたのを忘れたものです。)
この事件で20分のロスタイムでした。

もっと大きなハプニング
 ところがもっと大きなハプニングが起きました。先日の高額有料駐車場事件に続きまたまた大失態で、年を重ねるとはこんなものかと恥ずかしくなります。
旅行には紫陽花の方が半自動運転をしてくれてラクなのでよく使います。自宅からは紫陽花が運転していました。東北自動車道を快適に走っていると、「あっ、スピードが出ないっ!あら、メーターに3つも警告ランプが・・・!」紫陽花「ハザードを点灯! 路側に早く寄せて!」と指示、計器盤によく見ると「給油してください」ではありませんか。
偶然とは言え、たまたま片側3車線の一番左側の通行帯速度を 95km/h に設定して走行していたので、難なく路側帯に入れました。
キロポスト表示は 77,7km
(写真参照、東北自動車道は、起点が埼玉県川口市、終点は青森県青森市)で、1km余り走ると都賀西方(つがにしかた)PAのある地点です。
このようなときは、慌てず冷静に「人命第一に判断する」ことがとても大切です。
直ぐにハザードランプを点灯させたまま、反射式三角反射標識板を約10mの後方に設置、車外に出たら他車の高速走行音で電話も聴こえないほどで、やむなく車内に戻って電話をしました。
JAF (一般社団法人 日本自動車連盟)に連絡すると、到着まで30~40分かかるとのこと。
直ちに車から降りて路側帯よりも外に出るように指示を受け、ガードワイヤー
ガードレールが無くてワイヤーが張ってあります。)を乗り越えて、藪の空いたスペースで待機しました。

人は路側帯であっても路上は危険!


風も強い上、さらに傍を走る走行車の風圧で倒れるので工夫・・・

落ち着いたもので新聞を読んで待つ紫陽花

二人ともとんだ勘違い
 理由を考えてみたところ、 3月24日から暫く沼津市に移動するためにガソリンを満タンにしたことを、大変忙しい毎日だったので数日前のことと、こともあろうに二人ともすっかり勘違いしていたのが元凶!でした。

高速道で「ガス欠」なんて初めての経験、走行車線が真ん中や右側だったら大変なことになるところでした。事故に遭わなくて良かったです。

作業の一部始終
 初めての経験なので、警察でも来てお小言を貰うのかと心配でしたが、そのようなことは無く、非常に安全管理に留意されていることが判りました。
10分ほどすると Nexsco 東日本道路管理車JAF からの連絡で緊急走行で駆けつけ、highdy の連絡・対応状況とも完璧で車の状態も問題が無いことを確認して行きました。
さらに10分すると安全管理会社の似たような車が緊急走行で駆け付け、highdy 車の後方 20m に停止、自車の後方 10m に三角反射標識板を設置、そこから5mおきに路側帯との境界線上に三角コーンhighdy 車の三角標識板まで5,6個並べて安全を確保してくれました。
その上で、「 JAF は藤岡の方から来るので一般道の混み加減では高速に乗るのにかなり時間がかかるかも知れません。もうしばらくお待ちください」との説明を受けました。



作業・説明後、さらに待つこと5分、やはり緊急走行JAF 車が到着、highdy 車の前方10mに停車、「ガス欠と確実に判っている場合は、対処がとてもラクです。」と、ガソリンを 10L 補給してくれました。



給油後、他の問題が無いことを確認するように指示を受け、チェック、すぐ先の上記パーキングエリアで待つように指示され、ガソリン代を払い作業証明書にサインをしてすべて無事解決



高速道路の安全管理の仕組みがとても勉強になりました。彼らはとてもよく教育されているようです。
この事件で約40分のロスが加わり、約1時間の計画に遅れが出ましたが、ゆとりのある旅程だったので、美術館もしっかり楽しめました。

長くなったので、続きは明日にでも・・・






本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
 スマホでどうぞ

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋柿のためにドライブを楽しむ

2022年10月30日 | 旅行


上州・の駅
 昨日は久し振りに気持ちの良い秋晴れ、予てより計画していたドライブを楽しむ日。目的地は新潟に向かう国道 17号線沿いの右側にある
上州・の駅で、道の駅「こもち(群馬県渋川市白井)より 800mほど東京寄りにあります。
「上州・村の駅」は、農産物直売(契約農家の持ち込み)、特産品を使用したお惣菜や調味料、その他お土産品などを販売している楽しいお店です。




