今日は晴れとなり、爽やかな日和となりましたね。
終日寺院勤務
寺務・墓苑枯れた仏花抜き・墓苑ゴミ収集・般若札づくり・清掃などして過ごす。
いよいよ年の瀬も近づきつつあり、般若札づくりも開始しました。
落ち葉掃除実況 柿(了)→桜(了)→銀杏(黄葉、落葉凄まじく)→モミジ(紅葉開始)→クヌギ・コナラ(黄葉・落葉開始)
「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/
下記問いに回答させて頂きました。
問い「三性説と唯識と中観 六十頌如理論について」
http://hasunoha.jp/questions/2482
【ご質問内容】
龍樹の著作とされるこの本の中には、龍樹が「識」の作用を認めている様な節があり、唯識に類似した考えがあります。(34頌)
しかし、世俗に於いて自相を認めざるを得ない唯識思想と、
世俗に於いても自相を認めない龍樹の正統な中観思想(ゲルク派)は相容れない物だと認識しております。
ここの龍樹の記述は一体どういう事なのでしょうか?
それとも本来「三性説」と「唯識」は独立していた、と云う事と関係が有るのでしょうか?
【拙回答】
如来・覚者の善巧方便の目的について
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「元素など説かれているものは(すべて)意識に集約される。それを知ることによってなくなるから、誤って考えられているものでないのか。」(六十頌如理論・三十四頌)
本頌では、本章十一『「すべては存在する」と説くのはなぜか』の全体の意図するところから、本頌についても如来・覚者の善巧方便の目的として説かれているものの一つの例として考えると良いのではないかと存じます。
如来・覚者は、必要に応じて、つまり、その者の機根に応じて、中観も説けば、唯識も説くということでございます。但し、目指すべきところは勝義・涅槃・悟りへのいざないとなります。
この章の理解と致しましては、中論の「観法品」(第十八・第六偈)『もろもろの仏は「我〔が有る〕」とも仮説し、「我が無い(無我である)」とも説き、「いかなる我も無く、無我も無い」とも説いている。』、あるいは、「観法品」(第十八・第八偈)『一切は真実(そのようにある)である」、「一切は真実ではない」、「一切は真実であって且つ真実ではない」、「一切は真実であるのではなく且つ真実ではないのでもない」。これが、もろもろの仏の教説である。』というところにおける龍樹大師が意図されていることの理解が大切になるのではないかと存じております。
勝義・涅槃・悟りへのいざないというものは、何も中観帰謬論証派の教えだけとか、あるいは密教だけとかというものではないということでごさいます。どうしても私たちは優劣上下で物事を考えてしまい、最高最上のものを求めてしまいがちになりますが、その教えが合うか合わないかは、悟りへと向けてのそれぞれの機根次第となります。唯識の教えで悟れないということではなく、唯識の教えでも機根次第(悟りへ向けての因縁次第)では、それを機縁としてやがて悟れる者も当然にいるかもしれないということでございます。
補足として、龍樹大師は、識の働きや作用など、縁起的なあり方まで否定されているわけではなく、あくまでも対象も識の側も実体、自性、自相としての成立を否定されている次第でございます。
川口英俊 合掌
問い「唯識とゲルク派の結合」
http://hasunoha.jp/questions/2495
【ご質問内容】
唯識とゲルク派の結合
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/postgraduate/database/1998/104.html
このサイトでは「チャンドラキールティは唯識学派の独自性を失わせる形で、阿頼耶識を便宜的に認めた」
と解説されてありますが、果たしてどういう事でしょうか。
そもそも阿頼耶識は空なる物でありますから、最初から中観思想に抵触しない筈だと思うのですが…。
中観帰謬論証派が阿頼耶識を受け入れられない理由とは何なのでしょうか?
世俗に於いて自相を認めるからでしょうか…。
上記のサイトでは「チャンドラキールティは阿頼耶識を便宜的に認めた」とありますが、
世俗に於いて自相を認めない帰謬論証派にとって、唯識説はどの様な形で認められる物なのでしょうか?
【拙回答】
便宜的・方便的なものとして
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「チャンドラキールティの中観思想」(岸根敏幸先生)
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/postgraduate/database/1998/104.html
4.唯識思想批判
(2)チャンドラキールティは,アーラヤ識の想定を不要と主張するが,その存在を便宜的に認める.ただし,それは真実としてアーラヤ識を説く唯識学派の主張とは異なり,唯識学派の独自性を失わせた形でである.
