元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

今週聴きまくったCD

2007年08月31日 | 今週聴きまくったCD
新カテゴリー「今週聴きまくったCD」というのを
毎週連載します。金曜~日曜と、週末に書く予定
です。

その名の通り、今週聴きまくったCDを紹介する
だけです。昨日「立川談志」の「ひとり会」
というCDを2枚買い、昨日、今日と何度も聴きま
くっています。
昭和40年、41年の落語独演会を
収録したCDです。演目は「ひっつい幽霊」
「鉄拐」「宿屋の富」「らくだ」です。さすがは
立川談志です。しゃべり1つで情景が浮かんでき
ます。

では、今週聴きまくったCD

■ホワイトスネーク
「スターカーズ・イン・トーキョー」

■ゲイリー・ムーア
「ワイルド・フロンティア」

■ボビー・コールドウェル
「ベスト」

■ヨーロッパ
「ファイナル・カウントダウン」

■TNT
「ベスト」

■ヒム
「ベスト」

■ウィズ・テンプテーション
「ザ・サイレントフォース」

■立川談志
「ひとり会」第1集、第2集

メロディアスなハードロック・ヘヴィメタル

2007年08月31日 | ♪ハードロック/ヘヴィメタル∮♭
日本人はメロディアス系の音楽が大好きです。

ヒップホップが日本の音楽シーンでもヒットしてい
ますが、まだまだメロディアス系や切ないバラード
が首位を独占していると思います。

ハードロックは、騒がしい、キバツな音楽という
イメージを持っている人も多いけど、実際はミディ
アムテンポの曲が主流で、他のジャンルに引けを
取らない名バラードも数多くあります。

ハードロック/ヘヴィ・メタル好きの中には
「メロディアスはちょっと・・・。ポップでキャッ
チーな音楽は嫌」って人も多いけど、僕はポップ系も
大好きです。

メロディアス系のハードロックは、コアなハード
ロックファンには敬遠されがちですが、一般大衆
の音楽リスナーからは入りやすいです。

僕の拙い音楽鑑賞歴では断言しにくいものの、あえて
ハッキリ言うと「ハードロック/ヘヴィ・メタルが
全ての音楽で最も美しく、華麗なる、珠玉のメロディ
の宝庫」だと思います。

僕は、つまみ食いで、シャンソン、ゴスペル、ソウル、
R&B、オペラ、フォーク、ブルース、ポップス、
オールデイズなどのCDも数多く収集して、愛聴してい
ますが、どんなジャンルを聴いても満たされません。
「いいなー感動するなー」とは思うものの、何かが
欠けていて、僕の心を存分に満たす物ではありません。

僕を本気で心底感動させる音楽はハードロック/
ヘヴィメタルだけです。ハードロック/ヘヴィメタル
を知らなければ、きっと多くの洋楽に純粋に深く感動し
ていたと思います。しかし、ハードロック/ヘヴィメ
タルを存分に知った今となっては、他のジャンルの
音楽では物足りない体質になってしまいました。

14歳ぐらいから28歳になった今でも僕を感動させ
続けるハードロック/ヘヴィ・メタルのメロディアス
系バンドを今回は紹介します。

メロディアスにも色々と種類がありますが、あえて
ネオクラシック系バンドは外させて頂きました。
「イングヴェイ・マルムスティーン」「ストラトヴァ
リスウ」「インペリテリ」「シンフォニーX」
「ソナタ・アークティカ」・・・等を入れていたら
メロディアスバンド特集ではなく、クラシカルな北欧
メタルバンド特集になってしまうので、もっと一般
ウケが良さそうなバンドばかりを紹介します。

例えば「ジャーニー」「クイーン」「ファイアーハウス」
「テラノバ」「テン」「ナイトレンジャー」「カンサス」
「ラッシュ」とかのファンにも気に入って頂けるような
選出をしました。


■ジーノ「リッスン・トゥ・ザ・ライト」
ジーノほど無欲なミュージシャンも珍しいです。10年
に1枚ぐらいしかアルバムを作らない。ジーノ・ロート
の意思で作ったアルバムは新作「ランウェイ・トゥー・
ザ・ゴッズ」を含め3枚です。86年デビューでアルバ
ム3枚で、ライブも殆どやらないとは凄いです。レコード会
社が寄せ集めで作った「ジーノロジー」の1,2も素晴
らしいけど、やっぱり練りに練った3枚にはかないません。
言うなれば、アルバムに入らなかったボツになった曲を
CD化したのが「ジーノロジー」1,2です。ジーノ・
ロートは音楽が金臭くなった瞬間、毎回音楽業界から
離れ、自分の音楽にずっと向かい合い続けます。
そして、自分の音楽が正当に扱われるタイミングを
見つけた時だけ活動するのです。その中でも、この
「リッスン・トゥ・ザ・ライト」ほど美しく、カッコ
イイ音楽を他に知らない。人類史上最高峰の音楽と言っ
ても過言では無い。

