日記

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調査に進展!! 西光寺廃寺跡 最有力候補地について 前回確認した舟形板碑五輪塔ともやはり関係か!? 東大阪市上四条町 2024年6月29日

2024年06月29日 | ブログ
ついに西光寺廃寺跡の調査が大詰めに。一気に謎が解明へ向かう可能性も。

調査に進展!! 西光寺廃寺跡 最有力候補地について 前回確認した舟形板碑五輪塔ともやはり関係か!? 東大阪市上四条町 2024年6月29日
https://youtu.be/cGkpoPsNbXw?feature=shared


岩瀧滝行紹介用動画・滝行シーン

2024年06月28日 | ブログ
【音量注意】滝行紹介用動画のために滝行を撮影。雨がぱらつく中ながら強行。普段であれば中止レベルの天気と水量。滝行、久しぶりにて、更にこんな水量がある中は初めて、、うまく息継ぎができずに滝行シーン、テイク3も、、しかし、使えるかどうかは微妙、、声が終始上擦った。はぁ、、


西光寺跡について

2024年06月27日 | ブログ
早速に西光寺跡と専門官の指摘されたところへと行ってきた。数点、瓦破片も確認はできた。江戸後期以降になるかな。

要は、花草神社跡地の隣接、すぐ近くということになる。もちろん確定とは言えないが、有力候補には間違いない。

また、舟形板碑五輪塔、近辺に類似例がないか、四条墓地、桜井墓地、横小路墓地をまわり、古い石仏群を確認に行ったが、全く無かった。

地蔵石仏や二尊石仏、一石五輪塔は多く見られるが、五輪塔を彫ったものはなく、やはり珍しいもので、奈良側からの影響であるのではないかと考えられる。

今回の西光寺跡候補地からそんなに離れていない場所から見つかったものであり、南北朝時代の武将のお墓の可能性も更に高まることになる。

引き続き調査していきたい。



西光寺跡、専門官の見解では、Dのやや上方ではないかとのことであった。確かに根拠はある。舟形板碑五輪塔が出てきたと言われていたところも、その北側少し上方である。西光寺境内にあった舟形板碑五輪塔という可能性も出てくる。

更に現地調査をして、場所を特定したい。




岩瀧滝行場・滝の様子・岩瀧山滝行体験について(往生院六萬寺)

2024年06月26日 | ブログ
岩瀧滝行場の整備。草刈。

完全自然任せのため、やはりこの梅雨の時期が一番の水量となります。

ここのところ滝行の申し込みがありませんが、今なら良い修行となります。ただ、当日の天気次第(雨天中止)にもなります。

岩瀧山滝行体験について(往生院六萬寺)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/88153125.html






字・花草谷にて舟形板碑五輪塔を確認 南北朝時代・四條縄手の合戦での戦没武将のお墓である可能性も 近くには神宮寺小太郎の首塚も伝わる 2024年6月24日

2024年06月24日 | ブログ
お勤めのシーンが、いつも長くそのままアップしていたのを短くにカット編集しました。

この舟形板碑五輪塔。すぐに史跡指定されるぐらいの古さであるかもしれない。

経緯の話を伺って、いずれにしても畑の耕作の際に出てきたということは、そこのあたりは村墓地(代々管理される)というわけではなく、戦没者をそのままそこで祀ったお墓であった可能性が極めて高くなる。

もちろん、南北朝時代・四條縄手の戦いの古戦場地であったわけであるため、楠木家一族の誰かのお墓である可能性も当然にあることになる。

近くには神宮寺小太郎の首塚も伝わってある。これは更に西光寺跡地と共に、関連石碑についても調査を鋭意に進めなければならない。

字・花草谷にて舟形板碑五輪塔を確認 南北朝時代・四條縄手の合戦での戦没武将のお墓である可能性も 近くには神宮寺小太郎の首塚も伝わる 2024年6月24日
https://youtu.be/G-Kyij2sztQ?feature=shared


字・花草谷にて舟形板碑五輪塔を確認・四條縄手の合戦での武将のお墓である可能性も

2024年06月24日 | ブログ
驚いた。お地蔵さんではなく、これは舟形板碑五輪塔である。

鎌倉〜南北朝時代に遡るであろうか。

管理者の方の話によれば、明治生まれの祖父が、すぐそばの畑を耕作した際に出てきたものらしい。

四條縄手の合戦での武将のお墓である可能性ももちろんある。

神宮寺小太郎の首塚と伝わってある石のある花草神社跡地もすぐ近くだ。

楠木正行、正時、和田賢秀、楠木家一族の誰かのお墓であった可能性も出てくる。

また、更にいくつか同様の石碑も出てきてあったとも。まだこのそばに埋もれてあるようだ。この近くに水鉢のようなものもいくつか確認できた。

ただ、この場所は予想していた山畑4号墳周囲ではなかった。西光寺跡地についても再考の余地が出てきたことになる。

のちほどに動画をあげたい。


みんな頑張れとか、みんな一緒でいいとか、みんな大丈夫とか、何ら気休め、解決にもならないようなフレーズ、思想

2024年06月24日 | ブログ
みんな頑張れとか、みんな一緒でいいとか、みんな大丈夫とか、何ら気休め、解決にもならないようなフレーズ、思想は、ある時期に流行することが一定に人間社会において確かにある。

