手足の動きが体を治します

正し手足の動かし方が、健康な体をつくります

治したいなら体幹に触れるな

2019-10-26 13:03:30 | 健康

自然良能運動

治したいなら体幹(頭、肩、背中、それに腹部と腰)には、

触れてはいけません。

 

そこを治して欲しい、圧したり、もんだり、マッサージをしたり、

調整したりと、

悪いところ、辛いところに触れて治して欲しいものです。

治す側も辛いところを直接治したい、

受ける方も患部に触れて治して欲しい。

需要と供給のバランスが取れています。

 

ところが、

治して欲しい部分は、本来自ら治す力が、

最も 強く働いているところになります。

それでも具合が悪くなるのには、

他に原因がある事が考えられます。

 

毎日、無意識の内に使っている、

手と足を治す必要があります。

手足の筋肉の力が、体幹をあらゆる方向へ、

引っ張る力を働かせています。

 

この力を取り除く事で、

体幹に起こる症状は改善して行きます。

 

患者の気持ちを無視して、

行う事が必要になって来ます。

痛いところに触って貰えば、

治らなくても満足。

 

これも無視して行う事になります。

 

全く、相手にされなくなります。

 

飯の食い上げ!

 

そうであるから、

手足を治すと体が治ると言う、

根本的な原因について考える事が難しくなる訳です。

 

この考え方は、今から20年以上前に、

NHKの番組、「自分とは何か」の中で、

 

久保田 競 先生が述べられています。

医学書院、新生理学体系の執筆者の一人。

 

ちなみに、競先生の奥様は、

ヘアピンをジグザグな形にする事で、

取れ難くするアイデアを考えた方でもいらっしゃいます。