■ヨーロッパ「明日への翼」
80年代に爆発的な人気を得たバンドです。近年、再結成
ではジョン・ノーラム主導のヘヴィ&ダーク路線で、ヨーロッ
パの新表現を聴かせてくれましたが、やっぱりヨーロッパ
はドラマチックなメロディラインを聴かせてくれた80年
代が全盛期です。ジョーイ・テンペストの歌声には賛否両論
ですが、僕は滅茶苦茶好きな歌声です。

■ゲイリー・ムーア「ワイルド・フロンティア」
ギターは文句無く誰も認める名プレイヤーです。ゲイリー・ムー
アのボーカルについては好みが分かれますが、僕は大好きです。
楽曲、演奏は最高ですが、この当時のゲイリー・ムーアは完璧
主義を目指すがゆえ、ドラムはリズムマシーンの打ち込みです。
名ドラマーのコージー・パウエルがスタジオの扉を蹴破って
ゲイリー・ムーア・バンドを抜けたのも「ゲイリーは、全てを
楽譜通りにしろ!と、言う。レコーディング中も楽譜と俺の
演奏を比べ、楽譜どおりじゃ無いと、注意してくる。ゲイリー
は俺を必要としていない。ゲイリーの書いた楽譜通りに演奏
できれば誰だっていい。いっその事コンピューターに演奏さ
せたら理想通りだろう」とコージー・パウエルが茶化した通
りの事をゲイリー・ムーアはしました。本アルバムはアイリッ
シュ旋律満載で感動的です。

■エアロスミス「ゲット・ア・グリップ」
エアロスミスの音楽性を2分化するならば「パーマネント・
バケーション」が、従来のエアロスミスとの決別をした
ターニングポイントだったと思います。ただオールドスタイ
ルのアメリカンロックから、大衆ロックに変わっただけじゃ
ないです。下手ウマだったジョー・ペリーのギターが格段に
上達し、スティーブン・タイラーの歌唱力がアップして、
バンドとして成長した頃に、ホーンセクションでゴージャス
化し、楽曲も外部ライターの提供曲も受け入れるようになり、
絢爛豪華で壮大なバンドに変貌しました。そして、生まれ変
わったエアロスミスの魅力が凝縮されているのが「ゲット・
ア・グリップ」です。B’zは余程このアルバムに影響を受
けたのでしょう。「ゲット・ア・グリップ」からB’zが
盗作(オマージュ?パロディ?)した曲は多い。

■ボン・ジョヴィ「ワイルド・イン・ザ・ストリート」
2ndアルバムまでは、世界中で日本人だけしかボン・
ジョヴィを認めていませんでした。エアロスミスやクイーン
と同じく、日本から世界に火がついたバンドです。
この「ワイルド・イン・ザ・ストリート」で、抜けがい
い軽快なロックに切り替えた事で当時1300万枚の大ヒット
をしました。それ以降、ずっとロック界の第1線で活躍し
続けています。

■ゴットハード「ホームラン」
スイスでは子供から大人まで皆が知っている、スイスで
最も有名なバンドです。日本で言う所のB’zみたいな
存在かもしれません。このアルバムは、ゴットハードの
歴代アルバムで最もポップ、メロディアスさを強調した
アルバムです。「ホームラン」でゴットハードを知った
人は、ほかのアルバムに違和感を感じるかもしれませ
んが、ヘヴィでエッジの利いたハードロックが本線です。

■ハーレム・スキャーレム「ビリーブ」
カナダ出身のバンドで、独特のメロディラインやピート
のギターに一発ではまりました。メロディアスで言うと
アメリカ盤ファースト(日本では2ndが1stアルバ
ムとして販売されています)や「ラバー」だと思います
が、僕は「ビリーブ」が一番好きです。

■フェア・ウォーニング「GO!」
元ジーノのメンバーで結成されたバンドです。
フェア・ウォーニングは日本以外では無名です。
埋もれている素晴らしいバンドを唯一認めている日本の
ハードロックファンを誇りに思います。この「GO!」
を聴いて「良く無い」なんて言える人がいるでしょうか?
ジーノから吸収した音楽スタイルを、よりドラマチック
に演出しています。

■ミスター・ビッグ「パンプア・ヘッド」
全米No・1の大ヒットをしていながら、アメリカでは
一発屋としてしか扱われなかったです。超絶技術者集団
ミスター・ビッグを大スターとし高い評価をしたのが日
本のファンです。僕と同世代ぐらいの人はご存知の通り
ハードロック/ヘヴィメタルに無関心な同級生までも
こぞって聴いていました。ミスター・ビッグ旋風は、
ボン・ジョヴィに匹敵するものがありました。

■ハロウィン「守護神伝」
今のハロウィンはパワーメタル、スピードメタルですが、
初期のハロウィンは、ジャーマンメタルと言われていまし
た。ヒーローアニメソング、特撮ヒーローもののテーマ
っぽいキャッチーなメロディはヘヴィメタル界でも異色
でした。2バスドタドタ、ピロピロ速弾きギター、
突き抜けるハイトーンシャウト、覚え易いメロディなどで
80年代ヘヴィメタルを大いに盛り上げたバンドです。

