元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

「ラーメン」という名前のルーツ

2007年08月25日 | ラーメン総合研究所
「ラーメン」という名前のルーツ説は様々です。

多分、ラーメンフリークの殆どの人がが中国の麺料理
「拉麺」(ラーミェン)から名前を取ったと思っています。
確かに、ラーメンを漢字で書く際は「拉麺」と書き
ます。拉麺(ラーミェン)とは、手で伸ばしながら
麺を作っていく手延べ麺の事です。

漫画「キンニクマン」のラーメンマンも「拉麺男」
と書きます。ラーメン屋で、屋号やメニューに
「拉麺」と書いている店も多いです。

でも、今回はあえて違う説を紹介します。

老麺説です。中国では拉麺(ラーミェン)より
老麺(ラオミエン)の方がメジャーです。
老麺(ラオミエン)を日本人が聞き間違え、ラー
メンになった説があります。

また、日本で初めてラーメンを商品として販売し
た時の商品名が柳麺(リュウメン)です。作った
男の名前が柳(リュウ)と言います。その、
柳麺(リュウメン)が訛って、ラーメンになった
説もあります。

明治43年にオープンした日本最古のラーメン屋
「来々軒」は「支那ソバ」という商品名でしたが、
自然発生的な常連用語で「支那ソバ」が「ラーメン」
に変わりました。常連用語とは例えば
「ラーメン二郎」で「コブタノマシマシカラカラ油
マシニンニクチョ」とか言う、店と常連しか分から
ない言葉です。ハリガネ、粉落とし、バリカタ、
ズンダレなども同じです。
九州人にも分かりやすく言うと「元祖長浜屋」の
「ベタ生」「固い玉と肉」みたいなもんです。

最後のもう1つラーメンのネーミング由来を書きま
す。戦時中から戦後混乱期は「南京ソバ」「支那ソバ」
「中華ソバ」という名前が禁止され「ラーメン」とい
う名前が生まれた説があります。

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2 コメント

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こんばんは (バレーボーイズ)
2007-10-26 00:28:57
カップ麺を食べましたが納得いく味でした!
やはりとんこつは濃いめがベストです。
本当の長浜屋を食べたくなりました(*^_^*)
返信する
はじめまして (様式美麺れいんぼ~)
2007-10-29 03:00:34
元祖長浜屋のカップラーメンは僕もよく
食べます。名店のコピーカップラーメン
にしては安いです。本物をよく知っている
だけに、あまり似ていない、マルタイトン
コツ味と思ってしまいますが、素朴で好き
です。元祖長浜屋までもカップラーメンが
出る時代なんですね・・。
返信する

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