・・
チャンドラキールティ大師・入中論(6-43)・入中論自註(73.F13)を参考に致しますと、確かに、便宜的に認められているように存じます。
但し、それは深遠なる真実義である「空性」への理解のための、まさに「便宜的なもの」としてでございます。
自註の中では、「物事一切の本質に導入するために他ならない空性をアーラヤ識という言葉で教え示したと理解すべきである。」とも解説なされており、チャンドラキールティ大師は、アラーヤ識を唯識派の捉えているようなものとしてではなく、「空性」を示唆するものとして独自の解釈を阿頼耶識に与えていると考えることができます。
また、入中論(6-44)において、「「アーラヤはある。プドガラは存在する。ただこれら蘊のみが有る」というこの教えは、以上のような非常に甚深な意義が分からない者への教え。」とありますように、方便として説かれている教えであるとして、阿頼耶識も一応は認めていると考えるのが妥当であるかと存じます。
川口英俊 合掌
東日本大震災を機縁として立ち上がりました「hasunoha」に参画できましたこと、誠に感謝致しております。微力ながらにも一つ一つ少しずつでもお役に立てれる善行・功徳となりましたら、亡くなられました皆様への追善供養として回向申し上げたくに存じております。合掌
これまでの悟りに関連するご質問の拙回答アーカイブ
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_443680.html
hasunoha・拙回答まとめ集
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/
hasunoha・拙生紹介ページ
http://hasunoha.jp/users/16
hasunoha・拙寺紹介ページ
http://hasunoha.jp/temples/6
・・
ガンデン・ガチュー、ツォンカパ大師の寂滅の日に、ゲルク派版「チベット死者の書」をようやく読了。
やはり、ニンマ派版の「チベット死者の書」(バルドゥ・トェ・ドル)とはかなり違いましたね・・正直、ニンマ派バージョンは、もう二度目の読解は無いように存じます・・
次に、以前購入致して棚に眠らせてしまっておりました「チベットの死の修行」を読み進めることと致します。
チベットの「死の修行」
「チベットの死者の書」一読了感・・
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52206171.html
・・
呪殺祈祷僧団再結成への懸念考察からのゾクチェン再考は、途切れ途切れながらにも少しずつ続けさせて頂いております。
ボン教のゾクチェンの教え「智恵のエッセンス」読了。
「智慧のエッセンス」ボン教のゾクチェンの教え 春秋社
・・
呪殺祈祷僧団の復活に対しての懸念の考察から、派生的に「ゾクチェン」の再考を進めていく中で、「ゾクチェン」と「マインドフルネス」、「仏教3.0」における思想的奇妙な一致について、いくつか考えるところがあります。釈尊八万四千法門、善巧方便の根源についての重大事項に関わってくる問題でもあるため、正直、これ以上の考察は保留せざるを得ないところとなってございます・・
少しだけ拙FBコメント追記・・バージョンアップ・アップデートの必要性については色々と恣意的・独善的な上下・優劣等の問題があるかと存じますが、別のコメントとして『・・「ゾクチェン」・「マインドフルネス」・「仏教3.0」の根っこにあるものは、実は非常によく似ています。そのため、それぞれの弊害もよく似ており、しいては、セクト化によっての弊害もよく似ています。とにかく「マインドフルネス」・「仏教3.0」も当初思っていたよりか全然盛り上がっていないのも、ある意味でしかるべきかな・・と思うところもございます。・・』と述べさせて頂いておりますが、実は、「ゾクチェン」・「マインドフルネス」、そして「仏教3.0」も修行の否定と誤解されてしまいかねない思想的背景も誠によく似ています。誤解によるセクト化や修行否定による堕落という弊害を避けるためにも、今一度深奥のところを考察していかないといけないかと存じております。/拙生的には、修行の否定(しているという誤解)については、浄土真宗に対してのその誤解とも似ているところがあるような気は致しております。誤解により仏道(の基本となる四聖諦)そのものを破壊してしまう懸念があるだけにそれぞれ厄介であると考えております。問題は真俗二諦の解釈(の誤解)によるところにあるのではないかと存じております。
・・
ゾクチェンについては再考を継続しております。正直、ある程度の答えは出ているのですが、誤解を招きかねないため躊躇致しております。
リクパ・光明・原初的叡知(イェシェ・原初の智慧)については、以前より随分と理解が深まって参りました。
「ゾクチェン」再考中・1
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/9e4f73fe356e845d9d76c923bae8fac7
・・
泉屋さん12/13・14 【終活セミナー・「お葬式の知恵袋」(なぜお葬式をするの?)】ご案内
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/51423c2214150f33d98968a887199550
講師を務めさせて頂くこととなっております。ご興味のございます方は、是非、お申込み下さいませ。
・・
佐々井秀嶺師 CROSS hasunohaご報告「佐々井秀嶺師ご法話・質疑応答の要旨について」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c2f4432afb312e76387fde494ac6f178
「お坊さん×IT」!【hasunoha】代表の堀下氏にプラットフォーム運営について聞いてみました
http://www.m-hand.com/hirumeshimae/web-encycropedia/hasunoha/
運営者によるhasunoha(ハスノハ) blog
http://taka.hasunoha-blog.info
・・
大阪府知事選挙・大阪市長選挙の結果雑感・・
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52205800.html
・・
「維新の党、分裂騒動の醜態についての雑感・・2」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52203627.html
「維新の党、分裂騒動の醜態についての雑感・・1」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52203465.html
・・
「2015.9.27 東大阪市・市長選挙・市議会議員選挙」の結果を振り返って(謝罪含む・・)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/5e9c83ab98b1b5b319fb3688167c4a6f
追悼「塩川正十郎先生との想い出・・」(2015.9.24)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/9414bc58e96d41a9090542e076524486
「今秋の東大阪市・市長選挙・市議会議員選挙についての雑感」2015.8.27
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/4451ba3c2b7a73019388332e06b0a424
