入管収容施設事件と難民鎖国
少し古くなるが、全国に17カ所ある入管収容施設の一つである名古屋出入国在留管理局で、今年3月に収容中のスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が亡くなった。日本特有の「密室」で何が起きているのか。世界中から審査さえ門前払いする「強制送還」、「人権侵害」や「おもてなし」の国なのかと批判を浴びている。
日本は国連難民条約に加入して40年も経つが、UNHCR(United Nations High Commissioner for Refugees = 国連難民高等弁務官事務所)の調査によると、主要国の中で難民認定率の多い国はカナダで56%(19年)、少ない国フランスでも19%(19年)、我が国は0.6%と桁の違う「難民鎖国」である。
一方では、甘い審査でコロナ感染者の水際対策ができない「ウガンダ選手団問題」、陽性が1名と判明したのに濃厚接触者8名の事前調査をせず、大阪府泉佐野市に移動を認めた。そして大阪合流後にまた陽性に。(治っても抗体ができていなければ何度でも罹る。ワクチンを打っても、罹りにくいだけであって、安全性の担保もなければ罹らない保証もなく、強いものにはかかる可能性がある。)
日本は国連難民条約に加入して40年も経つが、UNHCR(United Nations High Commissioner for Refugees = 国連難民高等弁務官事務所)の調査によると、主要国の中で難民認定率の多い国はカナダで56%(19年)、少ない国フランスでも19%(19年)、我が国は0.6%と桁の違う「難民鎖国」である。
一方では、甘い審査でコロナ感染者の水際対策ができない「ウガンダ選手団問題」、陽性が1名と判明したのに濃厚接触者8名の事前調査をせず、大阪府泉佐野市に移動を認めた。そして大阪合流後にまた陽性に。(治っても抗体ができていなければ何度でも罹る。ワクチンを打っても、罹りにくいだけであって、安全性の担保もなければ罹らない保証もなく、強いものにはかかる可能性がある。)
コロナの水際対策が後手に回ったとの批判を受け、セルビア選手団についてはPCR検査の結果を待つ間入国待機の対策をとった。
さらに、オリンピック開催が3週間を切った今頃になって、成田空港関係者の職域接種を始めるなど、大会組織員会も全く機能しておらず、関係機関が感染対策機関との連携も上手くいっていない。大会関係者やボランティアの接種はとっくに終わっていなければいけない筈なのに。
これから入国選手団も増えてくる必至であり、政府も主導権を持って関係組織をしっかり管理してもらいたいものである。
口先だけの「オーム発言」(同じことを繰り返す国民意見をオーる《すべて》ム《無》視」)はやめてもらいたい。
前政権の悪い部分を踏襲した総理は、「正しく反論できる自らの意見」を持たないから同じ答弁になってしまう。
極秘演出?
五輪開会式「極秘演出」がまさかのダダ漏れ!(毎日新聞)のように、大会組織委員会の作戦は演出総合統括者が辞任しても、ゲームミュージックが夜中から明け方まで流れ、リオ閉架式の「安倍マリオ」に類するものであることは明らかでシラケてしまう。
極秘演出?
五輪開会式「極秘演出」がまさかのダダ漏れ!(毎日新聞)のように、大会組織委員会の作戦は演出総合統括者が辞任しても、ゲームミュージックが夜中から明け方まで流れ、リオ閉架式の「安倍マリオ」に類するものであることは明らかでシラケてしまう。
バランスの問題
オリンピックそのものが本来の性質を失った利権ピックになり、災いを拡大させてしてしまっている。そもそもコロナ対策より優先させていることが間違っており、世論調査(朝日新聞)でも今回のオリンピックは中止すべきとか、無観客にすべきという意見は多い。それを無視して実行するからには、より念入りにバランスよく政府が主導していく必要がある。
辛口評論ではない!
都民も少しは気づいてきたらしく、都議選でもその評価が出てきたようである。自民党が第一党にはなったが、「赤木ファイル問題」や「宮内庁長官発言問題」ももみ消そうとしているが、そのような動きに議員数を減らしてしまった。
いつも辛口で評論しているように思えるかも知れないが、決してそうではなく正しく評価しているつもりである。多くの方々の代弁をしているだけで、当然の結果であり、次期国会議員選挙では恐らく他党が勢力を伸ばしてくるであろう。また、そう願いたい。与野党伯仲のバランスの取れた議員構成が良い政治を演出する。
いつも辛口で評論しているように思えるかも知れないが、決してそうではなく正しく評価しているつもりである。多くの方々の代弁をしているだけで、当然の結果であり、次期国会議員選挙では恐らく他党が勢力を伸ばしてくるであろう。また、そう願いたい。与野党伯仲のバランスの取れた議員構成が良い政治を演出する。
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