ラーメン情報誌 月刊とらさん を、まとめ買い

2007年08月30日 | ラーメン
日本にはマイナーな専門雑誌が溢れかえっています。
発行されている雑誌の殆んどは5万部も売れていない
マイナー誌です。一般の書店に並ぶクラスの雑誌は
10万部以上は売っているものや、発行部数は少なく
とも地域に根付いているローカル誌です。

マイナーな専門雑誌は
例えば「月刊食堂」「月刊土木建築」「月刊正論」
他ディアゴスティーニ系から、マニアック嗜好の
人をターゲットにした雑誌も数多くあります。
足フェチ用のエロ本を見た時は驚いた。何が面白
いんだか、女性の足ばっかりが写っていました。

さて、今、僕の手元に膨大な雑誌があります。
ラーメン専門の月刊誌です。バックナンバーを
全て取り寄せました。

「ラーメン情報誌 月刊とらさん」です。

インターネットをしているラーメンフリークには
お馴染のホームページ「東京のラーメン屋さん」
の大崎裕史さんの会社「ラーメンデータバンク」
が発行している雑誌です。

「とらさん」とは「東京のラーメン」を略し「とら」
と名づけられました。

東京近郊の書店でしか扱っていないだけあり、東京
とてものラーメン情報が大半です。特にニューカマーの
店情報が膨大です。ラーメン屋店主との対談や
大崎が主役の漫画などもあり、ラーメンフリーク1な
ら楽しめる雑誌だと思います。

飲み食いし過ぎな僕

2007年08月29日 | 小ネタ
ラーメン屋を4軒回り、体内から熱かったので、
ロッテリアで休んだ。クーラーの効いた快適な店内で
「ザ・テレビジョン」を読みながら30分休み
ました。

シャイキー3種類全部と、メロンソーダーのLを
飲みました。食後のデザートに最適でした。

本当はスターバックスで魅惑の飲み物
「キャラメル・マキアート」を飲みたかったけど、
佐賀市内には1軒しかなく、ゆめタウンにしか
無かったので、ロッテリアで我慢しました。

デイトスに焼きたてパンの店があり、帰ってから
食べようと買いました。

キップを買い、駅のホームに行くと同時に電車は
動き出しました。

動き始めた電車を止める勇気は無く、そのまま
見送りました。

時刻表を見ると、1時間20分次の唐津行きの
電車が来ません。

とりあえず、自販機でアイスとコーヒーを買い
ベンチに腰かけて、アイスを食べ終えると、
さっき買ったパンが無性に食べたくなり、
結局買った3個食べてしまいました。

電車が来るまで、駅のホームでボーっと
していたら暑過ぎて、またアイスとジュース
を買いました。

今日は、相当なカロリーを摂取したと思いま
す。こんな生活を繰り返して、運動を全くや
らないから、デブで当たり前でしょうね。

ららららーめん

2007年08月29日 | ラーメン
福岡では随分前から有名な「ららららーめん」が
佐賀駅の近くにオープンし、開店早々から人気が
急上昇している、熱い店です。

福岡市の「ららららーめん」は凄く美味しかった
という印象を持っています。

この佐賀店はいかがなものか?

「すげーうまい!!」

今日食べた4軒の中では1番です。コクもシッカリ
ありながら、エグミや癖を一切感じない。見事です。

立地も味も最高なら、ヒットしないほうがおかしい
です。本日の有終の美を飾れました。

次、佐賀市に行く機会があれば、まず「ららららー
めん」に行きます。絶対。

一休軒 本店

2007年08月29日 | ラーメン
「いちげん」の店主が修行をした「一休軒本店」
へと連食しました。

僕が佐賀市のラーメンで一番印象に残っている店
です。今まで70回ぐらいは行っていますし、
福岡に住んでいた時期も、佐賀市に来る用事が
あった際は必ず立ち寄っていました。

懐かしの「一休軒」と胸弾ませながら、しばし
待つ。

乳白色さが以前より増した見た目です。
1口「??」こんな味だったかな?味変えた?
いや、僕の舌が変わった?

以前は強烈に美味かった印象でしたが、今回は
マイルドで癖が無く、牛乳を入れたかのような
クリーミーさです。

トンコツラーメンがあまり得意じゃない人や、
上品タイプのラーメン好きにはいいかもしれま
せん。

でも、僕が求めた、かつての「一休軒」では
無かったです。いや、勝手に僕が作り上げた
「一休軒」像が幻想化したのかもしれません。

思えば、高校時代の僕はラーメン屋なんて10軒
も知らなかったから、本場の豚骨ラーメンを食べ
まくった今の僕には、かつての「凄さ」を感じ
無かったのかもしれません。