「9/27 東大阪市・市議会議員選挙について」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c498421ab72ce533489194f6e09b9cc7
・・
拙考「仏教と政治」について(2015.4.24)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52190445.html
「呪殺祈祷僧団復活に対しての懸念について・7・最終」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/9bb187338f5bd4b6b01674157b908136
・・
「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。」(法句経・5偈)
「テロで妻を失ったレリスさんのメッセージ和訳全文」
http://www.asahi.com/articles/ASHCM73BSHCMUHBI033.html?ref=yahoo
金曜の夜、君たちは素晴らしい人の命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だった。でも君たちを憎むつもりはない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは、神の名において無差別な殺戮(さつりく)をした。もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷となっているだろう。
だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。だが君たちの負けだ。(私という)プレーヤーはまだここにいる。
今朝、ついに妻と再会した。何日も待ち続けた末に。彼女は金曜の夜に出かけた時のまま、そして私が恋に落ちた12年以上前と同じように美しかった。もちろん悲しみに打ちのめされている。君たちの小さな勝利を認めよう。でもそれはごくわずかな時間だけだ。妻はいつも私たちとともにあり、再び巡り合うだろう。君たちが決してたどり着けない自由な魂たちの天国で。
私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。そして君たちのために割く時間はこれ以上ない。昼寝から目覚めたメルビルのところに行かなければいけない。彼は生後17カ月で、いつものようにおやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが君たちを辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。
「君たちに憎しみあげない」テロ遺族FB文章に共感の輪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000055-asahi-int
どうか、レリスさん、メルビルくんに幸あらんことを。エレンさんに、神の御加護のあらんことを。合掌
・・
『ダライラマ、パリ同時多発テロでコメント「神に祈っても問題は解決しない」』
http://www.businessnewsline.com/news/201511182019260000.html
「ダライラマ、パリのテロについて語る」石濱裕美子先生ブログ
http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-768.html
石濱裕美子先生によります、パリ同時多発テロに際してのダライ・ラマ法王猊下様のお考えについての和訳と解説。
誠に、祈りだけではなく、一人一人の善き動機に基づいた、善き行動が大切となります。法王様に敬礼申し上げます。合掌
・・
四方僧伽さんの会員として些少ながらご支援させて頂きました「仏陀バンク」、この5月に説明会へとお伺いさせて頂きました。仏教精神を活かしての、その活動の意義、志、実績、誠に素晴らしいものがございます。是非、説明会、ご参加、そしてご支援下さいませ。。11/27、大阪開催、11/29、名古屋開催。詳細は四方僧伽さんのサイト、またはFacebookページでご確認下さいませ。
2015.5.30・NGO「四方僧伽」「仏陀バンク説明会」参加報告
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52193200.html
四方僧伽・バングラデシュのキセキ ~菩提樹の種「仏陀バンク」~ @大阪・名古屋
http://goo.gl/Hx5oc8
四方僧伽サイト
http://catuddisa-sangha.org/
四方僧伽フェイスブックページ
https://goo.gl/qfNHDU
・・
パリ同時多発テロ・・痛ましい限りでございます・・犠牲者の皆様のご冥福を心から祈念申し上げます。
フェイスブックのプロフィール画像のトリコロール透過についての賛否両論が多く見られており、議論することは誠に大切なことであると存じております。
パリ同時多発テロ、誠にこのような非道は断固として許されるべきことではありません。また、報復による負の連鎖が更なる悲劇へと繋がらないように、平和的解決へと向かうよう、日本も含めての国際社会の協力が必要となります。
拙生と致しましては、イスラム教があのような非道を説くような教えでは無いことの確認として、下記のコーランの一節と共に、
「人を殺した者、地上で悪を働いたという理由もなく人を殺す者は、全人類を殺したのと同じである。人の生命を救う者は、全人類の生命を救ったのと同じである。」(クルアーン5章32節)
安全保障関連法成立の際における拙見解において引用させて頂きました、下記の内容も今一度しっかりと見直しておきたいと存じております。
「平和のための犠牲」という虚妄 積極的平和主義と戦没者
http://gendainoriron.jp/vol.05/rostrum/ro03.php
筑波大学非常勤講師・今井勇氏
以下抜粋・・
『・・戦地に派遣される兵士に犠牲者が生じた場合、「国のため」の「尊い犠牲」とされることは当然のことながら、国内外でテロ犠牲者が発生した場合でさえも、上記における一般戦災犠牲者の枠組みで「国のため」の「尊い犠牲」として評価され得るためである。そして、「国のため」の「尊い犠牲」は容易に「平和のため」の「尊い犠牲」に読み替えられ、テロ犠牲者でさえも日本の平和と繁栄の礎として感謝と尊敬の対象とされることになる。それは、テロの発生さえ積極的平和主義を推進する根拠となり得ることを意味するだけでなく、もはや兵士と一般市民の区別なく、すべての国民が日本の平和と繁栄のために負担と犠牲を強いられる可能性を明確に示しているといえよう。
その負担と犠牲を拒否することは、日本の平和と繁栄を望まない国賊として断罪されることを私たちは覚悟しなければならない。それほどまでに、現状における平和の乱用は新たな戦争を明確に想定するものであり、積極的平和主義における「平和への貢献」が、全ての国民に対して「国家への貢献」、さらには「尊い犠牲」を強いるものであることを理解しなければならないのである。 ・・』
・・
安全保障関連法成立・・
国のため、平和のため、安定のため、繁栄のため、世界のため、人類のためとは何かを今一度、真摯に問わなければならない・・
「平和のための犠牲」という虚妄 積極的平和主義と戦没者
http://gendainoriron.jp/vol.05/rostrum/ro03.php
筑波大学非常勤講師・今井勇氏
・・
時の権力者たちの利権や保身のために、都合のよい大義名分が立てられて、強引、傲慢に物事が進められることによって、国民がますます危地に立たされてしまうことになる・・またその一つの悪例とならないことを切に願っております・・
あれほどの犠牲を礎としての平和憲法も、アメリカの圧力、軍産複合体の圧力を前にして勝てない敗戦国の寂しさと虚しさ、世俗世界の愚かさ、あさましさ、卑しさ、醜さを思ふ戦後70年なり。合掌
「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c479dc1d59328df2708ba23499b4d92b
「デモ運動の次のステージについて」(2015.8.30)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/6d4ac5e08c6fccb99cb126af42e2be10
「アベ政治を許さない」デモ運動への違和感・2(2015.7.20)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52197923.html
・・
掃除の作務の合間には、RealPlayerのクラウドから保存してあるダライ・ラマ法王猊下様のご法話をiPhoneで拝聴しながらが誠に有り難いことでございます。
https://www.youtube.com/watch?v=gy946OHXbP0
https://www.youtube.com/watch?v=VZzenV0FLHo&list=UUQG1iEjZPBw9m4HSZgyVoUg&index=746
https://www.youtube.com/watch?v=xDZiMSE3z8Q&list=UUQG1iEjZPBw9m4HSZgyVoUg
その他参照・・
https://www.youtube.com/channel/UCooPHBUmXxxtXG3yhSSAkNg
http://www.dalailamajapanese.com/webcasts
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E
ダライ・ラマ法王猊下様ダラムサラ法話会(9/7~9/10)動画配信4本・日本語通訳バージョン
http://dalailamajapanese.com/webcasts
1日目 https://youtu.be/l5Uz2avpC7I
2日目 https://youtu.be/nksalnyWMqI
3日目 https://youtu.be/_aN-h8-WLfo
4日目 https://youtu.be/3oOuHj04EW8
「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327
ダライ・ラマ14世法王猊下様・公式サイト日本語版
http://www.dalailamajapanese.com/
ダライ・ラマ14世法王猊下様・Facebook日本版公式ページ
https://www.facebook.com/dalailamajapanese
ドキュメンタリー映画「ダライ・ラマ14世」
http://www.d14.jp/
2015.4.17「ダライ・ラマ法王猊下様のこと・・」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52189915.html
2015.4.13「ダライ・ラマ法王14世来日法話 般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」ご報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/3ac42f140aef2fb85956f1fcd45e1b13
2014.4.14 ダライ・ラマ法王猊下様によるチベット密教・胎蔵曼荼羅灌頂・ご報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/bc5c08f69d78bdda5c6cca62d17d87df
2013.11.19「空と縁起」に関する拙質問に対してのダライ・ラマ法王猊下様の御回答内容について
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/710b99c74854aebc871a6f75e28dde12
・・
勝義方便メモNo.11
http://togetter.com/li/827044
超宗派系一覧
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/ad8366ba25bc4f15de68c375bc313e0b
「拙理解仏教図式No.7」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/f11483ea1a2eb35ce5dcda72284b2bfa
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「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」平成27年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料
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「仏教の基本的な理解のために」平成27年3月・春彼岸施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/55ced9a1512c6ef6e095caa4fbe9eb8c
「死後について」平成26年9月・秋彼岸墓前回向 配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/46df9bb57071ef4f2b56161423dba66f
「お葬式について」平成26年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/0816eb5e788bf5ecfc8eed8e901b1a76
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」~チベット問題・焼身抗議を考える~
http://t.co/PwVvYWck
「焼身抗議」などで中国と戦うチベットの人々を追う、ドキュメンタリー映画『ルンタ』
http://lung-ta.net/
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川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞
http://paper.li/hide1125/1307742529
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問い「三性説と唯識と中観 六十頌如理論について」
http://hasunoha.jp/questions/2482
【ご質問内容】
龍樹の著作とされるこの本の中には、龍樹が「識」の作用を認めている様な節があり、唯識に類似した考えがあります。(34頌)
しかし、世俗に於いて自相を認めざるを得ない唯識思想と、
世俗に於いても自相を認めない龍樹の正統な中観思想(ゲルク派)は相容れない物だと認識しております。
ここの龍樹の記述は一体どういう事なのでしょうか?
それとも本来「三性説」と「唯識」は独立していた、と云う事と関係が有るのでしょうか?
【拙回答】
如来・覚者の善巧方便の目的について
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「元素など説かれているものは(すべて)意識に集約される。それを知ることによってなくなるから、誤って考えられているものでないのか。」(六十頌如理論・三十四頌)
本頌では、本章十一『「すべては存在する」と説くのはなぜか』の全体の意図するところから、本頌についても如来・覚者の善巧方便の目的として説かれているものの一つの例として考えると良いのではないかと存じます。
如来・覚者は、必要に応じて、つまり、その者の機根に応じて、中観も説けば、唯識も説くということでございます。但し、目指すべきところは勝義・涅槃・悟りへのいざないとなります。
この章の理解と致しましては、中論の「観法品」(第十八・第六偈)『もろもろの仏は「我〔が有る〕」とも仮説し、「我が無い(無我である)」とも説き、「いかなる我も無く、無我も無い」とも説いている。』、あるいは、「観法品」(第十八・第八偈)『一切は真実(そのようにある)である」、「一切は真実ではない」、「一切は真実であって且つ真実ではない」、「一切は真実であるのではなく且つ真実ではないのでもない」。これが、もろもろの仏の教説である。』というところにおける龍樹大師が意図されていることの理解が大切になるのではないかと存じております。
勝義・涅槃・悟りへのいざないというものは、何も中観帰謬論証派の教えだけとか、あるいは密教だけとかというものではないということでごさいます。どうしても私たちは優劣上下で物事を考えてしまい、最高最上のものを求めてしまいがちになりますが、その教えが合うか合わないかは、悟りへと向けてのそれぞれの機根次第となります。唯識の教えで悟れないということではなく、唯識の教えでも機根次第(悟りへ向けての因縁次第)では、それを機縁としてやがて悟れる者も当然にいるかもしれないということでございます。
補足として、龍樹大師は、識の働きや作用など、縁起的なあり方まで否定されているわけではなく、あくまでも対象も識の側も実体、自性、自相としての成立を否定されている次第でございます。
川口英俊 合掌
問い「唯識とゲルク派の結合」
http://hasunoha.jp/questions/2495
【ご質問内容】
唯識とゲルク派の結合
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/postgraduate/database/1998/104.html
このサイトでは「チャンドラキールティは唯識学派の独自性を失わせる形で、阿頼耶識を便宜的に認めた」
と解説されてありますが、果たしてどういう事でしょうか。
そもそも阿頼耶識は空なる物でありますから、最初から中観思想に抵触しない筈だと思うのですが…。
中観帰謬論証派が阿頼耶識を受け入れられない理由とは何なのでしょうか?
世俗に於いて自相を認めるからでしょうか…。
上記のサイトでは「チャンドラキールティは阿頼耶識を便宜的に認めた」とありますが、
世俗に於いて自相を認めない帰謬論証派にとって、唯識説はどの様な形で認められる物なのでしょうか?
【拙回答】
便宜的・方便的なものとして
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「チャンドラキールティの中観思想」(岸根敏幸先生)
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/postgraduate/database/1998/104.html
4.唯識思想批判
(2)チャンドラキールティは,アーラヤ識の想定を不要と主張するが,その存在を便宜的に認める.ただし,それは真実としてアーラヤ識を説く唯識学派の主張とは異なり,唯識学派の独自性を失わせた形でである.
・・
チャンドラキールティ大師・入中論(6-43)・入中論自註(73.F13)を参考に致しますと、確かに、便宜的に認められているように存じます。
但し、それは深遠なる真実義である「空性」への理解のための、まさに「便宜的なもの」としてでございます。
自註の中では、「物事一切の本質に導入するために他ならない空性をアーラヤ識という言葉で教え示したと理解すべきである。」とも解説なされており、チャンドラキールティ大師は、アラーヤ識を唯識派の捉えているようなものとしてではなく、「空性」を示唆するものとして独自の解釈を阿頼耶識に与えていると考えることができます。
また、入中論(6-44)において、「「アーラヤはある。プドガラは存在する。ただこれら蘊のみが有る」というこの教えは、以上のような非常に甚深な意義が分からない者への教え。」とありますように、方便として説かれている教えであるとして、阿頼耶識も一応は認めていると考えるのが妥当であるかと存じます。
川口英俊 合掌
東日本大震災を機縁として立ち上がりました「hasunoha」に参画できましたこと、誠に感謝致しております。微力ながらにも一つ一つ少しずつでもお役に立てれる善行・功徳となりましたら、亡くなられました皆様への追善供養として回向申し上げたくに存じております。合掌
これまでの悟りに関連するご質問の拙回答アーカイブ
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/cat_443680.html
hasunoha・拙回答まとめ集
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/
hasunoha・拙生紹介ページ
http://hasunoha.jp/users/16
hasunoha・拙寺紹介ページ
http://hasunoha.jp/temples/6
・・
ガンデン・ガチュー、ツォンカパ大師の寂滅の日に、ゲルク派版「チベット死者の書」をようやく読了。
やはり、ニンマ派版の「チベット死者の書」(バルドゥ・トェ・ドル)とはかなり違いましたね・・正直、ニンマ派バージョンは、もう二度目の読解は無いように存じます・・
次に、以前購入致して棚に眠らせてしまっておりました「チベットの死の修行」を読み進めることと致します。
チベットの「死の修行」
「チベットの死者の書」一読了感・・
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52206171.html
・・
呪殺祈祷僧団再結成への懸念考察からのゾクチェン再考は、途切れ途切れながらにも少しずつ続けさせて頂いております。
ボン教のゾクチェンの教え「智恵のエッセンス」読了。
「智慧のエッセンス」ボン教のゾクチェンの教え 春秋社
・・
呪殺祈祷僧団の復活に対しての懸念の考察から、派生的に「ゾクチェン」の再考を進めていく中で、「ゾクチェン」と「マインドフルネス」、「仏教3.0」における思想的奇妙な一致について、いくつか考えるところがあります。釈尊八万四千法門、善巧方便の根源についての重大事項に関わってくる問題でもあるため、正直、これ以上の考察は保留せざるを得ないところとなってございます・・
少しだけ拙FBコメント追記・・バージョンアップ・アップデートの必要性については色々と恣意的・独善的な上下・優劣等の問題があるかと存じますが、別のコメントとして『・・「ゾクチェン」・「マインドフルネス」・「仏教3.0」の根っこにあるものは、実は非常によく似ています。そのため、それぞれの弊害もよく似ており、しいては、セクト化によっての弊害もよく似ています。とにかく「マインドフルネス」・「仏教3.0」も当初思っていたよりか全然盛り上がっていないのも、ある意味でしかるべきかな・・と思うところもございます。・・』と述べさせて頂いておりますが、実は、「ゾクチェン」・「マインドフルネス」、そして「仏教3.0」も修行の否定と誤解されてしまいかねない思想的背景も誠によく似ています。誤解によるセクト化や修行否定による堕落という弊害を避けるためにも、今一度深奥のところを考察していかないといけないかと存じております。/拙生的には、修行の否定(しているという誤解)については、浄土真宗に対してのその誤解とも似ているところがあるような気は致しております。誤解により仏道(の基本となる四聖諦)そのものを破壊してしまう懸念があるだけにそれぞれ厄介であると考えております。問題は真俗二諦の解釈(の誤解)によるところにあるのではないかと存じております。
・・
ゾクチェンについては再考を継続しております。正直、ある程度の答えは出ているのですが、誤解を招きかねないため躊躇致しております。
リクパ・光明・原初的叡知(イェシェ・原初の智慧)については、以前より随分と理解が深まって参りました。
「ゾクチェン」再考中・1
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/9e4f73fe356e845d9d76c923bae8fac7
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泉屋さん12/13・14 【終活セミナー・「お葬式の知恵袋」(なぜお葬式をするの?)】ご案内
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/51423c2214150f33d98968a887199550
講師を務めさせて頂くこととなっております。ご興味のございます方は、是非、お申込み下さいませ。
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佐々井秀嶺師 CROSS hasunohaご報告「佐々井秀嶺師ご法話・質疑応答の要旨について」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c2f4432afb312e76387fde494ac6f178
「お坊さん×IT」!【hasunoha】代表の堀下氏にプラットフォーム運営について聞いてみました
http://www.m-hand.com/hirumeshimae/web-encycropedia/hasunoha/
運営者によるhasunoha(ハスノハ) blog
http://taka.hasunoha-blog.info
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大阪府知事選挙・大阪市長選挙の結果雑感・・
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52205800.html
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「維新の党、分裂騒動の醜態についての雑感・・2」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52203627.html
「維新の党、分裂騒動の醜態についての雑感・・1」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52203465.html
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「2015.9.27 東大阪市・市長選挙・市議会議員選挙」の結果を振り返って(謝罪含む・・)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/5e9c83ab98b1b5b319fb3688167c4a6f
