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免疫力と老人とコロナワクチンのお話

2021年08月06日 | 雑学知識

画像提供:highdy の友人 より

そもそも「免疫」って何?
 「免疫」とは、体内に病原菌などの細菌、ウイルス、毒素、その他の異物(非自己)が侵入したとき、それを攻撃して自分の体を守る力、あるいは、異物と反応する抗体を自らつくって発病を抑える抵抗力を持つことをいう。
免疫には、「自然免疫」と「獲得免疫」の2通りあり、前者は生まれたときから備わっているもので、後者は前者の力で働く細胞が何らかのキッカケとなる異物を入れることにより活性化され、免疫反応を起こす後天的な身体防御システムをいう

何故、老人はコロナウイルスに弱いの?
 免疫力が加齢とともに減少するからである。つまり、免疫細胞が造血幹細胞と免疫細胞に分化する能力が衰えて免疫細胞数が減少するからである。
さまざまな免疫細胞に指示を出して活性化させるT細胞が弱ると、それによって他の免疫細胞の働きも鈍り、免疫力が低下するのである。

 T細胞とは、細菌やウイルスなどの体外異物に反応してB細胞に異物の情報を伝えたり、マクロファージを活性化させて異物を無害化する免疫細胞である。
 B細胞とは、抗体をつくって細菌やウイルスなどの体外
異物を攻撃・退治する役割を担う免疫細胞をいう。

https://www.mre-lab.com/innate_adaptive より(詳しくはリンクへ)

老化により分化したT細胞B細胞の活性の低下によりその能力が落ちると、異物を「非自己」と認識する能力が衰えることにより、感染症などにかかりやすくなる。結果、抗生物質の効き目が悪くなったり、様々な病気の回復に時間を要するなどの諸問題を引き起こす。
コロナワクチンは、自然免疫に刺激を与えてその能力を活性化させ、獲得免疫を得るための方法である。



老人に病気が多く、重症化しやすい原因は?
 上記のように、免疫力の弱体化により「炎症反応を制御する機能が低下するため、体内で慢性的な炎症が続くことになる。すなわち「重症化」する。
細胞力が弱くなると、ガンをはじめとする老人性の各種病気になりやすく、自己免疫疾患に陥り、抗生物質やワクチンの効き目も悪くなる。

 自己免疫疾患とは、免疫機能になんらかの変調が起ると、本来無害な自分自身の細胞や組織を誤って攻撃してしまい、臓器、関節、皮膚など体の様々な部位に病気を発症させてしまう。自己免疫疾患の一つである関節リウマチなどはその代表例と言える。
白血球中のリンパ球の60~80%を占めるT細胞の異常が自己免疫疾患に関係 している。

ということは・・・
 老人は若い人に比べ、ワクチンを接種したからといっても、老人や運動をしない人などは細胞が活性化してないので、元気な人に比べて免疫細胞もできるのが遅くなる。
上述したように、基本的にワクチンはあくまでも獲得免疫を得る手段であり、感染予防手段ではない

「ワクチン接種が進んで、老人の感染者が減った」という間違ったメディア報道が多く見受けられるがそれは嘘であり、そうではなく、感染者が増えて「弱い老人は怖がって自ら用心してる」だけである。それを「予防効果あると勘違い」している方も多い。
しかも、「デルタ株」などコロナウイルスの新しい変異株はどんどん進化し、感染力も5~9倍以上にもなり、既存のワクチンの効果も薄れつつあるのが現状である。
若いから罹りにくいも間違い、罹っても発症が遅いだけで無症状が長く続くことが多くその間に多くの人に伝染させている
高齢者は、一時的に免疫力がついても老化により衰退化するので、感染予防措置これまでと全く同じで、寧ろ強化すべきものである。




 
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コメント (9)
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