東洋軒

2007年08月29日 | ラーメン
「いちげん」を後にし、サドルの座り心地の
悪さを我慢しながら自転車をこぎ「東洋軒」
に到着。

残念ながら「成竜軒大財店」「幸陽軒」は夜
だけので「東洋軒」に。

店の女将さんの孫なのか、小さい子供をあやし
ながらのラーメン作りでした。

店内にはやたら「味噌ラーメン」がプッシュ
されていて、味噌ラーメンの麺は西山製麺と
こだわっているようです。

でも、僕は通常のラーメンです。

この店はラーメンフリークが行くようなタイプ
の店ではないと思います。昔ながらのラーメンで、
お年寄りにも好まれる味づくりで、長年町で
愛されつづけたようなラーメンです。

麺の茹で加減は、福岡で言う所の「ずんだれ」です。
でも、この軟らかい麺が「佐賀ラーメン」と言う
人も多い。スープはギリギリ白濁系の超超超ライトトン
コツです。唐津市の龍虎軒より、もっと、もっと
軽いスープです。この軽さは、何度か大衆食堂の
ラーメンでは食べた事がありますが、ラーメン屋の
トンコツラーメンで、これほど軽いスープは初めて
です。

僕も含めたラーメンフリークなどは「物足りない」
印象を受けると思いますが、凝った店が多い昨今
こうも全てを削ぎとったような、シンプル勝負
の店はある意味新鮮です。

いちげん

2007年08月29日 | ラーメン
佐賀駅付近の自転車屋で借りた座り心地最悪
な自転車のせいで、お尻が痛い思いをしながら
やっと母校を見る事ができた。

そして、水ヶ江から佐賀駅に帰りながら、ラーメ
ン屋を探す手もあったが「せっかく佐賀市に来た
んだ」「なかなか来ない佐賀市に今いるんだ」
じゃ、佐賀県一有名なラーメン屋「いちげん」
に行かない訳にはいかない。

でも、地図を見るとちょっと遠い。普通の自転車
ならサイクリングがてら・・と気軽に行けますが、
僕が自転車屋から借りた自転車は最低最悪だ。
ペダルは凄く軽い分、進む速度が遅い。そして、
何より、この自転車のサドルはお尻が痛すぎる。

そして、暑い。むちゃくちゃ暑い。

唐津市の暑さと全然違う。体中を刺すような、
痛い直射日光。そして、アスファルトから
モア~っと立上る地熱。気温も唐津市より
何度も高いはずです。

「ぬっか~(暑い)、尻ん痛か~(お尻が痛い)」
と苦痛に耐えながら「いちげん」を目指した。

龍谷高校付近で買った1.5リットルのお茶は
「いちげん」に着く前に飲み干してしまいました。

コンビニでタオルを2枚買い(ムチャクチャ高い)
サドルに敷いて、上から座ると、少しは緩和され
た。

汗で服がビチョビチョになりながら、必死に
ペダルを漕ぎ続けた。

「アレ、ペダルが軽すぎる?前に全く進まん」

そう、チェーンが外れました。

大きくため息を吐き、タバコを一服し、外れた
チェーンを、はめ直しました。手が油でベト
ベトになり、散々です。

恐らく、普通の自転車の5倍近い苦労の末、
「いちげん」に到着。

ランチタイムという事もあり、満車で、
店内も満席でした。

食券を買い、店の外で待っていると

元暴走族総長、ボクシングもプロ級の腕前らし
い店主が「何名さまですか?お一人?はい。
奥の席にどうぞ」と、気さくだけど、
何となく凄みがあります。人気ラーメン屋店主
の迫力でしょうか?

「いちげん」の店主は雑誌、テレビ、ラジオなど
でお馴染の有名人なので、ミーハーな僕は有名人
に会えた事にちょっとテンションがあがりました。

クーラーが厨房熱に負けていて、凄く熱い店内で
した。汗がポタポタ垂れながら、待つこと10分。

「特製ラーメン」が出来ました。

事前に各方面から「こってり」「濃厚」と聞いて
いましたが、凄くあっさり、さっぱり系でした。

濃厚系ラーメンの部類ではなく、長浜系並に
ライト系トンコツラーメンの印象を受けました。

いつもと濃度が違うのか分かりませんが、あっさり
系で売っている当店の方が、まだ濃度は高かった
はずです。

あくまで、僕が今日食べた「いちげん」の印象でし
かありませんが、とても軽い豚骨スープでした。

ベタ塗りの油絵を想像していたら、軽いタッチの
水彩画だった・・って、ぐらい拍子抜けしましたが、
ラーメン自体はとても美味しかったです。

ただ、多くの人が濃厚って言っているので、通常は
ド豚骨系コッテリラーメンなのかもしれません。

多分、お客さんが多い時間帯だったので、2番鍋と
の調整が不十分だったのか先日のテレビ「でぶや」
影響で、通常スープの補充が追いつかないのかは
分かりません。

でも、僕が大ファンでもある真鍋かをりも食べた
ラーメンと思うと、それだけでも充分嬉しかった
です。

濃厚、あっさりを抜きで考えても、とても
美味しかったので、巷で言われる濃厚スープの
時だったらとんでもなく美味しいと思います。

涙を誘う免許更新の講習

2007年08月28日 | 小ネタ
免許更新の事務的な手続きや、料金の支払い、
写真撮影、視力検査が終わると、後は講習だけ
です。

でも、早く来すぎたのか、講習室で1時間以上
もボーっと待つ羽目になりました。

星新一の「たくさんのタブー」を読む以外に
する事もないので、もう殆ど読んでしまいまし
た。

講習は、何度受けてもやっぱり退屈です。大切
な話ですが、学校の授業同様に、睡魔を誘う
話し方です。

特に、今日は睡眠不足だったので、凄く、凄く
眠かったら、中間でビデオの時間になりました。

よし、部屋を暗くするなら、ちょっと寝てもいい
かなーーと見ていましたが、事故現場の映像の
凄さに見入ってしまいました。そして、飲酒運転
事故により、幼い命が奪われた事例の、事故の瞬間
や裁判の再現VTRや、実際のインタビューや、
街角で署名を集める姿など感動的でした。

と、思うと、僕の横にいた女性が号泣していた。

斜め前の男性も涙をぬぐっていて、講習室のいたる
所から、すすり泣く声や、鼻水の音がした。

僕には泣くほどまでの感動はしなかったものの、
泣いた人の気持ちはよくわかります。

でも、まさか、自動車免許の更新なんて、嫌々来た
事務処理作業の一環で感動をするなんて誰も思わなかっ
たと思います。

近いうちに免許更新がある方は、講習のビデオを楽し
みにしていてください。涙もろい人はハンカチ必須。

思い出がいっぱい/佐賀市編

2007年08月28日 | 唐津・からつ・カラツ・KARATSU
運転免許の更新の為、佐賀市に行きました。

朝5時起きで、バタバタしギリギリで電車に
乗れました。

電車に乗るのは1年半ぶりで、佐賀市に行くの
は4年ぶりぐらいです。でも、4年前は友人の
家に行ったので、佐賀市街地をのんびりする
時間が無かったです。でも、今回は懐かしい
場所を少し見て回りました。

唐津線(唐津→佐賀)の電車に乗るのは、彼是
10年ぶりぐらいです。僕は高校時代は毎日
唐津線に揺られ、佐賀市と唐津市間を往復していま
した。あの当時は凄くしんどかったけど、久々
の唐津線は、ちょっとテンションがあがりました。

あのリーゼル車特有のうるさいエンジン音がいいで
す。10年前と何にも変わっていない、黄色い電車
です。

頭の中で「唐津線は今日も晴れやか」(日本初
JR製作のCD)のメロディを思い浮かべながら
車窓を眺めると凄くいいです。走っても走っても
車窓はのどかな田舎風景です。

車窓を眺めるのも飽きた頃に、高校時代と変わら
ず文庫本を読み出しました。高校時代好きだった
星新一です。ショートショートの軽い内容なので
ちょっと読むのに最適です。「たくさんのタブー」
というショートショートで、世の中のタブーを
星新一流ユーモアで描いています。星新一という
とSF作家のイメージが強いけど、この小説は
「世にも奇妙な物語」風の話が多く面白い。
僕は星新一の小説を100冊近く持っています
が、僕が星新一を知るキッカケは小学校の
国語の教科書に載っていた「繁栄の花」で・・・

失礼。別に星新一の話を膨らます必要は無かっ
たですね。さっさと、佐賀市内についてからの
話に移ります。

駅の改札口が、自動改札、しかも何台も・・。

唐津駅ではいまだに駅員がキップを切るのに、
佐賀駅は都会化していました。

デイトスを歩くと、知っている店がことごと
く無く、大好きだったピエトロも無くなって
いました。以前は本屋、CD屋と2店あった
積文館が、1店に縮小していました。

そして、以前はロッテリア、CD積文館に挟ま
れた通路から地下道になり、バスセンター
だったのが、今は地下が埋められていました。

しかも、バスセンターの変わりようには
ただただ驚きです。日本じゃないような、
近未来都市的なスタイリッシュで洗練され
た白を基調にしたお洒落な空間になっていま
した。

そして、以前、滅茶苦茶マズイラーメン屋が
あった場所(駐輪所横の高架線下)は、12年
前に閉店し、今はかなり美味そうな雰囲気漂う
店になっていました。

そして、僕が毎日行っていた「トム・カンパニー」
(CD屋)は「蘭蘭」というラーメン屋で、「フロム・
U.S.A」はカラオケ屋になって、ラーメン屋「ビッグ・
ワン」横の中古CD屋は無くなっていました。

バスに揺られて、免許センターに向かいながら車窓
を眺めると、高木瀬のTSUTAYAは、ビデオ
アメリカとブック・オフになっていました。

時代の流れでしょうが、思い出の場所は次々と無く
なっています。

免許更新が終わり、再度佐賀のバスセンターに戻り
自転車屋でレンタル(500円)をし、水ヶ江方面
に向かいました。そう。卒業以来行っていない、
母校「龍谷高等学校」を久しく見たくなりました。

自転車に乗り1キロ未満で、問題発生。凄く、凄く
お尻が痛い。この自転車のサドルは僕に合わない。
硬い素材のサドルで、小さく、サドルの角度も
おかしい。結局、龍谷高校に辿り着くまで、
「痛い、痛い、痛い、痛い」とそればかり考え、
懐かしの通学路を楽しむ余裕なんて全く無かった。

この自転車が生む悲劇は、こんなものじゃなかっ
たけど・・それはまた別の話で詳しく書きます。

痛みに耐えながらだったけど、一体自分が何処を
走っているのか全く分からなかった。毎日3年間
通学していた所と一緒とはまるで思えない変わり
ようです。町の雰囲気、町並みが全く違います。
「懐かしい」なんて気分に浸れない町へと変貌
していました。あんなに賑やかだった佐賀市の
呉服町アーケドもすっかり寂れて、シャッター
街になっていました。

大和ジャスコ、YOU ME TOWN、モラー
ジュ佐賀、上峯サティなどの大型ショッピング・
モールに完全敗北したのが佐賀市街地の現状でしょ
う。

あちこちに貼ってある「貸店舗」や「店舗オーナー募集
中」とか見ると、なんだか切なくなりました。


回帰月食に感動

2007年08月28日 | 小ネタ
先週ぐらいからやたらとニュースで騒がれていた
「回帰月食」を今見ました。

回帰月食を見るために、ベランダにお菓子、
ジュース、ラジカセを運び、寝転がって
夜空を見上げていましたが、待てど暮らせど
月が出てこない。

回帰月食で月が隠れていると思っていました
が、今パソコンを打っている部屋の窓から
月の端だけが見えました。

要するに、ベランダからは見えなかったので
す。

仕方が無く、月が見える部屋から、窓の外を
かれこれ1時間眺めていました。BGMは
「ブラックモアズ・ナイト」の1stです。

あまり天体に興味があるわけじゃないですが、
僕が最初に感動した夜空は、天山での満天の
星空です。

天山の8合目は駐車場になっていて、高校時
代ぐらいに家族でキャンプをしました。

暗くなって、家族はすぐ寝ましたが、僕は
毎週聞いていたラジオ番組があったので
一人テントから外に出てトランジスタラジオ
のチューニングを合わせました。

あの、空一面を覆う、無数の星々は初体験でし
た。唐津は田舎とは言え、街頭などの影響と
空気が汚れている影響なのか、本来の夜空の
10分の1も楽しめませんでした。

この時、僕が聴いていたラジオとは、FM-NHK
で懐かしいバンドのライブを1時間編集で流し
ていた番組です。山の上なので電波が不安で
したが、しっかりと聴こえて一安心。
この満天の星空、大自然、数十秒間隔で流れる
流れ星、そしてこの日ラジオの特集バンドは
「レインボー」でした。3頭時代の貴重音源
(オンステージではないです)に感動し、最高
の夜でした。

今回の回帰月食は、あのキャンプの夜空には
全然敵わないものの、回帰月食という初めて
見る不思議な現象に感激しました。
ゆっくり、ゆっくりと月が姿を現し、満月に
なった時は、ジーンときました。


HR/HM必聴バンド

2007年08月27日 | ♪ハードロック/ヘヴィメタル∮♭
僕はハードロック/ヘヴィメタルの専門家でも何で
もない、いたって普通のハードロック/ヘヴィメタル
好きです。

ですが当店のお客様から
「ヘヴィメタルって何?」
「ハードロックは何から聴いたらいい?」
とかよく聴かれます。

現代のように、ハードロック/ヘヴィメタルが
無数に細分化されると、一概
に「こういう音楽」とは答える事が出来ません。
だから、ハードロック/ヘヴィメタルを理解しても
らうには色々聴いてもらう以外に説明のしようが
無いです。

例えば「パワーメタルって何?」「プログレッシブ・
メタルって何?」「スラッシュ・メタルって何?」
「ジャーマン・メタルって何?」「ゴシック・メタ
ルって何?」・・・(多分HR/HMの細分カテゴリー
だけでも100個近くありそうです)
って聞かれれば答えようもありますが、漠然とした
HR/HMは答えにくいです。

そこで入門的に、ハードロック/ヘヴィメタルの代表
的な超ド級の大物バンドを10バンド簡単に紹介します。

ハードロック/ヘヴィメタル好きが1度は影響を受け
るバンドばかりです。

■ディープ・パープル
僕はデビューから今までの(今もメンバーを変えながら
活動中)全CD好きですが、入門者は第2期の作品が
お薦めです。ディープ・パープルを聴かずにハードロッ
クは語れません。メンバー全員凄い。

■エアロスミス
いまだに日本でも超VIPバンドです。アメリカンハード
ロックを常にリードし続けたバンドです。「不死鳥」と
言われるだけあり、全く衰えず、更に進化し続けていま
す。

■レインボー
僕がバンド紹介するのにレインボーを外す訳にはいきま
せん。中世ヨーロッパ、クラシックを意識した初期の
「様式美」時期が特にお薦め。

■レッド・ツェッペリン
ディープ・パープルのファンが正統派好きなのに対し、
レッド・ツェッペリンのファンは前衛的好きです。
僕は今はツェッペリン派です。

■ヴァン・ヘイレン
遂に再結成しました。80年代のギター戦国時代の
火付け役はエディ・ヴァン・ヘイレンです。エディが
アラン・ホルズワースを弾きたくて生まれたライトハ
ンド奏法は、その後のギタリストの必須テクニック
になりました。

■ブラック・サバス
重低音サウンドでヘヴィメタル界に暗黒の世界を
築きました。ブラックサバスのインスアパイア系
が今のヘヴィメタル界の主流になっています。

■メタリカ
アメリカで完全に衰退してしまったヘヴィメタル
で唯一の生存者が「メタリカ」です。今もアメリカ
で高い評価を得続けています。

■ジューダス・プリースト
ヘヴィメタルって何?の答えは、ジューダスプリー
ストを聞いて貰えば分かります。ジューダス・プリ
ーストがいなければ、後のヘヴィメタルは変わって
いました。

■アイアン・メイデン
キング・オブ・ヘヴィメタル。メタリカに引き継がれ
るスラッシュメタルの原型はこのバンドにあります。
ヘヴィメタルの王道と言い真っ先に思いつく人も
多いです。

■パンテラ
スラッシュメタルの路線を更に激しく重くしたバンド。
デスメタル、モダンヘヴィネス、ヘヴィミクスチャー、
ハードコア、ヘヴィグランジ、ヘヴィオルタナテブなど
のバンドに多大な影響を与えました。90年代の
モダンヘヴィネスブームの仕掛け人みたいなバンドです。

ブルージーなHR/HM

2007年08月26日 | ♪ハードロック/ヘヴィメタル∮♭
僕は「マディ・ウォーターズ」「ケブ・モ」
「エルモア・ジェームス」「ハウリン・ウルフ」
「T-ボーンウォーカー」「リトル・ウォーター」
「BBキング」「ルイ・ジョーダン」「ライトキン
グ・ホプキンス」「フレディ・キング」
「ロバート・ジョンソン」などの本物の黒人ブル
ースのCDも所持していて時折愛聴しています。

日本の歌謡曲、演歌の曲名「○○ブルース」は暗い
湿っっぽい歌で、ブルースの定型スタイルとは似て
も似つかない、全くの別物です。あんなの、ブルー
スでも何でもないです。

ブルースは100年の歴史ある音楽です。アフリカ
からアメリカに移住した黒人が、白人の奴隷として
人種差別を受け、低賃金で過酷労働を強いられてい
た時代に、辛さ、悲しさ、苦しみを歌にして、同じ
境遇の黒人同士が励ましあったのがブルースの始ま
りです。

基本的にブルースには12小節のループ、3コード
という決まりがあり、ギタースケールもペンタト
ニック、ブルーノートなどシンプルな物を使い
ます。

エレキギター表現としては、チョーキングやビブ
ラートでギターをガンガン泣かせます。号泣して
泣き叫んでいるかのように、ギターソロに感情を
込めます。また、ブルースではボトルネック
(スライドバー)もよく使われていて、こだわり
派はガラス製や本物のボトルネックを使用します。

「ロックの原型はブルース」とよく言われます。
1950年代にブルースのテンポを速めてロカビリ、
ブルースをシャッフルのリズムで刻みブギウギ、
などスイング系の音楽、いわゆるロックンロール
が生まれました。

60年代にはロックンロールは一気に加熱し、世界
中に拡大し、進化し続けました。

そして、70年代にはブルースをベースにしたハー
ドロックが若者音楽のスタンダードへと成りました。

ハードロック、ヘヴィ・メタルのバンドにはブルース
やアメリカンロックからの影響を否定しているバンド
も多く、北欧メタル系、ネオクラシック系は、ジャー
マンメタル系は
「ロカビリもブルースも嫌いだ。俺のルーツはバッハ、
ベートーベン、ヘンデルだ」
なんてミューシャンも
多いけど、直接的じゃなくとも、HR/HMはブルースから
影響を受けている音楽です。

今回はブルースカラー満載のハードロック名盤を5枚
紹介します。

「エアロスミス」「ボン・ジョヴィ」「オール・マン・
ブラザーズ・バンド」「フリー」「CCR」「バッド・カ
ンパニー」「ジョニー・ウィンター」「グランド・ファ
ンク・レイルロード」「ジャニス・ジョップリン」
「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」「ホワイトスネー
ク」「ジョン・メレンキャンプ」「ファイアバード」
などのブルージーな香り漂うロック・ファンは、今から
挙げるアルバムは必須アイテムです。

■ジミ・ヘンドリックス/アー・ユー・エクスペリエンス
ハードロック、サザンロックを語る上で絶対に欠かせない
孤高なるギターの神ジミ・ヘンです。ハードロックサウン
ド、ギター奏法、破壊的なパフォーマンス、全てが
HR/HMの見本です。ハードロックはジミ・ヘンのこの1st
アルバムから始まりました。ブルージーさを前面に出しな
がら、それまでの音楽界にありえなかった歪みまくった
ギターサウンドに世界中のロック・キッズはやられました。