仏教でも、救いや空のあり方についても、同じように煙に巻くような考え方が流行することがあるもので、これに対しての修正として、サムイェ宗論が行われた例など、同じような宗論は、時代を経ても大小散見されることとなるのであります。

かつて日本でも、いや、ほんの近現代においてさえも一時流行した悪取空見が、またも顔を覗かせ出したと言えるのが、「新しい領解文」問題なのである。

明らかな誤謬があっても、いまだに取り下げ、撤回もされないのも異常だが、そのうちに異常事態に慣らされて、まあ、いいか、と済まされ出すのも恐ろしいことになるのである。

同じようなことは、また起こるべくして起こるでしょうが、この誤謬が生じるに至る背後にあるものについても、もっと目を向けてみるべきでしょう。


臨済宗の葬儀と来迎会との関係について

2024年06月23日 | ブログ
ご来迎の諸聖衆の主役は観音菩薩であり、観音さんが先頭となり亡くなられた方を浄土、阿弥陀如来のもとへと連れゆくことになりますが、その前に観音さんへと引き渡す代理として、諸聖衆を迎えるのが導師の役割となる。

入退場以外で観音帽子(もうす)を被るのが引導の時のみとなるのは、代理としての役割を許されるのは、本来、その時だけであるからである。(ずっと被ってられる例もあるが、引導以外では遠慮するのが本来の作法となる)

十仏名は、諸如来、諸聖衆により、浄土、悟りへの導き、資助を賜るために、往生咒は、阿弥陀如来の浄土へと無事に到達して往生されるようにとして来迎のために調えることとなる。

山頭念誦の阿彌陀佛名号念誦は引導法語の一字関と共に葬儀の要諦となる。

また、法炬(たいまつ)で円相後に中心にて描く種字梵字をキリークとしている。バクかアとされていることもあるようです。

とにかく来迎を全体的に意識して、葬儀での焼香も、特に雲程、浄土へと向け、たなびき送り出す雲の役割としての葬送の念をこめたいものとなります。

鎌倉時代〜室町時代にかけて、往生院では二十五菩薩お練り供養、来迎会が修されてあったことも、最近の調査、研究にていよいよ確実になったこともありますが(九條道家により東福寺末寺、臨済宗となる)、より来迎会に近いあり方で臨済宗の在家葬送が調えられることになったのも、当時の日本浄土教の来迎会や当麻曼荼羅などによる極楽誓願のあり方からも受容されやすかったと考えられるわけです。

もちろん、流入してきた宋代臨済宗は、大陸における浄土教と近接した関係性にあったことも大きいわけであります。禅浄一致思想ということです。

一方、同じ禅宗でも曹洞宗は、このあり方を大きく見直すことになり、浄土思想を葬儀から完全に排除することになったわけですが、これはほんの最近、近年になってからのことなのであります。


西光寺廃寺跡地か?

2024年06月20日 | ブログ
西光寺廃寺跡地と有力視しているところの土地を管理されている方から、年代不明な石仏について、改めてご連絡を頂いた。画像を見るとお地蔵さんかな。。かなり溶けてしまっているが・・相当に古そうだ。

これで、旧山畑墓地跡で間違いなく、いよいよ西光寺境内地と考えてもよいかも。

ならば、不明となっている「忠臣小楠之墓」の石碑所在確認に向けて更に一歩近づきそうだ。

葬儀が入り、すぐ確認に行けそうにはない。週明けになるかな。。


河内・浄土院 歴史表舞台デビューへ 大東市・アクロス歴史アカデミー講座2024.7.14「河内往生院の世界」にて

2024年06月19日 | ブログ
昨日は、考古学者の小林義孝先生と瓢箪山のカフェにて、来月7.14講座についての打ち合わせ。

軽い打ち合わせのはずが、気が付けば3時間も経っていた、、

互いに古代から中世にわたり、色々な説を論じ合う。。

歴史学は仏教学でもあると実感。先生の仏教知識に、仏教に詳しくないと歴史学も深く入れないのかもと何となく思った。

そういえば、昔は、学者ではなく、僧侶で郷土史家が多いのも何となく分かる気がした。

歴史と仏教は深い関係性にある。

浄土院の再発見、西光寺跡の探索も、仏教に詳しくなければ難しいと思われる。

西光寺も日想観に着目することで、いよいよ跡地調査も大詰めとなった。

万法蔵院跡もやはり日想観がキーワードと思われる。

30分の時間を頂いたので、往生院と浄土院の紹介、宗教的役割、当時の信仰についてお話できればと考えている。

https://www.youtube.com/watch?v=6-RUJyoIOv4