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Memorandums

知覚・認知心理学の研究と教育をめぐる凡庸な日々の覚書

Sensation and Perception (7th edition)

2007-02-11 | Books
Goldstein, E. B., (2006). Sensation and Perception (7th edition). Wadsworth Publishing. Pacific Grove, CA
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松岡正剛 千夜千冊 目次

2007-01-15 | Books

松岡正剛 千夜千冊 目次
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/toc.html
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Marvin Minsky, The Emotion Machine (draft)

2006-06-25 | Books
Marvin MinskyのHPで、近著 The Emotion Machine のdraftを読むことができる。また同サイトで、2005年東北大での以下の講演内容も参照できる。
"Interior Grounding, Reflection, and Self-Consciousness" Marvin Minsky, MIT
In Brain, Mind and Society, Proceedings of an International Conference on Brain, Mind and Society, Graduate School of Information Sciences, Brain, Mind and Society, Tohoku University, Japan, September 2005.

References
Marvin Minsky Home Page
http://web.media.mit.edu/~minsky/
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井上達夫『法という企て』

2005-12-05 | Books
:
法哲学の課題は結局,二つの問いに集約されます.「法とは何であるか」と「法は何であるべきか」です.前者は法概念論,後者は正義論と呼ばれます.

:
法の脱物神化とここで言うのは,正義をめぐる私たちの論争・闘争を超えた中立性の高みに鎮座する特権的存在としてではなく,この論争・闘争のただ中で絶えず自己自身を問い直し批判的に再編する実践として法を位置づけ直すことです.
:

References
『法という企て』著者からのメッセージ:井上達夫
http://www.utp.or.jp/bulletin/kuwadate-hitokoto.html
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九鬼 周造 「いき」の構造

2005-11-15 | Books
現象学と当時の実存主義の視点から、九鬼はまず「いき」についての考察をその方法論的吟味からはじめる。その立場は、曰く
:
一言にしていえば「いき」の研究は「形相的」であってはならない。「解釈的」であるべきはずである。
:
であり、言語的意味の普遍性と歴史性の問題から説き起こすことになる。
論述の構成は以下の通り。

一 序  説
二 「いき」の内包的構造
三 「いき」の外延的構造
四 「いき」の自然的表現
五 「いき」の芸術的表現
六 結  論


References
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
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James Joyce : Evelin from "Dubliners"

2005-09-19 | Books
はじめて読んだのはずいぶん昔のような気がする。陰鬱なダブリンの印象ばかりが記憶に残っている。しかしユリシーズやフィネガンズ・ウェイクを知った後では、読み方も変わるのであろうか。すでに卓抜な表現技巧と劇的構成の妙を小品でも備えている。

References
エヴリン「ダブリンの人々」より Evelin from "Dubliners"
ジェイムス・ジョイス (James Joyce) 作 高木 健 訳
*プロジェクト杉田玄白* http://www.genpaku.org/
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プロジェクト杉田玄白

2005-08-12 | Books
青空文庫の翻訳版。さまざまな文章の翻訳プロジェクトである。プラトンからマルクス、ウェーバー、あるいはディケンズ、ジョイス、さらには聖書から児童書やリンカーン、ブッシュの演説に至るまで、盛りだくさんの内容をウェッブ上で気軽に読める。その趣旨に賛同し、今後にさらに期待したい。

References
Project Sugita Genpaku
http://www.genpaku.org/
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国家とはなにか [著]萱野稔人

2005-08-11 | Books
asahi.com 書評
[掲載]2005年08月07日
[評者]柄谷行人

 国家が国民の意思や安全とも、また資本の「意志」とも無関係に、共同体として他の共同体を暴力的に支配するところにはじまる、という著者の指摘について、柄谷はブッシュが強行するイラク戦争を引用する。また、彼は旧社会主義国家において「経済的な階級支配」の消滅を掲げながら、国家が強固に支配を拡大しようとしたことを指摘する。
 確かに、国家が主権者としての国民との契約に基づく納税と福祉の提供で成立するという考え方は、あまりに素朴であろうし、社会主義国家が共同体支配を優先する姿は、今日の北朝鮮や中国に重なるであろう。

References
柄谷行人 asahi.com 書評 2005年08月07日
http://book.asahi.com/review/TKY200508090163.html
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ドイル, アーサー・コナン ボヘミアの醜聞