■クリーム/フレッシュ・クリーム
エリック・クラプトンがバラードシンガーと思っている人が
いますが「クリーム」での演奏はまさにハードロックです。
ブルース色で塗り固めた強烈にカッコイイバンドが「クリー
ム」です。エリック・クラプトンは、ジミ・ヘンや
ジョージ・ハリスンと親友でもあり、お互い切磋琢磨しあっ
た結果「クリーム」「ジミ・ヘン」「ビートルズ」はロック
を大きく進化させました。ジャック・ブルースのベース、
ジンジャー・ベイカーのドラムも衝撃的で、この3人が
揃った「クリーム」は今だ色あせる事の無い奇跡です。
ブルース=エリック・クラプトンと言われるほどに、
ブルースを若い世代に広めた伝道者です。

■ゲーリー・ムーア/スティール・ゴット・ザ・ブルース
若い世代にはゲイリー・ムーア=ブルースマンと思ってい
る人も多いけど、列記としたヘヴィ・メタル・ミュージ
シャンだったのです。歌唱力、ギター、ソングライティン
グ能力の何をとっても完璧です。徹底した完ぺき主義者
ゆえメンバーとのトラブルは絶えなかった。ヘヴィ・メ
タルから足を洗って、ブルースへと路線変更したターニ
ングポイントが本作です。ヘヴィメタルで成功し、ブル
ースでも成功し、後には、アイリッシュ、ジャズ、ソウ
ルなどオールマイティで演奏できるミュージシャンへと
なりました。

■レッド・ツェッペリン/レッド・ツェッペリン
ヘヴィ・メタルという言葉はレッド・ツェッペリンを
効いた音楽ライターが作ったと言われています。ブラッ
クサバス説もありますが、有力なのはレッド・ツェッペ
リン説です。ヘヴィ・メタルは重く、激しく、ダミ声で
歌うイメージを持っている人も多いけど、それは「スラッ
シュメタル」「デス・メタル」「ブラックメタル」などの
ジャンルで、ヘヴィメタルと言うとそれらも含んだ広域
ジャンルです。当時としては度肝抜くサウンドで、楽曲
のベースはブルースとインド音楽です。僕もインドの
民族音楽のCDを何枚か持っていますが、ツェッペリンの
影響です。ジミー・ペイジは下手ウマと言われていて
ギターソロが他に類を見ない独特のものがあります。

■マウンテン/勝利への登擧
マウンテンを語らずにブルース・ハード・ロックの話
は閉められません。巨漢のギタリスト、レズリー・ウェ
ストの心を鷲掴みにするギタープレーは何十回聴いても
毎回ときめきます。「グランド・ファンク・レイルロード」
と比較される事も多いけど、僕は圧倒的に「マウンテン」の
方が好きです。ストレートでど真ん中のストライクばかり
狙ったような正統派です。ブルースが好きで、ハードロック
が好きならば、絶対に聴くべきバンドです。

久しぶりに佐賀市へGO!

2007年08月26日 | ラーメン
近いうちに、佐賀市内に免許更新に行かなければ
いけない。

佐賀市まで唐津線の電車(リーゼルカーですが)
に揺られていくのは10年ぶりなので、少し
ワクワクです。佐賀市に行くのも6年ぶりぐらい
です。

何と行っても楽しみなのはラーメン屋巡りです。

あまり佐賀市内をうろつく予定も無いので、
東洋軒、三九ラーメン、成竜軒大財店と、それぞ
れ近隣の店を連食予定です。

支那竹(シナチク)を竹の子と言うなかれ

2007年08月26日 | ラーメン総合研究所
日本ではラーメンの原型「中華ソバ」「南京ソバ」
「支那ソバ」「十銭ソバ」の時代から具の定番と
してシナチクを使用している店が多かったです。

シナチクは、台湾や中国福建省の家庭料理として
よく食べられていたものです。

原材料は「中国産竹の子」と紹介している場合が
多いけど、日本人が想像する竹の子とは異なりま
す。

日本の竹の子は、アク・エグミが少なく、軟ら
かい高級品は土からほんの少し芽が出た物を
収穫しています。

でも、中国竹の麻竹は、土から2メートルも
成長した物を240時間(10日間)煮て
軟らかくしたものです。

シナチクに詳しい人や、味付けメンマや、水煮
メンマじゃない、乾燥メンマ、塩漬けメンマを
使った事がある人はご存知でしょうが、使える
ようになるまで凄く時間がかかります。

塩漬けメンマの塩抜きで水につけるのは、水を
一日何度も代え、10日間かかります。

乾燥メンマも水で戻すのに10日間かかります。

でも、最近のラーメン屋は、ちょっと割高な、
水煮メンマが定番です。

ネーミングですがシナチクは、支那(中国)の
竹という事で日本の商社がつけました。

メンマも日本の商品名ですが、らー麺にのせる
麻竹という由来で「麺麻」(メンマ)と名づけ
られました。