写真はお店の許可を得て撮影しています。

惣菜類は 9時半から陳列が始まるようです。

毎年、蜂屋柿を購入して干し柿に
 干し柿にする
蜂屋柿を買うために、毎年どちらかの施設を訪れています。今回は3通りのランクのものを各一袋ずつ買ってみました。25個で2,000円、やはり 6個が 810円のもの(写真の上のもの)が最も品質が良く、大きさは直径10㎝以上、長さ 12㎝程度のものです。



二人とも忙しいので今朝は朝 5時半に起床 !  先ずは柿の洗浄・皮剥き・熱湯消毒(10秒)・紐吊るしで20個の干し柿を作り、残りは 35%の焼酎で(渋)抜き柿にしました。


干し柿は、最初の2日間が勝負です。この間に表面を完全に乾かし、その後は夜露や雨に当てないこと、そうすればカビることなく美味しくできます。柿の先端に 5㎜程度皮を残しておくと、きれいな形に仕上がります。途中で揉みもみして軟らかいものを作るのもいいですね。白い粉が噴かせるのもいいですが、我が家は早めに凍結保存してしまいます。 


写真を撮っている顔の傍にもう1本あります。


朝食を済ませて、2人で地域のクリーンデーに参加、紫陽花日曜ヨーガ教室へ出かけました。
何10年もやっている紫陽花に比べると、教えてくれる先生は若く可哀そうなので、皆様に目立たないように一番後ろでこっそりやっているようです。紫陽花が実質の主宰をしていた無料ヨーガは、世話役を他の方にお願いし日頃は自宅でやっていますが、野外ヨーガも気持ちが良いらしく時折出かけています。
この後帰ったら、午後2人で買い物に出かける忙しい予定です。

面白い建物が・・・
 干し柿を買って駐車場へ戻るとき、店の裏の面白い建物が気になり調べてみました。



お寺でもないし、神社でもないし怪しいオカルト宗教の建物かと思ったら、なんと社寺建築専門の会社の事務所でした。いろんな彫刻が素晴らしく納得の驚きでした。


表に回ってみると事務所でした ! とてもいい建築サンプルです。

いつもと違う日帰り温泉施設へ
 柿を買う施設はどちらも 9時~17時で、ご存知の方は開店前から並んでおられます。買い物が終わって 9時半なので、いつもの違う日帰り温泉施設
ユートピア赤城まで 3.7Km(約6分)足を延ばしてみました。






敷地内の木々はちょうど見頃の紅葉とも言える状態でしたが、自宅からの道中の紅葉は所どころの感じで、少し早い感じでした。

 少し早めだったので浴槽も余り混んではいませんでした。 サウナ室内会話禁止で 12分計通りにしっかりゆっくり楽しみ、入浴後に早めの食事をとりました。
午後はお客様も増え大広間ではカラオケまで始まり、別室に移りましたが、午後にもう一度入浴して 14時には帰途につきました。
訪問客は何処も同じで、97、8%の大部分が暇を持て余した年金組の方でご夫婦が多いです。テレビの宣伝も老年者ターゲットのものが多く、サプリメント・健康食品を含む各種製品ばかりで明らかなように、若い方はお金も時間もありません。目先の生活や将来に備えて働くのに必死で遊んでおれる暇はありません。


オマケのエピソード
 よくあることですが、道の駅「こもち」の店内で買い物をして支払いをしようとしたら、紫陽花が「小銭入れがないわ」と、「じゃ~、僕が払っておくよ!」と店を出て車に戻ると、紫陽花が足元に「あら、こんなところに・・・」と発見 ! 頻繁に車の出入りがあるのに誰も気づかず約 30分。
車を降りた時に落としたようです。隣の旦那さんも笑っていました。小銭入れとは言え、5百円玉で約1万円入っていたのに・・・。
旅行中はいつも highdy の5百円玉貯金をお小遣いの一部にしていますので、ighdy は5百円玉 10枚、紫陽花は 20枚持っていました。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
 スマホでどうぞ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする