やっぱりさあ
1回
2回いや
3回は
季節にたけのこご飯を食べたいよね
生まれたばかりのその穂先のもったいなさとありがたさ
(マミさんご馳走様でした)
自転車で通りかかった玄関先に里芋とキャベツが並べて売られていた。
帰りにはなくなってるなと思ったからキャベツの代金120円を缶に(ちゃんと払いましたよと大きな音を立てて)投入。
三つあるんだけどお行儀よくきれいに葉を巻いたふたつより、なんというか葉っぱがばーんと破裂している一個が気になる。
一度戻しかけたけどやっぱりそれにした。
葉っぱをむいてはずす作業中もキャベツははち切れそうに破裂し続け、手で剥いてちぎってお料理をした。
ぱりっぱりで、芯までやわらかくて(芯はスティックサラダにした)すっごく美味しかったよ。
生きるしかない苦しみを生きる
息ができない狭いところを抜けて
少し心地が違うところにいる
どこかでいらなくなった部分がずるりと剥がれ落ちたのを頭のどこかで見た
ここもまた過ぎて行く
通り抜けていけるのは知っている
ただ
その後の私は今までの私ではない
どんな風になっているかは
わからない