2005-05-23 | Books
 同好の士多数のホームズものの短編。例のごとく主人公の巧みな観察と推論が、友人ワトスンによって敬愛を込めて描写される。素人小説のような過剰な形容詞や子供の作文のような事実の羅列とは無縁の、簡潔にして見通しのよい表現を楽しませる。
 それにしてもこの若い翻訳者(1982年生まれ)の技量は称賛に値する。

Reference
ドイル, アーサー・コナン 大久保ゆう訳 ボヘミアの醜聞 (Doyle, Arthur Conan, A Scandal in Bohemia) 青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/cards/000009/card226.html
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渡辺 保  批評という鏡

2005-03-27 | Books
 浅学にして歌舞伎には疎い。しかし、この評論はとその見方を変えるか、とも思わせる。 メデイアの保護を離れて自由な評論の場をネット上にもとめた彼の評論は、下記のウェッブサイトで読むことができる。

References
 栗田 亘 渡辺保(著)批評という鏡 劇評の域を超えて人間の生き方に迫る 読書 朝日新聞 2005/3/27
 渡辺 保 批評という鏡 マガジンハウス
 渡辺 保 渡辺保の歌舞伎劇評 http://homepage1.nifty.com/tamotu/

 
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高橋源一郎 ブンガクに異変あり!? クローズアップ現代 NHK

2005-03-07 | Books
 高橋は、近年の若い作家たちのことば・表現に新たな文学の可能性を見いだそうとする。彼らのテーマを「生きにくさとサヴァイバル」と規定し、身近な表現手法に特徴をもつとしているが、それらはよくも悪くも学ぶべきモデルを欠いた一種の危うさを私に感じさせる。

Reference
高橋源一郎 ブンガクに異変あり!?  クローズアップ現代 NO.2047 NHK 2005/03/07 7:30PM
http://www.nhk.or.jp/gendai/
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中井久夫 アリアドネからの糸

2005-02-25 | Books
いじめの政治学

 「・・・  いじめかどうかを見分けるもっとも簡単な基準は、そこに相互性があるかどうかである。鬼ごっこを取り上げてみよう。(中略) もし鬼が誰それと決められていれば、それはいじめである。・・・」
 「・・・ 増大するのは一部のものにとっての権力感である。(中略) 多くの者は権力側につくことのよさをそこで学ぶ。・・・」


一部の教師は権力欲の虜となっていることに気づいていない。子どもはそれを学ぶ。

Reference
中井久夫 アリアドネからの糸 みすず書房 1997
 
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Barenboim and Said: 'Parallels and Paradoxes'

2005-02-21 | Books
Edward Said & Daniel Barenboim: Parallels and Paradoxes: Explorations in Music and Society
At first glance, Daniel Barenboim and Edward Said would seem to have little in common. But the two men share a passion: their love of music.

下記のサイトで彼らへのインタビューを聴くことができる。

Reference
NPR, December 28, 2002
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=892575
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山内昌之 「文明の衝突」と日米関係 1995

2005-02-20 | Books
9.11以降の世界では改訂が必要な論考には違いないが、ハンチントンの凡庸で稚拙な「衝突」論がそのわかりやすさ故に米国の政治に影響を与えかねないという指摘は、むしろブッシュ政権のイラク政策を考えるうえで示唆的である。また彼のいう<ハンチントンの罠>は、その後の日米関係における日本の位置づけをも予見しているといえる。

Reference
山内昌之 1995 「文明の衝突」と日米関係 (山内昌之 蓮實重彦 編 文明の衝突か、共存か  UP選書 東京大学出版会)
Samuel P. Huntington 1993 "The Clash of Civilization? " Foreign Affairs.
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蓮實重彦 映像の詩学

2005-02-09 | Books
「サム・ペッキンパー、または契約者の自由と不自由」
 蓮實は、サム・ペッキンパー Sam Peckinpah の作品を単純な暴力の映像化の視点からではなく、契約と不自由、つまり自由の欠如という制約にあえて身をおく主人公たちの捕われの意識から描こうとする。そこでは、特徴的なスローモーション撮影、特にいくつかの水と戯れるシーンも、意識の底で水との遭遇を夢見る「特権的な幻像」の表現であって、甘美な錯覚であると同時に不吉な埋没を象徴している。

Reference
蓮實重彦 映像の詩学 1979 筑摩書房
Sam Peckinpah 1971 Straw Dogs
Sam Peckinpah 1971 The Getaway
Sam Peckinpah 1975  Cross of Iron
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