追悼「塩川正十郎先生との想い出・・」(2015.9.24)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/9414bc58e96d41a9090542e076524486
「今秋の東大阪市・市長選挙・市議会議員選挙についての雑感」2015.8.27
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/4451ba3c2b7a73019388332e06b0a424
「9/27 東大阪市・市議会議員選挙について」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c498421ab72ce533489194f6e09b9cc7
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拙考「仏教と政治」について(2015.4.24)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52190445.html
「呪殺祈祷僧団復活に対しての懸念について・7・最終」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/9bb187338f5bd4b6b01674157b908136
・・
「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以ってしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。」(法句経・5偈)
「テロで妻を失ったレリスさんのメッセージ和訳全文」
http://www.asahi.com/articles/ASHCM73BSHCMUHBI033.html?ref=yahoo
金曜の夜、君たちは素晴らしい人の命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だった。でも君たちを憎むつもりはない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは、神の名において無差別な殺戮(さつりく)をした。もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷となっているだろう。
だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。だが君たちの負けだ。(私という)プレーヤーはまだここにいる。
今朝、ついに妻と再会した。何日も待ち続けた末に。彼女は金曜の夜に出かけた時のまま、そして私が恋に落ちた12年以上前と同じように美しかった。もちろん悲しみに打ちのめされている。君たちの小さな勝利を認めよう。でもそれはごくわずかな時間だけだ。妻はいつも私たちとともにあり、再び巡り合うだろう。君たちが決してたどり着けない自由な魂たちの天国で。
私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。そして君たちのために割く時間はこれ以上ない。昼寝から目覚めたメルビルのところに行かなければいけない。彼は生後17カ月で、いつものようにおやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが君たちを辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。
「君たちに憎しみあげない」テロ遺族FB文章に共感の輪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000055-asahi-int
どうか、レリスさん、メルビルくんに幸あらんことを。エレンさんに、神の御加護のあらんことを。合掌
・・
『ダライラマ、パリ同時多発テロでコメント「神に祈っても問題は解決しない」』
http://www.businessnewsline.com/news/201511182019260000.html
「ダライラマ、パリのテロについて語る」石濱裕美子先生ブログ
http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-768.html
石濱裕美子先生によります、パリ同時多発テロに際してのダライ・ラマ法王猊下様のお考えについての和訳と解説。
誠に、祈りだけではなく、一人一人の善き動機に基づいた、善き行動が大切となります。法王様に敬礼申し上げます。合掌
・・
四方僧伽さんの会員として些少ながらご支援させて頂きました「仏陀バンク」、この5月に説明会へとお伺いさせて頂きました。仏教精神を活かしての、その活動の意義、志、実績、誠に素晴らしいものがございます。是非、説明会、ご参加、そしてご支援下さいませ。。11/27、大阪開催、11/29、名古屋開催。詳細は四方僧伽さんのサイト、またはFacebookページでご確認下さいませ。
2015.5.30・NGO「四方僧伽」「仏陀バンク説明会」参加報告
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52193200.html
四方僧伽・バングラデシュのキセキ ~菩提樹の種「仏陀バンク」~ @大阪・名古屋
http://goo.gl/Hx5oc8
四方僧伽サイト
http://catuddisa-sangha.org/
四方僧伽フェイスブックページ
https://goo.gl/qfNHDU
・・
パリ同時多発テロ・・痛ましい限りでございます・・犠牲者の皆様のご冥福を心から祈念申し上げます。
フェイスブックのプロフィール画像のトリコロール透過についての賛否両論が多く見られており、議論することは誠に大切なことであると存じております。
パリ同時多発テロ、誠にこのような非道は断固として許されるべきことではありません。また、報復による負の連鎖が更なる悲劇へと繋がらないように、平和的解決へと向かうよう、日本も含めての国際社会の協力が必要となります。
拙生と致しましては、イスラム教があのような非道を説くような教えでは無いことの確認として、下記のコーランの一節と共に、
「人を殺した者、地上で悪を働いたという理由もなく人を殺す者は、全人類を殺したのと同じである。人の生命を救う者は、全人類の生命を救ったのと同じである。」(クルアーン5章32節)
安全保障関連法成立の際における拙見解において引用させて頂きました、下記の内容も今一度しっかりと見直しておきたいと存じております。
「平和のための犠牲」という虚妄 積極的平和主義と戦没者
http://gendainoriron.jp/vol.05/rostrum/ro03.php
筑波大学非常勤講師・今井勇氏
以下抜粋・・
『・・戦地に派遣される兵士に犠牲者が生じた場合、「国のため」の「尊い犠牲」とされることは当然のことながら、国内外でテロ犠牲者が発生した場合でさえも、上記における一般戦災犠牲者の枠組みで「国のため」の「尊い犠牲」として評価され得るためである。そして、「国のため」の「尊い犠牲」は容易に「平和のため」の「尊い犠牲」に読み替えられ、テロ犠牲者でさえも日本の平和と繁栄の礎として感謝と尊敬の対象とされることになる。それは、テロの発生さえ積極的平和主義を推進する根拠となり得ることを意味するだけでなく、もはや兵士と一般市民の区別なく、すべての国民が日本の平和と繁栄のために負担と犠牲を強いられる可能性を明確に示しているといえよう。
