日記

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楠木正行公墓所・公刊物からの考察

2024年05月23日 | ブログ
楠木正行公の往生院胴塚墓所、上四条西光寺跡墓所、四條畷雁屋南墓所、公刊されているものからの歴史認識としては、上四条の河内鑑名所記が、今のところ一番古いことになる。

次に大日本史、そして、和漢三才図会、諸州巡覧記となる。

編纂時、あるいは調査時、見聞から考えても、河内鑑名所記が一番古くなる。次に、大日本史と諸州巡覧記は同時期ぐらいになるだろうか。

政府(幕府)公刊としての考証からは、やはり大日本史となる。

もちろん、往生院における鷹司信房公による墓所整備が、1650年代であるため、その際に墓所としての認識に至る何らかの文献が、その前にはあったと考えられる。

それは、大日本史編纂でも参考とした資料であったと思われる。彰考館による南朝関係資料の徹底調査においてで。もしかしたら、彰考館に残ってあるのかも。空襲でほとんど焼けてしまっているようだが、、

その資料の発見についても留意しておきたいところです。


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