お昼の後の講義の半ば、眠くなってきたみんなの間を通って小瓶くらいの大きさの容器が回ってきた。
昨日話してたやつ、ナッツ、甘いよ。
十円玉くらいの直径でぺらぺらに薄くスライスしてある木切れのような。
その断面には見覚えがある。
ハンバーグ作る時に削るやつ。
ナツメグ?
いや、違うよ。
ビートル?ナッツ。
一枚口に入れた。
とても香りがよいけどいつまでも溶けもせず喉に落ちてもいかず。
食べ物?
物理的には限りなく木片、食べ物として認識されないので口の中でもはもはして大騒ぎ。
後から内緒で口をゆすいだ(やっぱりどうも食べないらしい)
その後も丁子だのカルダモンだの、よくわからない朝顔の種子みたいなのが回ってきた。
ガムやミントよりいいにおい。
これは石灰?と一緒だと真っ赤になるとか歯が溶けるとか。
はあ、そうなんだ。
それは、檳榔樹。
びんろうじゅ
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