その負担と犠牲を拒否することは、日本の平和と繁栄を望まない国賊として断罪されることを私たちは覚悟しなければならない。それほどまでに、現状における平和の乱用は新たな戦争を明確に想定するものであり、積極的平和主義における「平和への貢献」が、全ての国民に対して「国家への貢献」、さらには「尊い犠牲」を強いるものであることを理解しなければならないのである。 ・・』
・・
安全保障関連法成立・・
国のため、平和のため、安定のため、繁栄のため、世界のため、人類のためとは何かを今一度、真摯に問わなければならない・・
「平和のための犠牲」という虚妄 積極的平和主義と戦没者
http://gendainoriron.jp/vol.05/rostrum/ro03.php
筑波大学非常勤講師・今井勇氏
・・
時の権力者たちの利権や保身のために、都合のよい大義名分が立てられて、強引、傲慢に物事が進められることによって、国民がますます危地に立たされてしまうことになる・・またその一つの悪例とならないことを切に願っております・・
あれほどの犠牲を礎としての平和憲法も、アメリカの圧力、軍産複合体の圧力を前にして勝てない敗戦国の寂しさと虚しさ、世俗世界の愚かさ、あさましさ、卑しさ、醜さを思ふ戦後70年なり。合掌
「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c479dc1d59328df2708ba23499b4d92b
「デモ運動の次のステージについて」(2015.8.30)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/6d4ac5e08c6fccb99cb126af42e2be10
「アベ政治を許さない」デモ運動への違和感・2(2015.7.20)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52197923.html
・・
掃除の作務の合間には、RealPlayerのクラウドから保存してあるダライ・ラマ法王猊下様のご法話をiPhoneで拝聴しながらが誠に有り難いことでございます。
https://www.youtube.com/watch?v=gy946OHXbP0
https://www.youtube.com/watch?v=VZzenV0FLHo&list=UUQG1iEjZPBw9m4HSZgyVoUg&index=746
https://www.youtube.com/watch?v=xDZiMSE3z8Q&list=UUQG1iEjZPBw9m4HSZgyVoUg
その他参照・・
https://www.youtube.com/channel/UCooPHBUmXxxtXG3yhSSAkNg
http://www.dalailamajapanese.com/webcasts
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E
ダライ・ラマ法王猊下様ダラムサラ法話会(9/7~9/10)動画配信4本・日本語通訳バージョン
http://dalailamajapanese.com/webcasts
1日目 https://youtu.be/l5Uz2avpC7I
2日目 https://youtu.be/nksalnyWMqI
3日目 https://youtu.be/_aN-h8-WLfo
4日目 https://youtu.be/3oOuHj04EW8
「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327
ダライ・ラマ14世法王猊下様・公式サイト日本語版
http://www.dalailamajapanese.com/
ダライ・ラマ14世法王猊下様・Facebook日本版公式ページ
https://www.facebook.com/dalailamajapanese
ドキュメンタリー映画「ダライ・ラマ14世」
http://www.d14.jp/
2015.4.17「ダライ・ラマ法王猊下様のこと・・」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52189915.html
2015.4.13「ダライ・ラマ法王14世来日法話 般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」ご報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/3ac42f140aef2fb85956f1fcd45e1b13
2014.4.14 ダライ・ラマ法王猊下様によるチベット密教・胎蔵曼荼羅灌頂・ご報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/bc5c08f69d78bdda5c6cca62d17d87df
2013.11.19「空と縁起」に関する拙質問に対してのダライ・ラマ法王猊下様の御回答内容について
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/710b99c74854aebc871a6f75e28dde12
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勝義方便メモNo.11
http://togetter.com/li/827044
超宗派系一覧
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/ad8366ba25bc4f15de68c375bc313e0b
「拙理解仏教図式No.7」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/f11483ea1a2eb35ce5dcda72284b2bfa
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「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」平成27年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/c479dc1d59328df2708ba23499b4d92b
「仏教の基本的な理解のために」平成27年3月・春彼岸施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/55ced9a1512c6ef6e095caa4fbe9eb8c
「死後について」平成26年9月・秋彼岸墓前回向 配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/46df9bb57071ef4f2b56161423dba66f
「お葬式について」平成26年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/0816eb5e788bf5ecfc8eed8e901b1a76
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」~チベット問題・焼身抗議を考える~
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「焼身抗議」などで中国と戦うチベットの人々を追う、ドキュメンタリー映画『ルンタ』
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