元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

当店の屋号の由来について

2005年02月24日 | れいんぼ~情報
本日のBGM
スティーヴィー・レイヴォーン、ブラック・サバス、
クリーム、セリーヌ・ディオン、ベイ・シティー・ローラーズ、
マディー・ウォーター、ノストラダムス

 当店の屋号(店名)について、詳しい説明をしていなかった
と思いますので、今更ながら「様式美麺れいんぼ~」について
語ります。
 僕はHRバンドのレインボーが大好きで、唐津のシンボルである
虹の松原とかけているのだが、実はあんまり他人に言って
いない意味があります。
 僕がハードロックに目覚めたのは「ディープ・パープル」が
きっかです。「ディープ・パープル」のギタリストこそ、
後に「レインボー」のリーダーになったリッチー・ブラックモア
です。様式美(ネオ・クラシック・ロック)と言う、新境地
を築いたバンドです。モーニング娘。より前に、メンバーを次々
と入れ替える戦略(レインボーはロック特有の不仲からかな?)で、
ファンを飽きさせず、常に興奮させてくれた。
音楽性も、様式美→アメリカン・ロック→ポップ・ロックと
変貌してきた。曲調は変わっても、洗練された素晴らしい曲ばかりです。
 「レインボー」に限らず、僕は、スタジオ盤よりライブ盤の
愛好者です。オーディエンスのリアクションや、インプロバイズ
プレー(アドリブ演奏)、音のラウド感等が大好きなんです。
特に「ディープ・パープル」「レインボー」は楽しいです。
次に、何が飛び出すのか、緊張感がある遊び心が満載ですね。
スタジオ・バージョンで4分程度の曲を、20分の曲にして
しまうんです。ドラムやベースが、静か目に演奏しだして、
リッチー・ブラックモアが、クリーントーンでクラシックや、
インプロバイスで心地よい演奏をするのが特に好きです。
毎回違う即興演奏で、リッチー自身が楽しんでいるらしいです。
CDとほぼ同じバージョンで演奏しているバンドも沢山いますが、
僕はライヴでは違うバージョンを聴きたいです。
 話が横道に逸れましたので、まとめます。
「レインボー」は、曲調やメンバーが変わり続ける事で、沢山の名作を
生み、数々の伝説を生み(例1、レインボー加入時は無名だった
メンバーが、「レインボー」脱退後は一流ミュージシャンへ変貌する
パターンが続出)、リッチー自身が新鮮さを保ちました。
そして、ファンも
メンバーの入れ替わりに一喜一憂しました。(飽きさせない)
当店も新たな事に挑戦し続け、僕自身が毎回新たな発見ができて、
お客様も、僕自身も、飽きない店を目指しています。
 また、ライヴでのリッチーの遊びプレーっぽく、遊び心を忘れず、
少年の発想力、探究心、アイデアを当店の商品で表現したいです。
 そして様式美と言う新境地を切り開いた「レインボー」みたいに、
既存の枠にとらわれない、柔軟な姿勢で、ラーメンの新表現も
考えていきたいです。
 リッチー・ブラックモアの言動から、非常に誤解されやすく、
極悪非道な人間に思われがちです。しかし、彼の発言は、非常に深く
器の大きさを物語っています。イアン・ギランが、自書伝「チヤイルド・
イン・タイム」で能天気な、馬鹿自慢ばかりしているのに比べ、
リッチーは大きな視野で音楽、業界、世界情勢等とらえています。
ブーム、金に流されず、自分自身をしっかり持って生きていて、
自己主張が誤解を招いていますが、リッチーは素晴らしい人物です。
 それらを含め、勝手ながら屋号に引用させて頂きました。

PS、店内の「七宝丸」(唐津くんちの曳き山)の絵は、
虹色の7色とかけています。
コミック「虹色ラーメン」と当店の屋号は無関係です。

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